借りぐらしのアリエッティ

劇場公開日:2023年10月23日

解説・あらすじ

イギリスの作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を、スタジオジブリがアニメーション映画化。「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」で原画を担当し、「ゲド戦記」で作画監督補を務めるなど、ジブリ作品を支えてきたアニメーターの米林宏昌が初監督を務めた。宮崎駿は企画・脚本を手がけ、脚本には「ゲド戦記」の丹羽圭子も参加した。

身長10センチの小さな少女アリエッティ一家は、人間が住む古い屋敷の床下に住み、人間の家から必要なものをこっそり借りて暮らしていた。彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、好奇心旺盛なアリエッティは、その家に病気療養のためにやってきた人間の少年・翔に姿を見られてしまう。やがてアリエッティと翔の間には不思議な絆が生まれていくが、2人の交流はアリエッティ一家に危機を招くことになってしまう。

アリエッティ役の志田未来、翔役の神木隆之介をはじめ、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林ら俳優陣が声の出演を務めた。

2026年10月には、スタジオジブリが監修した最高画質の4KデジタルリマスターでIMAX上映。

2010年製作/94分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年10月23日

その他の公開日:2010年7月17日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第34回 日本アカデミー賞(2011年)

受賞

最優秀アニメーション作品賞  
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© 2010 Mary Norton/Keiko Niwa/Studio Ghibli, NDHDMTW IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation

映画レビュー

4.0 冒険以外のカタルシス

2020年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2010年代のスタジオジブリの最大の課題は、世代交代だった。この映画は2010年代、最初のジブリ作品で、当時30代だった米林監督が抜擢。米林監督はそれまでのジブリになかった新鮮なセンスを混ぜつつ、ジブリの作品を壊さないバランス感覚で本作を見事に仕上げた。
主人公のアリエッティは小人だが、これは文字通りに小さな世界の物語で、宮崎駿風な大きな冒険活劇ではない。そういう作品に仕立てることも可能な原作なのだが、米林監督と脚本の宮崎駿は、これを一つに家での出会いと別れに物語へと集約した。結果、ジブリ作品にはめずらしく甘く切ない物語となった。
米林監督は少女漫画好きなので、こういう作風のほうが良いだろうと脚本の宮崎駿も思ったのだろうか。家を追われたアリエッティが待ち受ける苦難や、病気を患う翔の苦しみよりも、ひと夏に少年と少女が出会うことのロマンスと、すぐに別れねばならない切なさを全面に持ってきている。血湧き肉躍る活劇を求めていた人には肩透かしなのかもしれないが、活劇とは異なるカタルシスのある良作だ。

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杉本穂高

4.5 希林さんの憑依するハルさんが見所

2026年8月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

斬新

米林宏昌監督が描く多彩な色使いや音響、初めてとなる外国人主題歌の挿入歌もエキゾチックな雰囲気を漂わせ、それでいて日本文化の世界観にマッチしたプロットが本当に素晴らしい傑作。

ジブリ後期の作品のキャラクターには声優業専門の方が殆ど起用されずにいつも違和感満載、気持ちが削がれていました。
しかしアリエッティの作品に携われたキャスト皆様は宛書した部分もあり感情表現が吐出していたことが作品の良さを底上げしていました。

樹木希林さんvs神木隆之介さん、そんなバチバチのシーンも声を出して笑えたことが何より心地よく、最後ちょっと切ない物語でもあります。

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月子

5.0 ジブリ作品の中でも特に大好きな作品

2026年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

楽しい

カワイイ

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ふたり映画

3.5 「半地下の家族」なんかに比べれば全然かわいい借り暮らし

2026年8月16日
PCから投稿

アリエッティ達小人族は、人間に見られないようにかつ人間のものをこっそり借り(狩り)ながら生きているというなかなか偏狭な種族なのだけれど、ある日アリエッティは人間の少年、翔にその姿を見られてしまい・・・というところから始まるジブリ流小人譚です。
宮崎駿監督ではないジブリ作品というと何とか戦記の印象が強烈で、以来忌避してきたのですが、先日の金ローで初視聴したところ、さすがジブリと思える絵の綺麗さと、小人のスケール感の設定の巧みさと、小人目線で人間の世界を冒険する描写の面白さとで、最後までとても楽しんで観ることが出来ました。
また、物語の中で主人公たちが大きく成長することもストーリーに深い含蓄がある訳でもないのですが、シンプルで分かりやすい展開に、ジブリってこういうので良いんだよなと思わせられたりもしました。

それと、臭いセリフもサラッと口にできる翔くんは、将来きっと立派なホストになれるだろうなと思いました。

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トンデン

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