モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険

劇場公開日:2026年8月14日

解説・あらすじ

世界中で広く愛される絵本「ひととまねこざる」(おさるのジョージ)シリーズを生み出したハンス&マーグレット・レイ夫妻のドキュメンタリー。

ドイツのハンブルグ出身で、パリで暮らしながら児童向けの本を作っていたハンスとマーガレットは、そこで後のベストセラー「ひとまねこざる」の主人公となるキャラクター、おさるのジョージを生み出した。やがて第2次世界大戦が始まり、ユダヤ人である2人は、ナチスドイツの侵攻を受けたパリから自転車で脱出。その時も「ひとまねこざる」の原画を手放さなかった。戦後はニューヨークで執筆活動を続け、ジョージというキャラクターを生涯守り続けた夫妻の波乱万丈の人生を、膨大なアーカイブ映像や貴重な原画などの資料に、手書きのアニメーションも交えて描き出した。

「小学校 それは小さな社会」「甲子園 フィールド・オブ・ドリームス」などで国内外で高い評価を受ける山崎エマが2017年に手がけた長編初監督作。2018年に、新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」にて劇場公開。2026年には、河合優実のナレーションによる日本語吹き替え版が公開。

2017年製作/82分/G/アメリカ
原題または英題:Monkey Business: The Adventures of Curious George's Creators
配給:シネリック・クリエイティブ、エスパース・サロウ
劇場公開日:2026年8月14日

その他の公開日:2018年7月16日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0 ジョージは ハンスやマーガレットの分身

2026年8月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

ドキドキ

山崎エマ監督が2018年に米国でつくった映画を、日本語吹替版(ナレーション:河合優実)として日本で再上映した作品。

山崎エマ監督は、父がイギリス人·母が日本人で、
大阪の公立小、神戸のインターナショナルスクール、大学は米のニューヨーク大学という経歴を持っており、
この映画は人生をかけてつくったという、いわくつきの作品。
それだけに気合が入っている。

アメリカのみならず日本でも人気のある「おさるのジョージ」等を創ったハンスとマーガレットの夫妻は、
実は共にドイツのハンブルク出身のユダヤ人で、「Curios George」を創作し、パリに1940年6月12日までいたが、
周囲がきな臭くなり、ハンスが自転車2台を組み立てて
マーガレットと自転車でパリを脱出。その日の数時間後にパリはナチスにより陥落したから、間一髪であったと言えよう。
何気なく自転車に乗る2人の姿があちこちに書いてあるが、
映画を見終わったあとで見ると、こう自転車で逃げ出したお陰で2人の人生が輝いたことが分かる。
もしここで拘束されていたら、ホロコーストの犠牲となっていた可能性が極めて高く
「ジョージ」らはこれほど知られなかっただろう。

自転車でパリを出て、列車を乗り継ぎ、ポルトガルのリスボンへ。
そこからブラジル(ハンス&マーガレットは以前ブラジルにいた)に船で渡り、ピザを取得し
同年10月14日にはニューヨークに到着。
ニューヨークの自由の女神が写ったときは感動した。
以下の活躍は、言うまでもない。

思うに、ジョージは
ハンスやマーガレットの分身ではなかったか。狭い動物園などを飛び出して、好奇心旺盛で、自由に知恵を使って、いきいきと生きる。
二人のことを語る時、
ハンスは温厚
マーガレットは威圧的
と必ず言われるから
よほどマーガレットは威圧的だったんだろう(笑)
でも夫婦で性格が正反対
というのはよくある話。

ハンスの身体が衰弱し、階段の昇降も厳しくなって、
自宅の階段に、壁の手摺伝いに電動昇降機をつくりマーガレットが試しに乗ってみた時に
ふと2人が初めて出会ったのは
やはり2階から
階段の手摺を伝ってマーガレットが滑り降りてきた時ということが
思い出されて印象的だった。

山崎エマ監督も、この映画を通して
自分が生まれ育った所以外で生きる、という共通点があって
更に力の入った作品になったに違いない。

河合優実さんのナレーションも、同じく監督の力の入りように感化されたか
普段よりもメリハリがついていたように感じた。

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にっく

3.0 山崎エマ監督が学生時代に作ったドキュメンタリー作品

2026年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おさるのジョージを産んだ、レイ夫妻のドキュメンタリー。山崎エマ監督が大学生の時に製作した一作目。今回、小さい子どもでもわかるように河合優実さんのナレーションなど手を加えて日本公開したもの。

インタビュー、アーカイブ映像、アニメーションなどを使い、章立てでレイ夫妻の生涯を追う。ドイツ系ユダヤ人でナチスに追われてアメリカに移住したのは予告でわかっていたが、ポルトガルのリスボンまで夫婦で自転車移動は大冒険だ。

トークショーでは、山崎エマ監督がアメリカの学生時代にサザエさんもちびまるこちゃんも通じないが、おさるのジョージだけは共通の話題になることから興味がわいたとの話。

映画の中でも紹介されるが、オリジナルは7冊の絵本。それが25ヶ国語に翻訳され、7000万部以上になっての現在の状況に驚く。

ニューヨークに移住した時にメル・トーメの「A Stranger in Town」がさりげなく流れるのもよかった。

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minavo

5.0 興味深い。

2026年8月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

夫人のエピソードとか、美化していないところが好感。

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あくび

3.5 なかよし夫婦

2026年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

お互い支え合っていて、ほのぼのした。アニメと実写での構成もよく、短くまとめられているので、デートにもおススメ。

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コバキ