LOOPER ルーパーのレビュー・感想・評価
全176件中、1~20件目を表示
ツッコミどころがあっても楽しめるタイプの映画
ハードボイルドSF
いや~、面白かった。映画館に観に行こうか迷って、結局観に行きそびれた映画なんだけど、これは映画館で観るべきだったなあ。
タイムトラベルを絡めた近未来SFアクション映画で、2044年の近未来が舞台。そこでは、タイムマシンが開発されたが使用は法律で禁止された2074年の世界から、追跡チップが全人類に埋め込まれたことによって殺人の隠匿が不可能となった犯罪組織により違法なタイムマシンで送り込まれる標的を、指定された時間に指定された場所で殺して遺体を処分する殺し屋“ルーパー”がいた。そんなルーパーの1人である主人公のもとに、ある日送り込まれてきた標的は30年後の自分だった。一瞬戸惑った隙をつかれて未来の自分に倒され逃げられてしまい、殺害の失敗で組織に追われることになった主人公は、殺害の完遂で処刑を逃れるために未来の自分を追うのだが……というストーリー。
2044年の近未来が舞台だが、20世紀に作られた近未来SF映画とは違って、世界は現在とそれほど大きく変わっていない。ほんの少しテクノロジーが発展してるだけというのが、21世紀の近未来SFとしてなんともリアル(そうすれば製作予算もそこまで掛からないだろうし・笑)。いかにもSFゥ~って感じじゃなく、カラカラに乾いたドライでハードボイルドなちょっとだけSFのアクション映画という雰囲気が良い。初代『ターミネーター』みたいな感じと言いますか。
2077年から違法なタイムマシンで送り込まれた未来の主人公を演じているのは、俳優引退宣言をしたブルース・ウィリス。他は知らない俳優ばかりだが、主人公も子持ちヒロインも含めて皆好演。そしてウィリスが狙うヒロインの子供が天才子役でした。いや、良かった。
標的、30年後の自分
俳優は良かった
素晴らしかったシド役のピアースガニョン
コインを浮かせてみよう。
好き
久しぶりに観たけど、やっぱり好きでした。
ややこしい設定も軽やかにクリアにしてるし、
ルーパーと言う職業とはどう言うものか、
失敗するとどうなるか、
未来はどうなってるのか、
ブルースウィリスの正体は?
レインメーカーとは?
と物語が段階を踏みながら真相に迫って行ってくれて
とても親切でした。
処刑を過去にジワジワして行くと未来でどうなるか
なんて演出は素晴らしかった。
主人公二人も良かったけど、
なんと言ってもシド役の子どもが素晴らしい。
ホントに睨むだけで人を殺せそうな眼力でした。
エミリーブラントもとても良かった。
カエルのおもちゃを使った誘い方がとても好きです。
SFあり、アクションあり、サイコであり
とても好きな作品です。
せつない…
ウーパー
最初に驚いたのが30年後のジョーの友人セスだ。ルーパーの仕事をこなそうとするが、標的は30年後の自分だった。逃亡する未来のセス、ジョーに匿われたセス。新旧二人の男が逃亡しているわけだが、未来のセスの指がもげ、足も無くなり、ついには鼻も・・・もちろんBTTFでも描かれていた兄やマーティの手が消失する場面を思い出した。過去の人間が消えると、将来の自分も消えるパラドクス。現在のセスも殺されてしまったことを表現していたのですね。
序盤のエピソードで未来のセスを軽く描いたけど、今度はジョー本人の番だ。未来から送られてきたジョー(ブルース・ウィリス)を殺さなければならないジョー(ジョセフ・ゴードン=レビット)は瞬時の迷いで取り逃がしてしまう。ルーパーを逃がしたために組織から追われるヤングジョー。
ここで面白いのが同じ場面が3度あること。1回目は簡単に逃げられ、2回目はオールドジョーを躊躇いもなく撃ち殺す。そして3回目・・・1回目のオールドはどうなったかわからないけど、2回目は確実に死んだ。何しろオールドに死んでもらわないとヤングが成長しないのだ。そして3回目は30年の人生を経験した後のジョーが登場するということ。最低でも2回はタイムループしていることを表現していた気がします。
3回目の人生が本筋となり、悪の組織とボスであるレインメーカーを倒すことがテーマとなってくる。オールドが教えられた番号を記憶に留め、その地図と番号によって少年レインメーカーを抹殺しようとするのだ。そして逃げてきたヤングもサトウキビ畑の一軒家でその母親サラと少年シドに出会う。
TKと呼ばれる超能力もプラスされると、なんだか『AKIRA』と『12モンキー』を足したような内容に思えたし、空中に浮くバイクなんてのも金田バイクへのオマージュだと思えた。シドとジョーの奇妙な連帯感が続けば、レインメーカーが誕生しないとか、未来はどう変わるのかと興味津々。悪の道に入るにはやはり辛い過去があるからで、それを経験させなければ未来は変えられる!そうしてジョーの取った行動に共感できるのです。だけど、その先まだ長い・・・未来は変えられないかもしれないし、タイムマシンを悪用する奴は他にも誕生しそうな気もする。
そんなこんなで、やはり見どころはシドの覚醒。ブワーッと無重力状態になるシーンはちょっと心地よい。
未来から転送されてくるターゲットを殺す「ルーパー」という仕事。 あ...
【設定が面白い。でも割とダークなSF映画】
・2012年公開のアメリカのSF映画。
・2044年の話。主人公ジョーは、さらに30年後の未来からタイムトラベルしてくる標的を、指定の時刻・場所にタイムトラベルしてきたら、すぐにその場で処理する殺し屋「ルーパー」の一員。彼らの存在を隠したい組織によって、いずれ、未来から送られてくる「自分」を殺すことも彼ら自身が理解している。それを「ループを閉じる」と呼び、自分を殺したら余命30年を謳歌することをしている。しかし、主人公ジョーは未来から来た自分を殺すことに失敗し、その不始末から組織から追われることになる。不始末をなかったことにするために未来の自分を追うジョーだが、そこで彼の本当の目的(未来を牛耳り、ルーパーを自らに始末させているボスを過去に戻り殺す事)を知り物語は動いていく という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・単なるSFドンチャカタイプの映画と思いきや、割とダーク
・主人公ジョセフ・ゴードン・レヴィットさんが渋すぎ
・ブルース・ウィリスが珍しく弱弱しく見える
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・しっかり集中して観たほうがより楽しめると思います。ながらみをして詳細が不明瞭なまま最後まで観ましたが、何となくの流れはわかります。が、しっかり観たほうが楽しめた気がします。特に序盤の主人公ジョーのナレーションによる世界観の説明、終盤の未来の犯罪王のくだり、この辺はしっかり見ておかないと、オチの部分の共感度が減るかもです。。。
・自分自身も殺さなければならず、それを受入れいているルーパーという殺し屋の設定が面白いですね。もしこれを字面で追っていたら「ガチガチに凝った設定過ぎて微妙だなぁ」と思いそうですが、何も知らずに映画を観て、冒頭のナレーションで設定を理解させてもらったらすっと入ってきた感じです。
[演出]
・2044年の話なのに、町の描写などの世界観はまるで映画[ブレードランナー]のように廃れた感じです。この物語においては、変に近未来よりは共感できたので、この世界観で正解だなぁと思いました。やってることは未来からタイムスリップしてくる、というかなり現実離れしている事なのに、それとこの世界観をマッチさせているのは素晴らしいですね。
[映像]
・特に際立って感じたことはありません。タイムスリップが現実化した、という現実離れした未来の話ですが、日常の世界はむしろ後退した感じがあって溶け込めます。
[音楽]
・特に際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・ルーパーという設定から、未来の自分=ブルース・ウィリスが早々に出てきて主人公かと思いきや、いえいえ、全然違いました。主人公はジョセフ・ゴードン=レヴィットさんという方で、映画[G.I.ジョー]や[インセプション][ダークナイト ライジング]などに出演されている俳優さんでした。これが若々しく見えるものの、渋さが凄いんです。目を細めて笑う顔とか、しびれるカッコよさです。一方、この映画ではブルース・ウィリスさんの役柄がちょっと悪な感じかつ、弱弱しさを感じて新鮮でした。
[全体]
・ルーパーという設定、物語のラスト、「ループ」というテーマ、この辺がキーになるでしょうか。一見、設定に酔った物語かと思いきや、ラストシーンで「ループ」というテーマを元に主人公がとる行動には、どこか哲学を感じずにはいられません。ただ、そこに至るまでは割と終始ダークな雰囲気で物語が流れていくので好き嫌いは分かれるかと思いますが💦 二度は観ないかなぁ、という印象ですが、もう少ししっかり観れば良かったなぁ、とも思います。そんな何とも言い難い妙な心地です。笑 ありがとうございました。
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#全体3.4 #物語3.6 #演出3.4 #演技3.4 #配役3.5 #映像3.4 #音楽3.4
タイトルなし(ネタバレ)
ブルースウィリスって死ぬんや…
殆どの作品でスーパー強いおっさんで死ぬ事ないから
死んだ!!!!!!!ってなった
もう一度見たいなとかスッキリ、グッと来た!的な感想はないけど良きラストである
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