名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

劇場公開日:2017年4月15日

名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

解説・あらすじ

青山剛昌の人気コミックをアニメ化した「名探偵コナン」の劇場版21作目。「百人一首」をキーワードに、大阪および京都を舞台とした物語が展開し、「西の高校生探偵」こと服部平次も登場。江戸川コナン(工藤新一)とあわせて東西の高校生探偵がそろい踏みする。ある日、大阪の日売テレビで爆破事件が発生。局内では日本の百人一首界をけん引する「皐月会」が開催する皐月杯の会見収録が行われており、現場はパニックに。そこに居合わせ、崩壊するビルの中に取り残された西の名探偵・服部平次は、駆けつけたコナンに間一髪で救われる。テロのようでありながら、犯行声明もない爆破事件に違和感を抱くコナンと平次だったが、そんな騒動の中、コナンは平次の婚約者だという女性と出会う。

2017年製作/112分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2017年4月15日

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第41回 日本アカデミー賞(2018年)

受賞

優秀アニメーション作品賞  
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(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

映画レビュー

4.0 紅葉が魅力的

2024年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

U-NEXTで鑑賞。
コナンと服部が爆破事件の犯人を探す、和葉が代役として百人一首大会に出場するという2つのストーリーで並行して進む2度美味しい内容でした。

百人一首の札からヒントを得て謎を解いていく展開は、和風とミステリーを融合させた所がコナンらしくて素晴らしかったです。

キーパーソンである大岡紅葉は、美しくてスタイルの良さを持ち備えながらも、どこかミステリアスな雰囲気が魅力的でした。そんな彼女が和葉と百人一首で対決するシーンでは、途中のアクシデントに巻き込まれたときはどうなるかとハラハラしました。

紅葉は『100万ドルの五稜星』にも登場しますが、今度はどんな形で絡んでくるのか楽しみです。

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Ken@

4.0 備忘録ついで㉑/神の隨に

2026年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ドキドキ

大阪、京都を舞台に百人一首がキーとなる殺人事件、爆破事件を解くミステリー。
映画のオリジナルキャラとして大岡紅葉、伊織無我が登場。その後アニメ、原作へと逆輸入される。
初登場キャラは服部静華だが、7作目のオープニングで平次の紹介として映像のみ登場している。回想のみ京極誠。
目暮警部の皆勤賞が途切れた作品。
クライマックスシーンのセリフは、原作28巻FILE.10「報われぬ心」のセルフオマージュ。
アニメでの変更は不明だが、本作からコナンのキック力増強シューズのキック音が変更された。
本作の季節は、15、16作目以降3つ目となる春夏以外の秋。
歴代映画中、OPを除けばコナンのメインテーマが流れたタイミングが最も早い。23分51秒
漫画とアニメ、映画の設定が若干異なる世界観だった劇場版コナンにおいて、初めて原作コナンとのリンクが果たされた作品。
本作公開同年に発売された原作漫画、単行本で言う94巻FILE.8 「鮮紅の天井」にて蘭と紅葉は既に知り合い。

〜ここから感想〜
良かったポイント
百人一首を組み込んだ無理のないストーリー展開が面白く、恋模様も抜群に見ごたえがあった。これ見て平次好きにならない人はどこか心が歪。

悪かったポイント
ミスリードがミスリードしすぎてた。あの黒タイツに親指の指輪は目立ちすぎてるし、描写としてしつこいから「絶対犯人じゃない」と確信してしまう。
更に記事の写真の車の汚れ方も露骨過ぎ。コナン作品で犯人がいる以上犯人探しはしたいのに、あんなこれ見よがしにミスリード狙ってくるのは少し気がかり。

謎解き要素以外は素晴らしい作品だと思う。
特に、使い古して移転する旧読売(日売)テレビの爆破シーンは圧巻だった
映画内で収めようとするためなのは理解しているが、和葉の「実は百人一首凄かった」設定が急に生えてきたのは少しだけ気になった。
素人より少し上手い程度の学生が、一晩頑張って決勝に行けるほど、百人一首もチョロくは無いだろうに。

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だい

4.0 【83.3】名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) 映画レビュー

2026年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

劇場版シリーズ第21作目となる『名探偵コナン から紅の恋歌』は、長年続く本シリーズの歴史において、まさに「様式美の極致」を体現した傑作である。2010年代後半、アクション大作としての側面を強めていた劇場版シリーズが、改めてミステリーの論理構造と、日本文化特有の情緒的な美学を融合させたことは、批評の観点からも極めて意義深い。本作は、百人一首という古典的題材を軸に、大阪と京都を舞台にした切ない恋模様と、現代的な爆破テロの緊張感を対比させている。それは単なる子供向けのアニメーションの枠を超え、万葉の時代から続く「言の葉」の重みを、緻密なサスペンスへと昇華させた稀有な一品である。
物語の骨子を成すのは、競技かるたの団体である皐月会を巡る凄惨な事件である。脚本を手掛けた大倉崇裕は、自身の得意とするミステリーのロジックを遺憾なく発揮し、かるたの札に込められた意味を伏線として幾重にも張り巡らせた。特筆すべきは、恋のライバル登場という王道のラブコメディ要素を、殺人事件の動機や過去の因縁と密接にリンクさせた点である。これにより、一見すると乖離しがちな「恋愛」と「事件」という2つの軸が、クライマックスに向けて1つの大きなうねりとなって収束していく。映像演出においては、静野孔文監督の手腕が光る。特に紅葉に彩られた京都の景観を、ダイナミックなカメラワークで捉え、視覚的な快楽を最大限に引き出している。色彩設計の美しさは、これまでの劇場版の中でも群を抜いており、炎の赤と紅葉の赤が重なり合う終盤の映像美は、観客の網膜に強烈な印象を刻みつける。
音楽面では、大野克夫によるお馴染みのテーマが和楽器の音色を伴ってアレンジされ、作品の持つ和の情緒をより一層引き立てている。特筆すべきは、主題歌である倉木麻衣の「渡月橋 ~君 想ふ~」の存在である。雅な旋律と切ない歌詞が物語の幕引きを見事に飾り、映画の世界観を象徴する不可欠なピースとなった。この楽曲はビルボード・ジャパンをはじめとする各種チャートで長期間にわたり上位を記録し、作品の商業的成功と芸術的評価を両立させる大きな要因となった。また、本作は第41回日本アカデミー賞において優秀アニメーション作品賞を受賞しており、批評家のみならず業界内からも高い完成度を認められている事実は見逃せない。
キャスト陣の演技についても、本作の格調を支える決定的な要素となっている。まず、江戸川コナン役を務める高山みなみの演技には、もはや円熟味を通り越した神髄が宿っている。本作におけるコナンは、緊迫する爆破現場での冷静な判断力と、幼馴染である毛利蘭や親友の服部平次を思いやる繊細な感情の間で揺れ動く。高山はその微妙なニュアンスを、声のトーンひとつで描き出す。主人公としての絶対的な安心感を与えつつ、同時にひとりの少年としての未熟さや熱情を感じさせるその表現力は、長年にわたりキャラクターと共に歩んできた彼女にしか到達できない領域にある。
助演陣の熱演もまた、本作の物語密度を飛躍的に高めている。服部平次役の堀川りょうは、アクションシーンでの迫力ある発声から、和葉を必死に守ろうとする際の切実な響きまで、その感情の昂ぶりを完璧に体現した。遠山和葉役の宮村優子は、恋敵の出現に揺れながらも競技かるたに打ち込む一途な強さを瑞々しく演じ、毛利蘭役の山崎和佳奈は、待つ側の切なさを落ち着いたトーンで演じ切り、物語に情緒的な奥行きを与えている。さらに、大岡紅葉役の吉岡里帆は、自身のルーツである京言葉を巧みに操り、上品でありながらも内に秘めた強い意志を感じさせる演技を披露した。プロの声優陣の中に混じっても遜色のないその表現は、キャラクターに確かな生命力を吹き込み、作品全体の格を一段引き上げることに貢献している。
総じて『から紅の恋歌』は、伝統文化への敬意と、現代的なエンターテインメントとしての刺激を、極めて高いレベルで融合させた作品である。犯人の動機に横たわる悲哀、百人一首に託された愛の形、そして限界を超えたアクション。これらすべての要素が、京都の秋という舞台装置の中で美しく調和している。その圧倒的な完成度は、シリーズを追い続けてきたファンのみならず、初めてこの世界に触れる観客の心をも深く揺さぶるに違いない。
【最終表記】
作品[Detective Conan: The Crimson Love Letter]
主演
評価対象:高山みなみ
適用評価記号と点:A 9点
助演
評価対象:堀川りょう、宮村優子、山崎和佳奈、吉岡里帆
適用評価記号と点:A 9点
脚本・ストーリー
評価対象:大倉崇裕
適用評価記号と点:B7.5点
撮影・映像
評価対象:西山仁
適用評価記号と点:B 8点
美術・衣装
評価対象:佐藤勝、石垣努
適用評価記号と点:A9点
音楽
評価対象:大野克夫
適用評価記号と点:A 9点
編集(加点減点)
評価対象:岡田輝満
適用評価点:+2点
監督(最終評価)
評価対象:静野孔文
総合スコア:[83.3]

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honey

2.0 百人一首の会の揉め事

2026年4月15日
PCから投稿
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odeonza

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