ラスト・オブ・モヒカン

劇場公開日:1993年3月13日

解説・あらすじ

18世紀半ば、植民地戦争を背景に、英国人開拓者の孤児だったモヒカン族の青年ホークアイが、フランス側につくヒューロン族に襲われた英国大佐令嬢姉妹を救う。何度も映画化されたジェームズ・F・クーパーの小説の再映画化。

1992年製作/112分/アメリカ
原題または英題:The Last of The Mohicans
配給:東宝東和
劇場公開日:1993年3月13日

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.5 「静かな名作」という言葉がよく似合う一本です。

2026年7月1日
PCから投稿

楽しい

単純

興奮

歴史を題材にした作品としてだけでなく、アクション、恋愛、そして人間ドラマが高いレベルで融合した名作。派手な演出に頼るのではなく、登場人物たちの生き様や信念を丁寧に描いている点が印象的でした。

主人公ホークアイは寡黙ながら圧倒的な存在感があり、戦闘シーンはリアリティと緊張感にあふれています。銃やナイフを使った戦いは決して派手すぎず、それでいて目を離せない迫力があります。

何より素晴らしいのは、壮大な自然を活かした映像美と音楽です。広大な景色と名曲が物語をさらに盛り上げ、特に終盤はセリフを最小限に抑えた演出によって感情が一気に高まります。ラストまで一気に引き込まれ、観終わった後も余韻が長く残りました。

歴史背景を知らないと序盤は少し理解しづらい部分もありますが、それを差し引いても十分に楽しめる作品です。時代劇としてだけでなく、純粋なエンターテインメント作品としても完成度が高く、何度でも見返したくなる一本でした。

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笹錦あきら

3.5 その当時の“流れ”を知ることが楽しみとなる

2026年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

当時から変わり者だったデイ・ルイスだが、その演技は群を抜いていたと思う。「マイ・レフト・フット」なんかではここまでやるんかい!と衝撃を受けた。当時札幌の東宝日劇の大画面でみた記憶があるが、ひたすら神々しくカッコよかったこの映画。また見ることができる喜びに心が湧いている。ケビン・コスナーがアメリカの原住民とタタンカを題材にした「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でアカデミー賞をとった流れから作られた作品だと記憶している。そうだ、そのおかげでアメリカの歴史を知りたくなったのだ。そう回想すると面白い。マデリーン・ストウとかジョディ・メイなんて、その時以来口にすることすらしなかった役者たちだ。デイ・ルイスが銃を構えて撃てば、確実に敵に当たるところなんかは、シュワルツェネッガーやスタローンのヒーロー像を踏襲していたのだろうか…。そんなことはどうでもよい。めちゃくちゃ、楽しんだ。

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ぱんださん(ちら

3.5 はた迷惑

2024年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

ダニエル・デイ=ルイスのこれでもかという役への没頭はすごい。そのための準備も半端ない。その結果切り立った崖を全速力で銃を3丁も持って駆け抜けるのだから、モヒカン族かというとどうなのか謎なんだけども、少なくとも現地で日々暮らしてた人感はある。

植民地の取り合いの戦いをイギリスとフランスがしているわけで、そのケンカに巻き込まれた北米原住民たち。
その煽りでの民族の戦いになるかと思いきや、アンガの個人的な怨恨に結果終始することとなり、ちょっと拍子抜けなところはある。
イギリスフランスも喧嘩をよその地でやらかすとは全くはた迷惑でしかない。

モヒカン族に育てられた白人で心はモヒカン。それはわかるのだけど、なんというか、結局は白人同士で恋に落ちてんじゃん…やはり選民的じゃん…て気分が拭えない。捻くれすぎだろうか。

それにしても親父強え。

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ひよこまめぞう

4.0 I will find you!!

2024年9月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

壮大な愛の物語だった。父への愛、息子への愛、娘への愛、姉妹愛、兄弟愛。賢いコーラと鷹の眼を持ち土地を知り尽くしているダニエル・ディ・ルイス!恋する二人になるのが早すぎたが、まず相手の眼を正面からじっと見つめることで恋が始まるというお約束を経ていたので許します。

音楽そのものは良かったが、ずっと奏でられている印象とここぞとばかりに流れるセンチメンタルなメロディーには少し食傷気味になった。映像素晴らしく、森林、滝と川、草原、切り立った岩壁、広い空に山々の稜線とIMAXで見ることができたらと思った。暗闇のシーンが多くテレビ画面ではあまりよく見えなかったのは残念だった。その自然の中で英仏が戦い、それぞれの側で民兵として戦わせられる複数のインディアン族、残酷で白人化したインディアンもいれば誇り高いインディアンもいる。元々は共存していたろうに。諸悪の根源はヨーロッパからのこのこやってきた白人。英国は世界の土地全てを自分達のものにするのが使命だと~?彼らにとって土地はお金になるもの。違う。土地そのものが神様で祖先で大事な物なのだ。

「存在の耐えられない軽さ」で初めてダニエル・ディ・ルイスを見てこんなに素敵な俳優が世の中にいたのか!と衝撃を受けた。にも関わらず他のダニエル出演の映画を1本も見ないまま来てしまった。私的・ダニエル祭りをこれから始めようと思う。

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talisman