ステージ・マザー

ステージ・マザー

3.8    93分 | 2020年 | PG12

新たなる希望と友情を描くハートウォーミングな物語

普通の主婦がゲイバー再建に立ち上がり、偏見を乗り越え自分らしく生きる意味を見つめ直す秀作。

ステージ・マザー

ステージ・マザー

3.8 93分 | 2020年 | PG12

新たなる希望と友情を描くハートウォーミングな物語

普通の主婦がゲイバー再建に立ち上がり、偏見を乗り越え自分らしく生きる意味を見つめ直す秀作。

プレミアムスクリーン
配信期間: 2021年5月21日(金)~ 6月17日(木)

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保守的なテキサスの田舎町で夫と2人で暮らしていたメイベリンのもとにある日、絶縁状態だった息子リッキーの訃報が届く。両親にゲイであることを告白したリッキーは、互いに分かり合えないまま故郷を去り、サンフランシスコのゲイバーでドラァグクイーンとして活躍していた。ずっと夫に付き従ってきたメイベリンだったが、今度ばかりは夫の反対を押し切り、葬儀に参加するためサンフランシスコに向かう。そこで彼女は、息子が経営していたゲイバーを自分が相続したことを知る。しかも売り上げは右肩下がりで破綻寸前。メイベリンは戸惑いつつも、息子の遺した店と彼が愛した仲間たちを守るため、自ら再建に乗り出す決意をするのだったが…。

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映画レビュー

牛津厚信

PRO

温もりと肯定がいっぱい。子らと共に母が羽ばたく物語

牛津厚信さん | 2021年2月27日 | PCから投稿

何もズバ抜けた行動力があるわけではないし、巨大な力がみなぎっているわけでもない。だがこのママからはじわじわと愛情をもらえる。店に集うドラァグクイーンの中には親と縁を切ったも同然の者もいる。そんな彼/彼女らを、ママはしっかりと見つめ、我が子のように肯定してくれる。そうやってただ頷くだけで、子らはどれだけ心が満たされることか。これはひょんなことからバーの経営を担うことになる女性の物語。様々な要素は含んでいるものの、究極的には広い意味での「母と子の絆」がメインだ。自信なさげでかよわく見えるのに、実は芯が太く、度胸も座ったジャッキー・ウィーヴァーのマザーっぷりが気持ちいい。全編を彩るハーモニーやパフォーマンスも飽きさせない。吹けば飛ぶよな小さいバーだが、そこは己を表現できる掛け替えのないホームでもある。本当の自分。なりたかった自分。あるべき自分。誰もが探している。そしていつでも遅すぎることはない。

映画レビュー

牛津厚信

牛津厚信さん PRO
2021年2月27日 | PCから投稿

温もりと肯定がいっぱい。子らと共に母が羽ばたく物語

何もズバ抜けた行動力があるわけではないし、巨大な力がみなぎっているわけでもない。だがこのママからはじわじわと愛情をもらえる。店に集うドラァグクイーンの中には親と縁を切ったも同然の者もいる。そんな彼/彼女らを、ママはしっかりと見つめ、我が子のように肯定してくれる。そうやってただ頷くだけで、子らはどれだけ心が満たされることか。これはひょんなことからバーの経営を担うことになる女性の物語。様々な要素は含んでいるものの、究極的には広い意味での「母と子の絆」がメインだ。自信なさげでかよわく見えるのに、実は芯が太く、度胸も座ったジャッキー・ウィーヴァーのマザーっぷりが気持ちいい。全編を彩るハーモニーやパフォーマンスも飽きさせない。吹けば飛ぶよな小さいバーだが、そこは己を表現できる掛け替えのないホームでもある。本当の自分。なりたかった自分。あるべき自分。誰もが探している。そしていつでも遅すぎることはない。