名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)

劇場公開日:2013年4月20日

解説・あらすじ

人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第17作。日本を揺るがす国家機密をめぐり、海上自衛隊のイージス艦に潜入したスパイとコナンが繰り広げる攻防を描く。京都・舞鶴港沖でイージス艦の貴重な体験航海に参加していたコナンや蘭、小五郎ら。しかし、突如として周囲にごう音が響き、ほどなくして左腕が失われた自衛隊員の死体が発見される。現場にいくつかの不審点を見出したコナンは早速捜査に乗り出し、艦内に某国のスパイが潜入していることが判明する。謎の女性自衛官・藤井七海役で女優の柴咲コウがゲスト声優出演。

2013年製作/110分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2013年4月20日

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(C)2013 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

映画レビュー

4.0 備忘録ついで⑰/

2026年4月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

相棒や科捜研の女で有名な櫻井武晴氏が初のアニメ作品で脚本を務めた作品。
架空のイージス艦「ほたか」を舞台に、身元不明の遺体の謎を解く海上サスペンス。
本作からアニメ世界との繋がりを描くプレストーリーがアニオリ版として放映され、今までのパラレル設定が無くなった。
コナン映画において、「自衛隊」が登場した初の作品。
白鳥警部の皆勤賞が途切れた作品。
これ以降定着した「小五郎の金の名刺」が初登場した作品。
2015年に遠山銀司郎役の小川真司氏が死去された為、本作で小川氏が演じる遠山銀司郎が最後となった。
服部平蔵役の小山武宏氏が劇団退団による降板の為、彼が演じる服部平蔵も今作が最後となった。

〜ここから感想〜
良かったポイント
イージス艦保有の海自、防衛省とコラボ。ただの殺人では無く某国のスパイが絡む事で事態が複雑化したのが、よりよいエッセンスとなった。

悪かったポイント
この辺りから蘭が人間をやめる。バトルアクションやサッカーボールキックは見ものだが、少しやりすぎな気もする。

声だけでもう強そうな一般人(パパ)が出てきて笑いそうになった。
銀翼の時のように、現実では「現行のイージス艦」に一般人が立ち入るなどありえないし、もし仮にイージス艦に部外者を招集するなら、入場者には死ぬほど厳しいチェックが入るので、犯罪者はおろかスパイなんて入り込む余地などないのだが、そこはフィクションとして楽しめた。
楽譜以来のゲストキャラがコナンの相棒枠かつゲスト声優だったが、違和感のない演技に脱帽した。
特殊な立ち位置の人物なだけに、劇場1回のみの登場は非常に勿体ない。てかもっと活躍を見てみたい。

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だい

4.0 【82.6】名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ) 映画レビュー

2026年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

シリーズ第17作目となる『名探偵コナン 絶海の探偵』は、長きにわたる劇場版の歴史において、極めて異質な、そして冷徹なまでのリアリズムを追求した転換点として記憶されるべき一作である。それまでの劇場版が、ともすればアクションのインフレやド派手な爆破、あるいは超人的な身体能力に依存したエンターテインメント性を重視していたのに対し、本作は防衛省・海上自衛隊の完全協力という背景を最大限に活用し、イージス艦という閉鎖された鋼鉄の城を舞台に、政治的緊張感と本格的なミステリを融合させた。この大胆なアプローチは、単なるアニメーションの枠を遥かに超え、日本の安全保障やスパイ・スリラーといった重層的なテーマを観客に突きつけることとなった。
脚本を手掛けた櫻井武晴の手腕は、本作の背骨を形成する決定的な要素である。テレビドラマ『相棒』シリーズなどで見せた警察機構や官僚組織の力学、反映される法執行の論理を、劇場版コナンというフィールドに見事に落とし込んでいる。イージス艦という機密情報の塊の中で発生する殺人事件、そして艦内に潜伏する某国のスパイ「X」の存在。この二段構えの構造は、従来の犯人探しに、国家レベルの諜報戦というレイヤーを加えることで、物語にこれまでにない緊迫感を与えた。特に、情報の非対称性を利用した中盤の展開や、電子戦の要素を取り入れた演出は、現実の軍事技術への敬意を感じさせると同時に、フィクションとしての強度を一段階引き上げている。
演出面においては、静と動の対比が際立っている。静永亮平が手掛けた映像表現は、海上自衛隊の完全協力による取材に基づいた緻密なディテールに支えられ、イージス艦の巨大な構造物としての威圧感と、内部の冷たく機能的な質感を鮮やかに描き出した。美術監督の渋谷幸弘による背景美術もまた、艦内の狭隘な通路やコントロールルームの無機質な光を捉え、閉鎖環境特有の心理的圧迫感を補強している。音楽においては、大野克夫によるお馴染みのテーマが、今作ではどこか緊張感を孕んだアレンジで鳴り響き、主題歌である斉藤和義の「ワンモアタイム」が、熾烈な戦いの後の静謐な余韻を優しく包み込む。
キャスト陣の演技は、この重層的な物語に命を吹き込んでいる。主演の高山みなみは、江戸川コナンというキャラクターの神髄を、本作において新たな次元で表現してみせた。冷静沈着な名探偵としての側面はもちろん、今作のクライマックスで見せる、かつてないほどの焦燥と絶望、そして信じる力に懸ける一抹の希望を込めた叫びは、聴く者の心を激しく揺さぶる。実写俳優へのリスペクトを前提とするならば、声優の演技が肉体表現の深淵に届くことは物理的に困難であるが、記号としての精度を極限まで高めた彼女の仕事ぶりは、作品の質を支える大黒柱であったことに疑いようはない。
助演陣もまた、盤石の布陣である。山崎和佳奈は、毛利蘭というキャラクターが持つ強さと脆さを、過酷な状況下での心理描写を通じて力強く演じきった。小山力也が演じる毛利小五郎は、平時は滑稽さを漂わせながらも、締めるところは締める元刑事としての矜持を覗かせ、ドラマの緩急をつける重要な役割を果たした。服部平次役の堀川りょうもまた、物語の推進力を担う重要なアクセントとなっている。そして、本作の格を一段と高めているのが、ゲスト声優として参加した柴咲コウの存在である。彼女が演じる謎の女性自衛官、藤井七海は、クールな佇まいの中に国家の守り手としての強い意志を宿しており、本職俳優ならではの存在感が作品に実写的な手触りを与えていた。
本作は、シリーズ中における異彩を放つ野心作として、批評家の間でも高い評価を得ている。それは、アニメーションという媒体が、これほどまでに硬派で、現実社会の諸問題を反映させることが可能であるという証明でもあった。
作品 Detective Conan: Private Eye in the Distant Sea
主演
評価対象: 高山みなみ
適用評価記号と点: B8
助演
評価対象: 山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、柴咲コウ
適用評価記号と点: B8
脚本・ストーリー
評価対象: 櫻井武晴
適用評価記号と点: B+7.5
撮影・映像
評価対象: 静永亮平
適用評価記号と点: A9
美術・衣装
評価対象: 渋谷幸弘
適用評価記号と点: A9
音楽
評価対象: 大野克夫
適用評価記号と点: A9
編集(加点減点)
評価対象: 岡田輝満
適用評価点: +1
監督(最終評価)
評価対象: 静野孔文
総合スコア:[82.6]

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honey

4.0 良かった

2026年4月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ゆうと

3.0 面白かった

2025年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イージス艦が舞台ということもあり、スパイが絡んでくる緊張感のある話
蘭のアクションも派手だし
コメディ要素の名刺の活用方法も面白かった

あと、眠りの小五郎が映画で見れてよかった

ツッコミどころとしては
機密話すぎってところと

服部と阿笠博士は車の中で工藤とか新一って
いいすぎじゃないかな
和葉も一緒に乗ってたのに

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kei

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