110番街交差点

劇場公開日:2026年4月17日

110番街交差点

解説・あらすじ

1970年代初頭のニューヨークを舞台に、警察と黒人ギャング、イタリア系マフィアが入り乱れて繰り広げる抗争を描いたクライムアクション。

白昼のニューヨークでマフィアの私設銀行が警察官に化けた黒人グループに襲撃され、大金を奪われる。怒り狂ったマフィアは報復に燃える一方、メンツをつぶされた警察も、ベテラン警部マテリと新人の黒人警官ポープが組んで捜査に当たる。しかし、マテリは差別主義者で、ポープとはなにかと対立してばかり。やがてマフィア側が犯人グループを追いつめるが、そこに警察も駆けつけ、人種入り乱れたすさまじい大銃撃戦が始まる。

フェデリコ・フェリーニの「道」やデビッド・リーンの「アラビアのロレンス」など数々の名作や大作で活躍した名優アンソニー・クインが、主演のほか製作総指揮も兼任。「007 死ぬのは奴らだ」「エイリアン」のヤフェット・コットーらが共演。ボビー・ウーマックが歌う主題歌も話題となり、後にクエンティン・タランティーノの「ジャッキー・ブラウン」などでも使用された。

1972年製作/102分/アメリカ
原題または英題:Across 110th Street
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2026年4月17日

その他の公開日:1973年4月7日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5 トランプの原点ここにあり

2026年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「新宿シネマアートハードコア傑作選」前回好評で、今回も二匹目のどじょうを狙ってではありませんが、いいですねこういう硬派な映画好きです。ヒューマニズムに流されるわけもなく只々ハードな世界を描ききる、まあそこまで完璧は求めませんが、続けてほしい企画です。

暗黒街のエネルギー

これが魅力的だよね

まさに人間の性、欲望、貧困

あらゆる負のエネルギー満載

そして、そこで繰り広げられる人間ドラマ。

映画の題材が豊富だよな。

今の時代との違いは、インターネット

これにつきるかな

今は、知りたいことはリアルタイムに調べられる時代。

当時は、海の向こうのことなどたまに聞こえてくるぐらい。

だから、映画の持つ力はつよかった。

また、興奮もした。

白人と黒人という対立軸

『夜の大捜査線』とか『招かざる客』とか

当時の作品は、白人と黒人、人種差別という大きなキーワードがあって

映画で、それを乗り越えてたがいに心触れ合うというパターンがあった。

マーティン・ルーサー・キングの公民権運動を反映した、時代の空気だったんだろうな

もちろんこの映画にも

今は、白人、黒人、多種多様な移民のコミュニティーがあって。

簡単な図式にできない

日本とてこの波には逆らえない。

「ハードコア傑作選」

まさにエネルギーを充満させた作品に出会えるのがうれしい

そう、時代が大きくうねっていたし

そんな時代の空気を映画人が切り取ったし

リアルタイムではないにしろ

むしろその時間差が、微妙に冷静な思考を作ってくれた。

さあ、今の世界をどうとらえたらいいんだろう。

そんな気分にさせられた

瞬時に情報が世界を駆け巡り

瞬時に判断し

瞬時に発信する

正しいことも間違いも簡単に文字化されてしまう。

フィルターを通す時間さえない

危うい方向に行かなければよいのだが。

ギャングのボスをみていると

誰か思い出す

そう、トランプさんだよね

因縁の付け方とか、言葉使いとかよく似ている

というか、ああいう界隈の話し言葉なんだろうけど

いいんですか、そんな方が大統領やっていて

人の国のことは言えないけど。

我が国とて、選挙では、嘘とデマがとびかい。

なんか知らぬ間に思考が停止してしまう人の続出。

そう、何となくこっちでいいかな

まあ行った先のことは、どうなろうと自分の責任。

日本の大きな転換期なんでしょうね。

なんか、このアナログな映画に懐かしさと今日との違い。

そして、先行きのわからない日本を危惧してしまう。

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himabu117

未評価 コレジャナイ・・・

2026年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

シネマート新宿で《新宿ハードコア傑作選2》バリー・シアー監督『110番街交差点』鑑賞。タランティーノの『ジャッキー・ブラウン』と同じ曲がかかるものだと思ってたら アレンジ違いだった。音楽のライブで一番盛り上がる曲を「今日はアンプラグドでやります」と言われた時の寂しさを若干感じた。#32

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はにわさん in 2026

2.5 across 110th streetを見て

2026年4月18日
Androidアプリから投稿

怖い

シネマート新宿で見てきた。New Yorkの刑事と、ギャングの話である。人種のるつぼのNew Yorkらしく、白人、黒人、イタリア系の人らの、確執を描いた話である。何か、古い日本の刑事ドラマのような話だったが、日本のドラマが影響を受けたのかもしれない。所々に出てくる、New Yorkの地名が懐かしい

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えんち

4.0 名曲「Across 110th Street」を浴びるブラックスプロイテーション🕶️

2026年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

犯罪映画、クライムサスペンスが好きだ。で、映画もだけど、音楽もなんとなく危険な香りがする曲が好きだ。本作のタイトル曲「Across 110th Street」は、危険な香りがする犯罪ソングの代表として筆頭にあげられる名曲だと思う。

この曲を知ったきっかけになった、タランティーノの「ジャッキー・ブラウン」が好きで、円盤、サントラはもちろん、その勢いで本作も円盤、サントラも入手済み。映画館でかけてくれてありがとう!シネマート最高!ということで観に行きました。

本作は、黒人のギャングが主人公のクライム・アクション。ブラックスプロイテーションの代表作であり、暴力や犯罪を描いた点でアメリカン・ニューシネマの系譜でもある。画面には黒人しか映ってない!(という印象)で、緊迫感あふれるサスペンスというか犯罪の一部始終が描かれる。ゴリゴリのハードボイルドなのでご注意を。まあ、鬱映画とも言えます。

本作で触れなくてはいけないことは、ボビー・ウォーマックというソウルミュージックの裏番長により、ほぼ全編サウンドトラックが提供されたことだ。主題歌のAcross 110th Street」は、前述したようにクエンティン・タランティーノ「ジャッキー・ブラウン」(1997)とリドリー・スコット「アメリカン・ギャングスター」(2007)で使用された。二人の監督が、本作「110番街交差点」から大きな影響を受けたことが想像できる。上記2作品が好きな方なら本作も楽しめると思う(と、二人の監督が伝えている)。

特に「ジャッキー・ブラウン」は、オープニング、エンディングに本作のタイトル曲「Across 110th Street」が使用され、エンディングシークエンスではカーステから聴こえてくる歌を、パム・グリアが口ずさんでるという描写なのも痺れる。

ボビー・ウォーマックは「裏番長」と書いたが、キャリア的にも、ソウルミュージックのファンからもこの人が特別好きという人には出会ったことがない、渋めというか地味なミュージシャンの筆頭。逸話としてはサム・クックの弟子的存在で、本人にもかわいがられていたようだが、サム・クックが殺されたあと、サムの奥さんと結婚したようだ。

ジャニス・ジョプリンのアルバム「パール」でアコースティック・ギターを担当、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム「暴動」(1971年)でギターを担当。ローリング・ストーンズのアルバム「ダーティ・ワーク」(1986年)にゲスト参加。1994年のスタジオ・アルバム「復活」には、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツ、スティーヴィー・ワンダー、ロッド・スチュワート等がゲスト参加。という形で、まさに「ミュージシャン・オブ・ミュージシャン」(ミュージシャンが認める最高のミュージシャン)という存在だった。

Across 110th Street,
110番街交差点を横切って
Pimps trying to catch a woman that's weak
ポン引きどもが弱みを持った女を捕まえようとする
Across 110th Street,
110番街交差点を横切って
Pushers won't let the junkie go free.
売人どもはただじゃヤクをくれない
Across 110th Street,
110番街交差点を横切って
Woman trying to catch a trick on the street
路上で客をとろうとする女がいる
Across 110th Street,
110番街交差点を横切って
You can find it all in the street.
あなたはその通りですべてを見る

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minavo