(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1994年生まれ。2009年、アミューズ全国オーディションで受賞し、芸能界入り。「仮面ライダーフォーゼ」(11)出演で注目を浴びる。1人2役を演じた「
キングダム 」(19)で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。NHK大河ドラマ「
青天を衝け 」(21)では主演に抜てきされた。
本作のメガホンを取った
李相日 監督が「喜久雄を演じるのは
吉沢亮 しかいない」と吉沢の出演を熱望し、本作への出演が実現。1年以上に及んだという稽古期間を経て撮影に臨んだ。
【役どころ】
長崎の任侠の一門に生まれ、父を抗争の末に亡くす。その後、上方歌舞伎の名門の長で看板役者・花井半二郎に芸の才能を買われ、単身で歌舞伎の世界へ。世襲の歌舞伎界の中で才能を武器に、稀代の女形として脚光を浴びていくのだが……。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1996年生まれ。雑誌「
ニコラ 」のメンズモデルを経て、TVドラマ「仮面ライダーフォーゼ」(11)で俳優デビューし、「
ジョーカーゲーム 」(12)で映画初出演。2024年に「
正体 」で第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。25年はNHK大河ドラマ「
べらぼう 蔦重栄華乃夢噺 」で、主人公の蔦屋重三郎役を務めた。
俊介役のキャスティングについて李監督は、「主役を務める吉沢くんと並び立つほどの存在感を持った俳優でなければならない」「一番キャスティングに悩んだ役」とし、「候補に挙がった役者の中から絞りに絞って、『流星のひたむきさやストイックな姿勢に、もう1度懸けてみよう』と、心中するような気持ちもありつつ、彼に白羽の矢を立てました」と映画公式サイトのインタビューで語っている。
【役どころ】
上方歌舞伎の名門の御曹司として生まれ、看板役者・花井半二郎を父に持つ。生まれながらに将来を約束され、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。喜久雄の親友・ライバルとして共に切磋琢磨していくが、喜久雄が才能を開花させていくにつれ、徐々に葛藤を抱き始める。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1991年生まれ。2005年、
山口百恵 トリビュートミュージカル「プレイバック part2 屋上の天使」の主演オーディションでグランプリを獲得し、13歳で女優デビューを果たす。07~12年までミュージカル劇「ピーターパン」で主演を務めるなど演劇界で活躍する一方で、TVドラマや映画にも出演。16年のNHK連続テレビ小説「
とと姉ちゃん 」でヒロインに抜てきされて大ブレイク。その後も話題作に続々と出演。
【役どころ】
喜久雄の幼馴染で恋人。喜久雄を追って自身も長崎から上阪し、ミナミのスナックで働きながら人気役者になっていく喜久雄と俊介をそばで見守る。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1972年生まれ。父は歌舞伎役者の尾上菊五郎、母は女優の
富司純子 、弟は歌舞伎役者の尾上菊之介。1989年、高校在学中にTVドラマ「詩城の旅人」で女優デビュー。
荒戸源次郎 監督の「
赤目四十八瀧心中未遂 」(03)で第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、同年の
廣木隆一 監督作「
ヴァイブレータ 」も国内外の映画祭や映画賞で注目を集めた。
若松孝二 監督の「
キャタピラー 」(10)ではベルリン国際映画祭で日本人として史上3人目、35年ぶりとなる銀熊賞(女優賞)を受賞している。
【役どころ】
半二郎の後妻。俊介の実の母親で、上方歌舞伎の名門を支える女房。初めは喜久雄を引き取ることに反発するが、喜久雄の役者としての才能に気づき、息子・俊介への愛情ゆえに苦悩する。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
歌舞伎役者・吾妻千五郎の娘。喜久雄のことを慕っている。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
喜久雄が京都の花街で出会う芸妓。まだ無名の喜久雄の、役者としての才能を予見し、人生を賭ける。
黒川想矢(左)と越山敬達(右) (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
少年時代の喜久雄。
2009年生まれ。保育園の時に新宿でスカウトされスターダストプロモーションに所属、キッズモデルとして活動を開始する。2020年のTVドラマ「FAKE MOTION 卓球の王将」で俳優として活動し始め、
斎藤工 がメガホンを取った映画「
スイート・マイホーム 」(23)でスクリーンデビュー。翌24年には「
ぼくのお日さま 」で映画初主演を果たすし、同作で第49回報知映画賞新人賞や第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞している。公開待機作に「
愚か者の身分 」(10月24日公開)。
【役どころ】
少年時代の俊也。
【役どころ】
立花組の組員で、少年時代の喜久雄の親友でありお守り役。あだ名は徳ちゃんで、年齢は喜久雄の2歳年上。本作では冒頭の長崎の料亭のシーンで、喜久雄とともに「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」、通称「関の扉」を披露している。原作では、喜久雄を長年に渡って陰日向に支える人気キャラクター。
嶋田久作(右)と三浦貴大(左) (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
歌舞伎の興行を手掛ける三友の社長。喜久雄と俊介を若い頃から見込んで、様々な大舞台を用意する。
【役どころ】
歌舞伎の興行を手掛ける三友の社員。世襲の歌舞伎に対して、冷ややかな態度をとる。
永瀬正敏(右)と宮澤エマ(左) (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
喜久雄の父親で長崎・立花組組長。組同士の抗争によって命を落とす。
1988年生まれ。母方の祖父は第78代内閣総理大臣の宮澤喜一、父はアメリカ人で元駐日アメリカ合衆国首席公使のクリストファー・ラフルアーという一家に生まれ、幼稚園の年少から年長まで父親の仕事の関係でアメリカに住んでいた。米カリフォルニア州の大学卒業後、2012年に芸能界入り。
その後、宮本亜門からミュージカルのオーディションに声を掛けられ、演技の世界に足を踏み入れ、ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング それでも僕らは前へ進む」(13)で初舞台。2018年に「いつかこの雨がやむ日まで」でTVドラマ初出演し、翌19年には映画「
記憶にございません! 」でスクリーンデビューを果たす。近年の主な出演作に、NHK大河ドラマ「
鎌倉殿の13人 」(22)「
スオミの話をしよう 」(24)NHK大河ドラマ「
豊臣兄弟 」(25)など。
【役どころ】
長崎・立花組組長の権五郎の後妻。血は繋がっていないが、若き日の喜久雄を育てる。
■中村鴈治郎/吾妻千五郎
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1959年生まれ。父は人間
国宝 ・四代目坂田藤十郎を父に、元タカラジェンヌで、後に政治家に転身した
扇千景 を母に持つ。1967年歌舞伎座にて「紅梅曾我」の一萬丸で
中村智 太郎を名乗り初舞台。「廓文章 吉田屋」の藤屋伊左衛門、「恋飛脚大和往来 封印切」の亀屋忠兵衛を当たり役とし、2015年に4代目中村鴈治郎を襲名、2019年には紫綬褒章を授与された。原作者・
吉田修一 氏が「
国宝 」を執筆するにあたり血肉とした3年間の黒衣経験も、
中村鴈治郎(4代目) の元で培われたものだった。
【役どころ】
上方歌舞伎の名門・富士見屋の当主で、彰子の父。スキャンダルで騒がれた喜久雄に同情して優しくアドバイスをするが、娘・彰子が喜久雄に恋心を抱いていることを知り、娘を使って成り上がろうとする喜久雄に対して厳しくあたる。
本作においては、歌舞伎指導も担当。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 1945年生まれ。世界的な前衛舞踏家。クラッシックバレエとモダンダンスを学び、暗黒舞踏の創始者である
土方巽 を師と仰ぐ。60年代にモダンダンサーとして活動を始めるが、従来のダンス界に反発し、独自の活動を展開。78年、仏パリの秋の芸術祭で海外デビューを果たして以降、世界各地でも発表を行う。舞踏、オペラ、演劇、美術展で振り付けや演出、出演をこなすほか、ジャンルを超えた多岐に渡る表現活動で芸術家だけでなく学者にも影響を与える。2002年に
山田洋次 監督の「たそがれ清平衛」で初めて映像作品に出演し、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞と新人俳優賞を受賞。1990年には、仏政府芸術文化勲章シュバリエを受章している。近年の出演作品に「
名付けようのない踊り 」(22)「
PERFECT DAYS 」(23)など。公開待機作に「
祖谷物語 おくのひと 」(1月30日公開)。
【役どころ】
当代一の女形であり、人間
国宝 の歌舞伎役者。若い頃の喜久雄と俊介に出会い、2人の役者人生に大きく関わっていく。
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
上方歌舞伎の名門の当主で看板役者。逸早く喜久雄の女形としての才能を見出し、抗争で父親を亡くした喜久雄を引き取る。息子の俊介同様に歌舞伎役者として育てながら、自身も役者としての地位を確立することを志す。
写真中央が芹澤興人 (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会 【役どころ】
俊介と喜久雄を見守ってきた丹波屋の手代。原作では、年老いてなお丹波屋の人々のために尽くす源吉と、彼を愛する人々の描写があり、胸を打つ。