ゴーストライター

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劇場公開日:2011年8月27日

ゴーストライター

解説・あらすじ

元英国首相アダム・ラングの自伝執筆を依頼されたゴーストライターが、ラングの滞在する孤島を訪問。取材をしながら原稿を書き進めていくが、次第にラングの過去に違和感を抱き始める。さらには前任者の不可解な死のナゾに行き当たり、独自に調査を進めていくが、やがて国家を揺るがす恐ろしい秘密に触れてしまう。「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督が描く本格サスペンスで、第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞。ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナンらが共演。

2010年製作/128分/G/フランス・ドイツ・イギリス合作
原題または英題:The Ghost Writer
配給:日活
劇場公開日:2011年8月27日

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(C)2009 R.P. FILMS – FRANCE 2 CINEMA – ELFTE BABELSBERG FILM GmbH – RUNTEAM III LTD

映画レビュー

5.0 物静かに恐怖を増幅させていく巨匠の洗練

2020年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

元英国首相の自伝執筆を請け負っていた前任者のゴーストライターが不可解な死を遂げたことから、その後任者に指名されたユアン・マクレガー扮する主人公が、首相が居を構える孤島の豪邸を訪れる。ロマン・ポランスキーの熟練された演出は、低い雲が立ち込める島の閉ざされた風景をカメラで掬いとることで、観客に逃げ場を与えない。新任ゴーストライターに常時張り付く謎めいた車の正体、大胆な首相夫人の行動と、疑り深い視線を投げかけてくるメイドetc。幾つかのヒントを与えながら、やがて、前任者の死に繋がる衝撃の真相へと辿り着く構成は、俗に言うポリティカル・サスペンスとしては、もしかして凡庸かもしれない。だが、ポランスキーの流麗で洗練されたタッチが作品に強い付加価値を与えている。こけおどしとか、強烈な音楽とは無縁な、物静かに恐怖を増幅させていくその手法は、エンドクレジットで初めてタイトルを開示する瞬間まで、映画ファンを心ゆくまで楽しませてくれるのだ。

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清藤秀人

4.0 【”元英国首相の自叙伝の執筆依頼を受けたゴーストライターが知ってしまった、英国の政治的独立性を脅かす恐ろしき事実。”今作はロマン・ポランスキーに依るポリティカルサスペンスの逸品である。】

2026年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

■元英国首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を依頼されたゴーストライターとして雇われ、東海岸の孤島へと向かった主人公(ユアン・マクレガー)。
 前任のゴーストライター、マカラは、執筆中に溺死した事実で、気が進まない男だが、高額の報酬で仕事を受けてしまう。
 だが、ラングの経歴を調べるうちに、徐々に不整合な事実の数々に気付き、英国の政治的独立性を脅かす恐ろしい秘密に直面するのであった。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・ユアン・マクレガー演じる主人公のゴーストライターが、爽やかな元英国首相の真実に迫って行く様、陰謀に巻き込まれて行く様の演出、描き方が秀逸である。
 元英国首相は、国際法違反の捕虜虐待の責任を取って辞任していたのだが、その背後にある事柄が徐々に明らかになっていく描き方である。

・元英国首相の経歴を辿ると、彼が若きときに妻ルース(オリヴィア・ウィリアムズ)の影響によりCIAと接していた事実が明らかになる所からの、怒涛の展開が面白怖いのである。

■取分け、身の危険を感じたゴーストライターが車のナビで、軍事産業と深くつながっているポール・エメット博士(トム・ウィルキンソン)の自宅に誘導されるシーンからの、邸宅を辞してから、追って来る車を巻くシーンは実にスリリングである。

・妻ルースが、”夫の行為が許せないと強硬な態度を取る姿。”からの、ゴーストライターが草稿の中から気付いた事の真実の描き方と、苛烈なラストは何とも名状しがたいが、これこそが、ポリティカルサスペンス ー真実は闇に葬られる。ー の醍醐味である、とロマン・ポランスキー監督が告げているようなラストなのである。
 この名匠は、ポリティカルサスペンスには、甘い結末などは用意はしないのである。

<今作はロマン・ポランスキーに依るポリティカルサスペンスの逸品なのである。どこかの劇場で上映してくれないかなあ・・。
 今作は、自宅のマイシアターで観ても面白怖いのであるから、映画館の大スクリーンで観たら、4.5点作品なのは間違いないのである。>

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NOBU

4.0 ポリティカル・サスペンス・スリラー

2026年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

ドキドキ

【概要】ゴーストライターが政治の暗闇に巻き込まれるサスペンス劇をトリッキーに描く
【特記】鮮烈な種明かしと瞬撃のラストが脳裏に刻まれる極上エンタメで政治の闇を問う
【哲学】政界はゴーストたちの草刈り場

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@SAY

3.0 タイトルなし(ネタバレ)

2023年12月13日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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こな