MEGUMI、佐藤二朗とのラブシーンは「邦画史上、最も汚い」と手応え【「名無し」公開記念舞台挨拶】
2026年5月23日 21:00

俳優の佐藤二朗が漫画原作・脚本・主演を務めた映画「名無し」の公開記念舞台挨拶が5月23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、佐藤をはじめ、共演する丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介、メガホンをとった城定秀夫(「悪い夏」)が登壇した。
過激なテーマと特殊な世界観ゆえに、お蔵入り寸前となっていた佐藤のオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒の作画によって漫画化された本作。右手で触れた物体が視界から消え、触れたものの命を奪うという数奇な運命を背負う“名無しの怪物”の希望と絶望を描くサイコサスペンスだ。

佐藤は身寄りも名前もなく、少年期に“山田太郎”と名付けられた主人公の連続殺人犯を演じた。
ほとんどセリフを発しない役どころは、第49回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞した「爆弾」で演じたスズキタゴサクとの対比だといい「あちらはしゃべりまくる役。両方とも“悪”なので、どう差別化するか考えて『あっ、しゃべらないのはどうだろう』と思い、脚本にも“……”を増やしたし、しゃべる機会が少なくて声帯が退化したという設定にした」と人物造形のこだわりを語っていた。

山田を止めるべく奔走する刑事・国枝役を務める佐々木は「皆さん、『二朗さん、また怖い役』っておっしゃるけど、俺は『今さら、何を言ってるの?』って(笑)。25年前から狂気をもった芝居をやってきたことを俺は知っているぞと。コメディもシリアスも同じ地平で演じる役者」だと、佐藤推しの“古参”をアピールしていた。

MEGUMIは、“太郎”と同じ児童養護施設で育った“山田花子”を演じ、劇中では佐藤とのラブシーンも。「二朗さんと『邦画史上、最も汚いラブシーンにしよう』と打ち合わせして。実際にSNSで『本当に汚かった』というご感想があって、私たちの願いが届いた」と手応えと示すと、佐藤は「美のカリスマがね」と恐縮していた。

“名前”にまつわるエピソード披露では、太郎の名付け親である巡査・照夫役の丸山が、現在のグループ名「SUPER EIGHT」への変更を振り返り「何日も(メンバー)5人でじっくり話し合った。グループの絆がもっと強くなった」としみじみ。MEGUMIは「いつまでMEGUMIのままでいいのか。60代、70代になってMEGUMIってちょっと……(笑)。気に入ってはいるが、前の事務所の社長が勝手につけたので」と話していた。
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