サマーウォーズ

ALLTIME BEST

劇場公開日:2020年1月17日

サマーウォーズ

解説・あらすじ

「時をかける少女」の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。数学が得意だが気弱な高校生・健二が、憧れの先輩・夏希の実家の大家族とともに、仮想空間「OZ」で起こった事件に立ち向かっていく姿を描く。

あと一歩のところで数学オリンピックの日本代表になれなかった高校2年生・小磯健二は、買い物や行政手続きなどあらゆることができる仮想世界「OZ」の保守点検のバイトをしながら、夏休みを過ごしていた。そんなある日、健二は先輩の夏希に頼まれ、長野県上田市にある彼女の実家に行くことになる。憧れの先輩との旅行に胸を躍らせる健二だったが、夏希は曾祖母・栄の誕生祝いのために集まった親戚一同の前で、突然健二を自分のフィアンセだと紹介する。一方、「OZ」の世界では恐ろしい事態が発生。健二のアカウントが乗っ取られてシステムに障害が発生し、健二が容疑者として疑われてしまう。そして、その障害は世界に危機をもたらそうとしていた。

主人公・健二役を神木隆之介、ヒロイン・夏希役を桜庭ななみ(現・宮内ひとみ)が担当し、富司純子、谷村美月、斎藤歩、仲里依紗らが声の出演。アニメーション制作は「時をかける少女」を手がけたマッドハウス。2009年に劇場公開され、2020年1月には10周年を記念したプロジェクトの一環として4DX版が公開されている。

2009年製作/114分/日本
配給:スタジオ地図LLP、ユナイテッド・シネマ
劇場公開日:2020年1月17日

その他の公開日:2009年8月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・声優・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第33回 日本アカデミー賞(2010年)

受賞

最優秀アニメーション作品賞  
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20

(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

映画レビュー

3.0 数学オリンピック

2023年3月23日
スマートフォンから投稿

なんだか賑やかで楽しめました!

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ホビット

1.5 実は18歳以上禁止

2012年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
しんざん

4.5 親戚ネットワークVSネット

2026年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

田舎の名家とネット社会という先進的なものと古い伝統が対比的に描かれることに本作の面白さがあるわけだけど、ネット内で生まれた危機を親戚関係のつながりと言う、アナログな方法で乗り越える展開にきちんと説得力があるのがすごい。それも、あの大家族のキャラクターがきちんとはっきり描かれているからで、限られた上映時間で、あの大人数のキャラクター描写をきちんとさばききっているのは、すごい。脚本の構成力と演出が噛み合っていないとできないと思う。ネット世界の危機を乗り越える物語と同時に群像劇的な話としても成り立っている。地方の人間関係の濃さの、良い部分と面倒くさい部分、ちゃんと両方見えてくるのもいい。
牧歌的な生活空間とネット世界の対比は、ぼくらのウォーゲームから引き継がれたモチーフだが、さらに発展させている。
現実とネット、2つの世界を生きる物語として、よくできていると思う。多少強引なところも含めて好き。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
杉本穂高

3.5 【77.2】サマーウォーズ 映画レビュー

2026年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

細田守が2009年に放った『サマーウォーズ』は、日本の原風景たる大家族の絆と、デジタル仮想世界という対極の要素を強引なまでの熱量で融合させた、マキシマリズムの極致とも言える一作である。前作『時をかける少女』で提示した瑞々しい情緒を継承しつつ、物語のスケールを地球規模へと押し広げた本作は、公開から時を経た今もなお、夏の定番としての地位を揺るぎないものにしている。
物語の骨子は、内気な数学少年が憧れの先輩の実家を訪れ、図らずも全世界を巻き込むサイバーテロに立ち向かうというものだ。脚本の奥寺佐渡子は、膨大な登場人物が入り乱れる群像劇を鮮やかに捌いてみせるが、その一方で物語の後半、特にハッキングという知的な攻防が「花札」という極めてアナログな遊戯へと収束していくプロセスには、冷徹な論理性を欠いた「エモーションによる強行突破」が見て取れる。この飛躍を、エンターテインメントとしてのダイナミズムと捉えるか、あるいは緻密な構築を放棄したご都合主義と捉えるかで、本作の評価は真っ二つに分かれるだろう。
演出と映像美に関しては、疑いようのない一級品である。美術監督の武重洋二が描く信州の夏は、入道雲の白さと鮮やかな緑が観客の郷愁を激しく揺さぶり、一方でOZのミニマルな空間設計は情報の海としての冷徹さを象徴する。この対比が、松本晃彦による壮大な劇伴と相まって、物語のテンポを爆発的に加速させていく。
キャスト陣の貢献も無視できない。主演の神木隆之介は、自己肯定感の低い少年が、極限状態の中で「解け!」という叫びとともに自己を更新していく様を、声の微細な震えと熱量で体現した。ヒロインの桜庭ななみは凛とした透明感を、谷村美月は内に秘めた闘志をそれぞれ好演している。そして、陣内栄を演じた富司純子の圧倒的な威厳は、本作に一本の太い背骨を通しており、彼女の存在こそがこの荒唐無稽な物語を一つの「家族の歴史」へと繋ぎ止めている。
総評として、本作は『時をかける少女』のような小品としての完璧な美しさはない。しかし、ロジックの破綻を恐れずに「つながり」というテーマを叫び、夏の喧騒をそのままパッケージングしたような勢いは、細田守という作家の最も野心的な瞬間を捉えている。粗さも含めて愛すべき、まさに真夏の夜の夢のような作品である。
作品 SUMMER WARS
主演
評価対象: 神木隆之介
適用評価記号と点: A (9点)
助演
評価対象: 桜庭ななみ、谷村美月、富司純子、斎藤歩
適用評価記号と点: A (平均9点)
脚本・ストーリー
評価対象: 奥寺佐渡子
適用評価記号と点: B (6点)
撮影・映像
評価対象: 増元由紀大
適用評価記号と点: A (9点)
美術・衣装
評価対象: 武重洋二
適用評価記号と点: S (10点)
音楽
評価対象: 松本晃彦
適用評価記号と点: A (9点)
編集(加点減点)
評価対象: 西山茂
適用評価点: +1点
監督(最終評価)
評価対象: 細田守
総合スコア:[77.2]

コメントする (0件)
共感した! 0件)
honey

他のユーザーは「サマーウォーズ」以外にこんな作品をCheck-inしています。