「バービー」続編が暗礁に スターのギャラ交渉が難航
2026年8月3日 23:00

世界的な大ヒットとなった「バービー」の続編企画が、出演者のギャラをめぐる交渉が難航し、暗礁に乗り上げていると、英タイムズが報じた。
「バービー」は2023年に公開され、グレタ・ガーウィグ監督のもと、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが共演した。世界総興収は14億ドル(現在のレートで約2200億円)を超え、ワーナー・ブラザース史上最大のヒット作となった。ただ、当初はガーウィグ監督を招くために1作限りの契約が結ばれており、続編への出演や製作はあらかじめ約束されていなかった。そのため、監督もキャストも改めて一から交渉する必要に迫られている。
交渉の壁となっているのが、増額に難色を示すワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOだという。ケン役で助演男優賞候補にもなったゴズリングは、出演料を2000万ドル(約31億円)に引き上げるよう求めているとされる。スタジオ側は数カ月にわたって主要な出演者と交渉を続け、興収が一定の水準に達した場合の利益配分を提示しているという。
ワーナーの映画部門を統括する共同会長のマイケル・デ・ルカとパム・アブディは、交渉の存在を認める声明を出した。
「マテルとの権利契約は結んでおり、次の『バービー』を実現するために大型のオファーを重ねてきた。しかし、現時点で合意には至っていない」
ガーウィグ監督は、夫で共同脚本家のノア・バームバックとともに続編の構想を温めているが、契約がまとまるまではスタジオに明かさない考えだという。ワーナーが12月までに合意できなければ、「バービー」の映画化権は玩具メーカーのマテルに戻り、別の監督・キャスト・構想で一から作り直されることになる。
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