名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)

劇場公開日:2009年4月18日

解説・あらすじ

コミック部数1億2000万部を突破した人気シリーズ「名探偵コナン」の劇場版アニメ第13弾。東京、神奈川、静岡、長野で6件の殺人事件が発生。いずれも被害者の近くに麻雀牌が残されていたことから連続殺人事件と断定され、探偵の小五郎も警察の捜査会議に参加することに。宿敵“黒の組織”のメンバーが会議に潜入していたことに気付いたコナンは、単独捜査に乗り出すが……。ミュージシャンのDAIGOがゲスト声優として参加。

2009年製作/110分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2009年4月18日

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第33回 日本アカデミー賞(2010年)

受賞

優秀アニメーション作品賞  
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(C)2009 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

映画レビュー

4.0 備忘録ついで⑬/どちらの事件が裏なのか

2026年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ドキドキ

13作品目の13と、キリスト教での忌み数である13をかけて、弱めの酒を意味するチェイサーをサブタイトルに飾った、コナンvs黒の組織が描かれた初の作品。(天国へのカウントダウンは、被害に巻き込まれただけで対決はしていない。)
初登場キャラは、ベルモット、キャンティ、コルン、ピスコ、松本管理官、横溝参悟、大和敢助、上原刑事。初では無いが、山村警部もセリフありで初出演。
捜査会議後のコナンと小五郎のセリフ、「千葉刑事少しやせた?」と「白鳥は太った」「横溝兄弟のコーヒーの件」は変装のミスリード。
オープニングの紹介映像で原作42巻File.10「ラットゥンアップル」でのベルモットとの対決の回想が入った。
劇場オリジナルキャラで黒の組織のネームドが起用された初の作品。ピスコとの関連が示唆されたが、ピスコが故人の為原作設定の上書きは不明
前作より重要なキャラでゲスト声優が起用された。
公開同年に神谷氏が毛利小五郎役を降板したため、本作が神谷氏の最後の毛利小五郎になった
現在では管理官が変わっている為出番は無いが、松本管理官を演じていた加藤清三氏が2013年に逝去された為、本作が加藤氏の最初で最後の松本管理官となった。

〜ここから感想〜
良かったポイント
天国へのカウントダウンより深く、事件に黒の組織が関わった展開に、ハラハラさせられた良作。誰が組織の人間かを推理させる展開もなかなかだった。

悪かったポイント
警察関係者入れ替わり、東都タワー銃撃事件についてはTPD側がほとんど触れなかったのが気になる。

本筋の復讐劇、発端の七夕事件、裏で暗躍する黒の組織。
全ての要素がそれぞれを引き立てて、喧嘩せずに1本の道となり破綻すること無く物語を形成させているのは凄い
どれか一つの要素が多かったり少なかったりすると、何かが過剰になってしまって破綻するくらいのいい塩梅。
ただやはり気になるのが、警察官部の入れ替わり、東都タワー銃撃と言う大事件の犯人が不明なまま終わったこと。
あと、毎度毎度ジンがやりたい放題なのもなぁ
いくらあの方のお気に入りだからって、軍用ヘリ持ち出して一般市民相手に機銃掃射はダメでしょ

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だい

3.5 70点

2026年4月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

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まぁと@名作探検家

3.5 ゴムのベルトが伏線かもね

2026年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

ドキドキ

オープニングが悪夢からうなされて起きあがるコナン。まるで男はつらいよのオープニング。こっちは笑えなかったけれど。

謎解きがわかりづらかったしうまく説明がぢきないことも多かった気がする。
殺害した人間を6ヶ所にわざわざ運ぶ?
カブトムシはどうやって捕まえてどうやって飛ばしたのか?
凄腕の刑事が7人同時に一人に倒される?
黒ずくめの組織がこの事件になんで絡んできてる?等々

びっくりしたのは蘭が凄腕の空手の達人だったこと。
それでも屈強な悪役には結構、たたきのめされる。ここは観ていてつらかった。
今回は蘭の絡みが少なくうるっとくる場面がなかったが、少年探偵団が活躍したり黒ずくめの組織が暗躍したりで見応えはあった。
最後にヘリは落ちたけれどその後、どんなニュースになったのだろう?東京タワーもむちゃくちゃにされてたし。
それにしてもおっちゃんの単純な推理に納得する警視庁捜査一課もなんかたいしたことないなあ。

いつも思うことだがコナンもサザエさんもクレヨンしんちゃんもちびまる子ちゃんもずーと、同じ年齢でやってるけれどどれか一人くらい成長していってくれないかなあ。
まあ、成長しないから安定した楽しみがえあられてるのかもねえ。

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♪エルトン シン

4.0 【80.4】名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) 映画レビュー

2025年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009)批評
作品の完成度
シリーズ13作目でありながら、歴代劇場版の中でも最高傑作との呼び声高い作品。ミステリー、サスペンス、アクション、そして人間ドラマの要素が極めて高い次元で融合。黒ずくめの組織との直接対決という、ファンが長年待ち望んだテーマを正面から描き、単なるアニメ映画の枠を超えた完成度を実現。
物語は、広域にわたる連続殺人事件を軸に進行。現場に残された麻雀牌から、組織の関与が浮上。事件の真相を追うコナンは、組織の新たなメンバー、アイリッシュと対峙する。アイリッシュがコナン=新一の正体を突き止めるという、かつてない設定が物語全体に張り詰めた緊張感をもたらす。
クライマックスは、東京タワー🗼を舞台にした三つ巴の激戦。コナン、組織、そして警察の思惑が複雑に絡み合い、壮絶な攻防戦が繰り広げられる。この作品の真価は、派手なアクションだけではない。組織のメンバーでありながら、葛藤を抱えるアイリッシュの悲哀に満ちた最期は、物語に深い奥行きを与える。
ミステリーとしての謎解き、サスペンスとしての正体発覚の危機、そしてアクション映画としての迫力。これらが緻密な脚本と演出によって見事に調和し、観客を最後まで飽きさせない。作品のテーマ性、キャラクターの深掘り、そして物語の構成力。すべてが高水準で結実した、劇場版コナンの集大成であり、新たな可能性を示した記念碑的作品。
監督・演出・編集
監督は山本泰一郎。テレビシリーズの監督も長年務めてきた経験から、作品世界への深い理解が見て取れる。演出面では、ミステリーパートの静かな緊張感と、アクションパートのダイナミックな動きの緩急が絶妙。編集は岡田誠。複数の視点や場面をスムーズに切り替え、物語のテンポを維持。特に、伏線の提示と回収が巧みであり、観客が混乱することなく物語に没入できる。
脚本・ストーリー
脚本は古内一成。原作のエッセンスを忠実に再現しつつ、劇場版ならではのスケールとオリジナリティを両立。黒ずくめの組織が主軸となり、組織の内部抗争や個々のメンバーの背景に深く切り込んだストーリーは、ファンを強く引きつける。広域連続殺人事件というミステリーと、コナンの正体を巡るサスペンスが見事に絡み合い、最後まで目が離せない展開。
映像・美術・衣装
アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。作画は非常にクオリティが高い。特に、アクションシーンや人物の表情描写は細部にまでこだわっている。東京タワーなど、実際のロケーションを忠実に再現した美術設定もリアリティを追求。キャラクターデザインも須藤昌朋が手掛け、安定したクオリティを維持。
音楽
音楽は大野克夫。お馴染みのメインテーマに加え、サスペンス感を煽る重厚な楽曲や、アクションシーンを盛り上げる壮大なオーケストラ曲など、作品の世界観をさらに深化させる。主題歌は倉木麻衣の「PUZZLE」。ミステリアスな雰囲気と力強さを兼ね備えた楽曲が、本作のテーマに完璧にマッチしている。

作品
監督 山本泰一郎 112.5×0.715 80.4
編集
主演 B8×3
助演 B8
脚本・ストーリー 脚本
古内一成
原作
青山剛昌 B+7.5×7
撮影・映像 A9
美術・衣装 A9
音楽 S10

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honey

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