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「罪人たち」がアクター・アワードを制覇

2026年3月3日 20:30

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画像1(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema(R) is a registered trademark of Dolby Laboratories

第32回アクター・アワード(旧全米映画俳優組合賞)の授賞式が3月1日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催され、ライアン・クーグラー監督の「罪人たち」が作品賞にあたるアンサンブル賞と主演男優賞の2冠を達成した。アカデミー賞の最終投票が3月5日に締め切られるなか、賞レースの終盤に波乱が起きた形だ。

最大の番狂わせは主演男優賞だった。「罪人たち」で二役を演じたマイケル・B・ジョーダンが、「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」のティモシー・シャラメを破って受賞した。シャラメは「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」で昨年同賞を受賞しており、2年連続の受賞となればアクター・アワード史上初だったが、実現しなかった。シャラメは前週のBAFTA賞でも敗れており、ゴールデン・グローブ賞やクリティクス・チョイス賞を制してきた本命が2週連続で敗北したことで、アカデミー賞主演男優賞の行方は一気に混戦模様となった。

作品賞レースへの影響も注目される。ポール・トーマス・アンダーソン監督の「ワン・バトル・アフター・アナザー」は、前日のPGA賞を含む主要前哨戦をほぼ総なめにしており、依然として本命の座は揺るがない。しかし「罪人たち」がアクター・アワードでアンサンブル賞を獲得したことで、最終投票の締切直前に新たな流れが生まれた可能性がある。しかも両作品ともワーナー・ブラザース配給であり、同じスタジオの作品同士で票が割れる展開も考えられる。「罪人たち」はアカデミー賞史上最多となる16部門にノミネートされており、会員の間で幅広く鑑賞されていることも追い風となりそうだ。

その他の映画部門では、主演女優賞を「ハムネット」のジェシー・バックリーが受賞した。バックリーはクリティクス・チョイス賞、ゴールデン・グローブ賞、BAFTA賞に続く4冠目で、アカデミー賞でもほぼ確実と見られている。助演男優賞は「ワン・バトル・アフター・アナザー」のショーン・ペンが、助演女優賞は「WEAPONS ウェポンズ」のエイミー・マディガンがそれぞれ受賞した。

第98回アカデミー賞の最終投票は3月5日に締め切られ、授賞式は3月15日(いずれも現地時間)に開催される。

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