ネネットとボニ

劇場公開日:2026年7月24日

ネネットとボニ

解説・あらすじ

フランスの名匠クレール・ドゥニのキャリア初期の代表作のひとつで、南仏マルセイユを舞台に、若者たちの行き場のない孤独と言葉にならない親密さが交差していく様子を静かに描いたドラマ。登場人物たちの日常の断片の中に潜む感情の揺らぎを、説明を排した繊細な演出で丁寧にすくい取る。

港町マルセイユで暮らす19歳の青年ボニはピザ屋で働きながら、どこにも属さない日々を送っている。そんなある日、疎遠になっていた15歳の妹ネネットが突然現れ、ボニの部屋に転がり込む。ネネットは妊娠しており、行き場を失っていた。兄妹は互いに踏み込めない距離を保ったまま、ぎこちない同居生活を過ごす。ボニはパン屋の女性に心を寄せるが、その想いを現実に結びつけることができない。ネネットは自らの身体と向き合い、未来を選び取ろうとする。残酷な世界の中で、欲望と優しさは静かに関係を変えていく。

「ビフォア・ザ・レイン」のグレゴワール・コランがボニ役、長編映画初出演のアリス・ユーリがネネット役を務め、ビンセント・ギャロ、バレリア・ブルーニ・テデスキが共演。ドゥニ監督との長年の協働で知られるイギリスのロックバンド「Tindersticks」が音楽を手がけた。1996年のロカルノ国際映画祭で最高賞にあたる金豹賞を受賞。

1996年製作/103分/フランス
原題または英題:Nénette and Boni
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2026年7月24日

その他の公開日:1998年10月31日(日本初公開)

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映画レビュー

4.0 愛を知らなければ母性(父性)は目覚めない?

2012年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Chemy