黒木華、加藤拓也監督「日曜のあと」に主演! ティザービジュアル&特報を初披露
2026年8月10日 08:00
©2026 映画「日曜のあと」製作委員会「わたし達はおとな」「ほつれる」の加藤拓也監督がメガホンをとり、黒木華が主演する映画「日曜のあと」が、11月20日から新宿ピカデリーほか全国公開が決定し、ティザービジュアルと特報が披露された。併せて、加藤監督、黒木、メインキャストの橋本淳、古舘寛治、吉田羊がコメントを寄せた。
本作は、「夫婦」という最も身近で、最も複雑な人間関係を描くドラマ。山と湖に囲まれたリゾートホテルで、不妊治療の末に子どもを授かった麻衣と洸一は、旅先でのひとときを楽しむつもりだった。翌日には麻衣の叔母である由美と哲也の夫婦も合流し、麻衣と洸一は叔母夫婦に妊娠を伝えようとしていたが、一転、二人は発表に慎重な様子を見せる。二人の間に置かれた言いづらい気持ちが月曜日に向かって段々と膨らんでいく――。
劇作家・演出家として活躍し、演劇と映画を行き来しながら、ゆるやかに交錯し合う世界観と表現を展開してきた加藤監督が向き合ったのは、これまでも描いてきた“夫婦”の関係。誰よりも親密な他人同士だからこそ、深く理解し合うことを求めれば求めるほど、見失ってしまう相手との距離。一見シンプルで平易な会話の行間に滲む棘、相手の話に重なる声、口にされなかった言葉が心の揺らぎを増幅させていくその演出は、人と人が共に生きていく上でどうしようもなくすれ違ってしまう感情を浮き彫りにする。
妊娠した妻の麻衣を黒木が演じ、夫である洸一を加藤の手がける舞台でたびたび主演を担ってきた橋本が務める。そして彼女たちの危機に立ち会う麻衣の伯母夫婦役を吉田羊と古舘寛治が担う。演劇畑と映画界をまたいで存在感を放つ実力派の4人が、緻密に構築された端正かつ危ういカルテットを奏でる。
©2026 映画「日曜のあと」製作委員会本作のメインのロケ地には洗練された建築デザインが特徴のホテルが全面的に使用されており、俗世間から隔離されたかのような舞台装置を存分に生かすだけでなく、湖や木々など映画ならではの自然のロケーションを取り込み、そこに身を置く登場人物たちの焦燥や孤独を映し出している。また、世界16の国と地域で1位、92カ国でトップ10入りを果たし、配信2週目でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)1位を獲得した、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(24)の原案を担当した俳優の今井隆文が、本作で初めて映画の企画・プロデュースを担当した。
ティザービジュアルは、ティザービジュアルは、スチールを木村和平、デザインを大島依提亜が担当している。どこか遠くを見つめる妻。その隣にいるはずの夫の気配だけが欠けている。妻の視線の先に配置された「近くて遠い、隣のあなた」というコピーとともに、夫婦であっても分かり合えない二人の距離感と、静かな空間の中に漂う、説明しきれない寂しさと余白。その感情を観る者に委ねるビジュアルに仕上がっている。
特報は、静かなプールや霧に包まれた湖、夜の集いなど、美しい非日常の風景を映し出す。その一方で、鏡越しに向き合う麻衣と洸一、荷物を手に立ち去る夫と、その場に一人残される妻――。穏やかに見える旅先の時間の中で、言葉にできない感情が二人の間に少しずつ積み重なり、夫婦の距離が静かに張り詰めていくことを予感させる映像となっている。
加藤監督、黒木、橋本、古舘、吉田のコメントは以下のとおり。
快適さと野生。いいとこ取りなど本当にできるのだろうか?私はできるだけ自然に寄っていたい。
そう、あのままもっとずっとカヤックで釣りをしていたかったのです(あ、カヤックは人工物だ汗)。
山あいのホテルに封じ込め
声にならない言葉たちを
カヤックのペダルでたきつける
男の心と肉体
その溝は埋まるのか
なんてことを考えながら
試写を観た
ぜひ映画館で
五感を研ぎ澄ませてご覧ください
©2026 映画「日曜のあと」製作委員会
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