Away

Away

3.4    74分 | 2019年 | G

アヌシーほか国際アニメーション映画祭で9冠達成!

ラトビアの新進クリエイターがたった一人ですべてを作り上げた、全編セリフ一切なしの全く新しいロードムービー。

Away

Away

3.4 74分 | 2019年 | G

アヌシーほか国際アニメーション映画祭で9冠達成!

ラトビアの新進クリエイターがたった一人ですべてを作り上げた、全編セリフ一切なしの全く新しいロードムービー。

プレミアムスクリーン
配信期間: 2021年6月4日(金)~ 7月1日(木)

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少年と小鳥がオートバイで島を駆け抜ける。黒い精霊から逃れ、家へと帰るために──。スケールの大きな、澄み渡る大気を描いたような作品。まるでゲームの世界のような美しい映像体験へと我々を誘う。ラトビアの弱冠25歳(当時)の新星ギンツ・ジルバロディスが3年半をかけ全て一人で作り上げた初長編CGアニメ-ション映画。 ※映像は、セリフの無い「オリジナル本編」となります。

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監督: ギンツ・ジルバロディス
製作: ギンツ・ジルバロディス
編集: ギンツ・ジルバロディス
英題:Away
ラトビア
(C)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.

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映画レビュー

牛津厚信

PRO

この手探り感と疾走感がクセになる

牛津厚信さん | 2020年12月27日 | PCから投稿

彼に何が起こったのかはまるで分からない。パラシュートにぶら下がった位置から始まるこの物語は、得体の知れない島で、一つ一つの手がかりと足場を確かめながら目的地を目指す奇妙なものだ。ある意味、ロールプレイング・ゲームのようであり、同時に生死の境目で魂が彷徨っているかのような気持ちにさせる。はたまた、深層心理における心の浄化作用を詩的かつ寓話的に紡ぎあげた物語としても受け止めうるのかも。そこに現れる、宮崎アニメのデイダラボッチやカオナシを思わせる黒い影は一体何なのか。この存在について説明や理由づけが一切ないところが潔い。セリフを排することで想像力はかえって刺激され、主人公の一挙手一投足や影に追われる感覚さえもがリアルに入り込んでくる。ラトビア人のクリエイターがほぼ一人で作り上げたというこの世界。彼と私たちが、言葉や文化を超えて”感覚”によって繋がりあっていることにひたすら感動を覚える一作だった。

映画レビュー

牛津厚信

牛津厚信さん PRO
2020年12月27日 | PCから投稿

この手探り感と疾走感がクセになる

彼に何が起こったのかはまるで分からない。パラシュートにぶら下がった位置から始まるこの物語は、得体の知れない島で、一つ一つの手がかりと足場を確かめながら目的地を目指す奇妙なものだ。ある意味、ロールプレイング・ゲームのようであり、同時に生死の境目で魂が彷徨っているかのような気持ちにさせる。はたまた、深層心理における心の浄化作用を詩的かつ寓話的に紡ぎあげた物語としても受け止めうるのかも。そこに現れる、宮崎アニメのデイダラボッチやカオナシを思わせる黒い影は一体何なのか。この存在について説明や理由づけが一切ないところが潔い。セリフを排することで想像力はかえって刺激され、主人公の一挙手一投足や影に追われる感覚さえもがリアルに入り込んでくる。ラトビア人のクリエイターがほぼ一人で作り上げたというこの世界。彼と私たちが、言葉や文化を超えて”感覚”によって繋がりあっていることにひたすら感動を覚える一作だった。