50/50 フィフティ・フィフティのレビュー・感想・評価
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ラストの余韻も良い感じ
優しい終わらせ方が素敵だなぁ。
鬱陶しいくらい関わってくる母親。くだらない事ばかり考えてる幼馴染。こんな二人が主人公の見えない所で心から心配している事がわかるシーンにはグッときた。病院で紹介された新人のセラピストとは、始めのうちこそ気持ちが行き違いだったけど、病状が進んで投げやりな気持ちになっていく程真剣に考えてくれている事に気づいていく。ガンの場合は 手術の成功=完治 って訳ではないけれど、こうゆう終わり方は観ているこちらには本当に温かい気持ちになれて嬉しかった。
20代で指定難病にかかり、それからはずっと病院のお世話になり、ガンの手術も経験している身には、本当に優しい映画だった。
鏡に映る顔の変化と目元のクマに胸が痛む
ジョセフ演じるアダムは、片付け、整理整頓大好き、というかせざるを得ないタイプ(私もそうだからとても共感したし好感がもてた)。声を荒げない、優しい、相手に無理なことは言わない、でも真実を読み取るセンスはあって正直で、高校からの友達カイルにはウンザリしながらもつるんで楽しんでいる。彼女ともクールに別れた、カイルと悪ふざけしながら。当事者も家族も友達も、こういう映画のようにはなかなかいかないとは思う。だからこそ、こういう映画があっていいと私は思う。一人じゃない、悪友いるよ、ってことを信じたい。カイルの体毛剃り用の電動シェーバーを借りて頭をツルツルにしたアダム。頭の形も顔の雰囲気も落語家の文菊に似ていて思わず笑ってしまった。
カイルを車外に追いやって一人運転席(アダムは免許持ってない!)でアダムは堰を切ったように激しく激しく喉が枯れるほどに泣き叫ぶ。それまで静かで小声で話すおっとりアダムだったから、余計に彼の気持ちがぶつかってきた。つらかった。
ジョセフはいつも、静かで自然な演技とセリフで大袈裟なことをしない。どれだけの苦しみとストレスと悲しさと怒りを持っていても。だから、彼の演技にはいつも心打たれる。
おまけ
歯を磨きながら歩く人が私は理解できない。転んだら大怪我どころか🪥が喉にささるのではないかと心から恐れる。シャカシャカ音が近づいてくるのも不愉快だし床を汚さないでくれとも思う。アダムの同棲相手がそういう女の子で、なおかつ自分の服がどこにあるかも把握してないという人物設定は説得力あってリアルだった。カウンセラーの女の子(彼女の歯はやたら目立ったので歯を磨きながら歩く人かも知れない!)のオフィス(クライアントが来る場所でもあるのに!)も車の中もゴミだらけ。思わず片付けるアダムの気持ちがとてもよくわかる。主題でない細部に凝って目が行き届いている映画ってすごくいい、大好きだ💕
邦画の病気ものより好みだった🐶
邦画の病気ものより好みでした。癌宣告されてから、悪友にそそのかされてセックスの相手を探したり、セラピストと知り合ったので、浮気した彼女をバッサリ切ったりは、男性なら共感できるのでは無いでしょうか。私の場合は、大きな怪我をしたら少ない友人は皆逃げてしまった経験があるので、そうじゃない境遇の本作はゆったりと楽しめました。120分の邦画に慣れ過ぎていると、途中で終わっといる気はしますが、全部描くのは野暮なので、これで良いと思います。
若くしてガンになった男性アダム。治療を始める中で、彼と周囲の関係も...
若くしてガンになった男性アダム。治療を始める中で、彼と周囲の関係も変わっていく。
これ気になってました。深刻な病と向き合うのは難しいでしょうね。。冷静でいられるかどうか。彼の反応はとても自然体だったと感じました。
ホワッツ?なんでこれこんなに評価が高いんだい?生存率50%のガンを...
カイル「はーセックスセックス」
コメント見ると親友のカイル(セス・ローゲン)の女引っ掛けてセックスだ!というスタンスに嫌悪感を覚える人が多いが、欧米の人たちはサシ飲みするくらいの感覚でセックスするということを忘れてはならない。映画だけの話じゃなくて、リアルでも本当にそう。だから、映画の中でのセリフは日本では2段階くらい下の感覚に差っ引かなければいけない。それが出来なくてブーブー言うのは理解度が低いし、無粋。
重要なのはそこではなくて、彼はおそらく、主人公がガンになる前からそういうスタンスだし、なってからもそういうスタンスだということだ。知り合いがガン患者だと知るとどうしても特別扱いしてしまうが、彼がそれを望むならそうすればよいし、でなければ普段の通りに付き合うべきだ。多少の気遣いはするにしても。
自分の友人にも最近ガンになった人がいた。聞いたのは手術が終わって転移を抑える段階になってからだったので状況は少し違うが、「死にそうな人」ではなく「生きたい人」と相対しているということを忘れてはいけない。
まあ、主題はセス・ローゲンじゃなくて、それに振り回されるジョゼフ・ゴードン=レヴィットの方なんだけど。そして親身になってくれるキャサリンなんだけど。
いちがん患者の感想です
U-NEXTの紹介では湿っぽさなし、と書かれていたけど、それと同時に心のひだもなしだと思いました。
というか、湿っぽかったら駄目なの?病気系の話って、お涙頂戴とかアンチお涙頂戴とかのイデオロギーがないといけないのかな?知らんけど。
実際の病人にはそういうのあんまり関係ないと実際のがん患者である私は思いました。
それはともかく内容ですが、他の人も言っているように、やたらセックスのことばかり言っている友人はなんなのだろう?コメディ要素ってこの友人のことだったりしますか?面白いというよりただのクソみたいなセクシストでしかなくて嫌だったです。
まあ2011年の作品で結構前の映画なので、そのあたりの感覚も古いのかも知れませんね。主人公はがんでしんどいだろうし抗がん剤でもしんどいだろうに、無理に女の人をナンパしてセックスしたりしていてでもマジで楽しくなさそうでしたし、人生謳歌するって他人や自分を性玩具にすることじゃないっていう学びなのかなと思いました。というか、やる前に学べそうなものだけど。
外来化学療法の場面で椅子の距離が近かったのは映画的な理由でなのかそういう病院もあるのかどっちなのでしょうね?私の通ってる病院では普通に横一列だし、隣の患者さんとお喋りしたり毎回イツメンだったりはしないです。
そしてカウンセリング担当の新米医師(未満)との恋愛展開も実際にあったことなのでしょうか?なんかこんな距離感の医者超嫌だなと思いながら見てました。がんなのに新米の未熟な人をカウンセリング担当にするとかどうかしてるし、私だったらこの医療機関ばっくれるな、と思いながら観てました。信頼関係無理だよこんな医療者と病院。
とにかく最終的な感想として、いちがん患者が見てあまりリアリティとか心に迫る描写とかは無かったですし、コメディとかいうけど別段笑える所も無かったです。割と観る必要なかったかも。退屈なアメリカ映画って感じでした。あまりお勧めしないです。
友人がウザい
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主人公がガンを宣告される。その彼女は看病疲れから浮気、別れる。
その後はアホな友人とつるんでアホな事ばかりする。
若い女性のセラピストと親しくなるが、うまく付き合えない。
絶望が根本にあるためにどこかイジけた言動になってしまう。
結局手術にて完治し、セラピストと付き合う。
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まず、アホな友人がウザい。画面に出て来るなって感じ。
主人公もが、人の話の腰を折り過ぎで、人と同時にしゃべり過ぎ。
しかも女とやる事しか考えてなくて会話もお下劣そのもの。
彼女の浮気をチクって無理矢理別れさせたりもお節介過ぎ。
こんなアホな奴と付き合い、時として感化される主人公。
当然ながら感情移入など出来ず、はよ死ねって思って見てた(場)
リアル
【”僕が癌を告知された時に、周りに居た人たちの本質が見えたんだ・・。”貴方の姿を見るのが辛いの・・、と去った恋人。変わらずに接してくれる親友。難病モノながら、爽やかなトーンが素敵な映画である。】
■突然、癌を宣告された27歳のアダム・ラーナー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。
体に気を遣い健康的な生活を送っていたにもかかわらず、5年後の生存率は50%だと医者から重々しく告げられる。
そんなアダムに対し周りにいた恋人レイチェル(ブライス・ダラス・ハワード)や両親は過剰なまでに心配し、レイチェルに至っては、新しい恋人を作り去って行く。
そんな中、おバカな友人のカイル(セス・ローゲン)だけはいつもと変わらない態度で、アダムに接してくれる・・。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演だからか、癌にかかった主人公を描きながらも、ありがちな重いトーンになっていない事が良い。
ー 病院で、知り合いになった高齢の男性達の一人が亡くなっても、昨日まで彼と話していた男は”心臓が止まっただけさ・・。”と答える。哀しいに違いないのに、過剰に哀しさを出さない作風が良い。-
・アダムのおバカな友人カイルを演じたセス・ローゲンが、今作の作風を引き立てている。
ー 普段と変わらず、アダムに接する姿。癌なのに、一緒に女の子をナンパしに行ったり・・。けれど、彼は隠れた所で、癌について本を読んでいる事が一瞬分かるシーン。アダムがそれに気づきつつ、彼もカイルと今まで通りに付き合う。
真の親友とは、カイルの様な人を言うのだろうなあ、と思う。-
・アダムと彼のセラピストになったアナ・ケンドリック演じるキャサリンとの関係性の描き方も良い。最初は、キャサリンが駆けだしと言う事もあり、ぎこちないが徐々に打ち解けて行く二人。
ー 恋人が去った、アダムを支えるキャサリン。
そりゃあ、アダムにとっては大切な存在になるよな。-
<病気になった時に、自分の周囲に居る人の本性が分かるとは、よく言われる事だが、今作は正にその点を、敢えて明るいトーンで描き出している。
難病モノにありがちな、暗い雰囲気を敢えて払拭した映画の作りも良いと思った作品である。>
50%の生存率にカジノなら最高だ!?
5年生存率が50%と聞いて、「カジノなら最高だ」良かったじゃないかと友人に励まされる主人公。また患者仲間や心理カウンセラー、親に勇気を貰いながら明るく病気と立ち向かっていく姿に勇気をもらえる映画でした!
美人のセラピストは反則技だ
ややコメディタッチの展開で話が進むので、がん告知され5年生存率が50%と言われているのに、これはどういうものかと考えたら、結局ハッピーエンドになるんだろうなと想像してしまった。中盤から 、同じガン治療仲間の老人二人のうち一人が突然死んだり、彼の病気も深刻な展開になるにつれ、友達の友情や母との絆が深まり、もしかしたら「愛と追憶の日々」の展開になるのかなと思ってしまったが、杞憂に過ぎなかった。結局、病気になったおかげで、美人セラピストの新しい恋人ができ、よかったんじゃないかな。 日本でも深刻な病気になった時、病院側でセラピストを紹介してくれる制度があるといいのにね。男性患者だったら、若い女性のセラピストをね。
好き嫌いはあるでしょうが、素敵な映画です
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