仮面ライダー対ショッカー

劇場公開日:1972年3月18日

解説・あらすじ

子どもたちの間に“変身”ブームを巻き起こした特撮テレビシリーズ「仮面ライダー」の劇場オリジナル作品。地質学者の大道寺博士が、地球の地軸さえも変えることのできる人工重力装置GXの設計図を完成させた。これを狙うショッカーの大幹部・死神博士は大道寺の娘を誘拐し、命と引きかえに設計図を渡すよう迫る。指定場所の地獄谷に向かったダブルライダーの前に、エリート怪人ザンジオーと再生怪人軍団が立ちはだかる。

1972年製作/32分/日本
配給:東映
劇場公開日:1972年3月18日

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映画レビュー

3.0 Wライダー大活躍!怪人も軍団となって襲いかかってくるぞ!

2026年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

東映チャンネル(スカパー!)の放送にて。

仮面ライダーの劇場用オリジナル第一弾。30分ちょっとの短編であるが、30体ほどの怪人軍団や戦闘員たちのバイク部隊など、いわゆる物量にものを言わせたパフォーマンスがシネマスコープで映し出される。

テレビ番組「仮面ライダー」は、藤岡弘が撮影中に怪我を負ったため佐々木剛が代役を担うことになり、その際に若干のお色直しが施された。その最大の功績が〝変身ポーズ〟だ。日本中に変身ブームを巻き起こしたことは説明するまでもない。

本作は、1972年3月の春休み「東映まんがまつり」の一編として公開さた。
この時期は、本郷猛(藤岡弘)が復帰(物語上は帰国)して、一文字隼人(佐々木剛)とのWライダー競演がかつてない盛り上がりをみせていたあたりではないだろうか。
同プログラムでは、テレビ版をブロー・アップ(トリミングして劇場用に改編)した作品が中心だったが、本作はちゃんとシネスコで撮影されている。テレビ版と同時進行で撮影されたのでスタッフは(もちろんキャストも)ほぼ被っている。

本郷ライダーは当初はサイクロンに乗ってタイフーン・ベルトに風圧をかけて変身していたのだが、本作では右手で円を描く変身ポーズを見せる。
おそらく、テレビ版の主人公が一文字から本郷に交代する新編の予告を本作が兼ねていたのだろう。その特典として、本郷の変身ポーズが初披露されたのだと思う。
変身ポーズはとるが、本郷ライダーのスーツはまだ2本の白線がない〝旧1号ライダー〟のままだ。
私は、2本の白線がある〝新1号ライダー〟になってからあの変身ポーズが披露されたと記憶していたのだが、それはテレビ版に限ったことだったのだろう。
(私の郷里では「仮面ライダー」はキー局から半年近く遅れて放映されていたので、定かではない)

大道寺博士(伊豆肇)のある研究を横取りしようとするショッカー。死神博士(天本英世)は重要な方程式を手に入れるために博士の娘を誘拐する。
博士の娘役は斎藤浩子。
この斎藤浩子が非常に可愛く、当時はあちこち引っ張りダコだったと記憶している。怪人やライダーに抱えられて振り回され、少し可哀想だ。

大道寺博士の助手になりすましたハエ男が、「方程式は娘に預けている」と博士から聞き出すと「もうお前に用はない」と博士を殺そうとする。
そこは滝和也(千葉治郎)と一文字ライダーに助けられるのだが…
拉致した娘が方程式をポケットに入れて持っているはずもなく、結局どこにあるか分からない。
窮した死神博士は立花藤兵衛(小林昭二)に電話で連絡してくるのだからオチャメだ。大道寺博士に方程式と娘を交換をすると伝えろというのだ。ハエ男に殺されてたらどうしていたのだろうか…

かくして、死神博士指定の場所(おなじみ採石場)での大決戦となるのだが、なんと本郷猛はここで大道寺博士に〝変身〟するという離れ技をみせる(実際には、変身していた博士から本郷の姿に一瞬で戻る)。
大挙押し寄せる怪人軍団とWライダーの大決戦となる…はずが、死神博士を人質に捕ったWライダーは怪人たちを退かせるのだから拍子抜け。いくらなんでも2人で相手するには多すぎる数だった…
ショッカー軍団がほうほうの体で退散したあと、大道寺博士から「方程式はぬいぐるみに隠してある」と聞いたWライダーは博士の自宅に急ぐ。
そこには一足早くザンジオー(サンショウウオの怪人)が来ていた。本当にショッカーが全員引き揚げたのか確認しないで博士に方程式の隠し場所を言わせたりするから先回りされるのだ。
ここでまた、本郷ライダーが離れ技をみせる。ぬいぐるみを念力を使ったかのように手元に引き寄せるのだからビックリ!
さて、今度は怪人はザンジオー1体。Wライダーは2対1の優位な戦いだから、きっちり決着をつける。

さて、仮面ライダーとショッカーの飽くなき戦いはテレビ版新編へとバトンタッチされ、死神博士は何度手下の怪人がドジを踏もうとも、次々にお粗末な作戦を考え出しては実行していくことになるのだ。
頑張れ、死神博士!

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kazz

3.0 仙台東映で鑑賞

2024年9月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東映まんがまつりで鑑賞

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ムーラン

3.5 なんと申しまショッカー

2023年4月9日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

興奮

原作は『秘密戦隊ゴレンジャー』『がんばれ!ロボコン』『サイボーグ009』の石ノ森章太郎
監督は『仮面ライダー対じごく大使』の山田稔
『仮面ライダー』シリーズや戦隊シリーズなどTVで数々の特撮ヒーローものの演出を手がけた巨匠
仮面ライダーに倒された怪人は当初泡となって消えたがそれではテンポが悪いと爆発に改変したのがこの人でそれから特撮ヒーローものでは定番になった
脚本はTV『遊星王子』でデビューし映画では『大忍術映画 ワタリ』『怪竜大決戦』にも携わった伊上勝

1972年3月の東映まんがまつりの一つとして上映された作品
東映まんがまつりにしては良い方
ライダーファンのちびっ子にサービス精神満載

地球征服のため大道寺博士の研究を狙うショッカーとそれを阻止するライダーたち

ダブルライダーが怪人たちや戦闘員をやっつける

再生怪人としてTVで倒された怪人たちがたくさん登場する
博士?と博士の娘を交換する場面で大量の怪人たちがご丁寧に自己紹介するが姿を現しただけで早々と御役御免で彼らの多くは戦わず
蜘蛛男とか蝙蝠男とかとても残念
再生怪人でライダーと戦うのはごく一部
今回の作品では再生怪人の他にも初登場のサンショウウオ型怪人のザンジオー
口から火を噴くが熱くないのかな
脳手術をしたから熱くないんだろう
再生だけどドクガの怪人が上司なのか偉そう
上司でもないのに先輩でもないのになぜか偉そうなのは世の中にはわりといる

博士の娘のパンチラがやたら多い
チラというより丸見えだ
レオの冨永みーな以上

人攫いのときの泡の演出はいらないと思う
山田監督らしくない

科学者でオートレーサーの本郷猛(仮面ライダー1号)に藤岡弘
フリーカメラマンの一文字隼人(仮面ライダー2号)に佐々木剛
FBIとしてライダーをサポートする滝和也に千葉治郎
オートレーサー本郷の師匠としてライダーをサポートする立花藤兵衛に小林昭二
ライダーをサポートするライダーガールズのユリに沖わか子
ライダーをサポートするライダーガールズのエミに高見エミリー
ライダーをサポートするライダーガールズのミカに杉林陽子
少年仮面ライダー隊の石倉五郎に三浦康晴
地軸を変えることが可能な「人工重力装置GX」を開発した大道寺博士に伊豆肇
博士の娘の大道寺珠美に斎藤浩子
ショッカー日本支部司令官の死神博士に天本英世
ナレーターに中江真司

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野川新栄

4.0 ダブルライダーの魅力が詰まった一作。

2023年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

幸せ

前提として
・多分2回目。
・『仮面ライダー』本編はほぼ未視聴。
・『ゴーゴー仮面ライダー』は視聴済。

ひたすらカッコいいダブルライダーが観られる。話の内容は比較的シンプルというか『仮面ライダー』あるあるではあるけれど、それだけライダーの活躍に重きを置いているのが分かる。

劇場用に作っただけあって画質や迫力、音楽もかなり良い。死神博士の恐怖感も良き。そして何よりもダブルライダーの風格が素晴らしい。

細かい粗や突っ込みどころはご愛敬。終わりもシンプルすぎていささか寂しいけれど、ダブルライダーのカッコよさに全部持ってかれた。

もう何はともあれ、ダブルライダーが好きな人には見てほしい一作。

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NandS

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