許されざる者(1992)

ALLTIME BEST

劇場公開日:1993年4月17日

解説・あらすじ

クリント・イーストウッドが、師匠であるセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル監督に捧げた異色西部劇。1870年代の米ワイオミング。かつては無法者として悪名を轟かせたウィリアム・マニーだったが、今は若い妻に先立たれ、2人の幼い子どもとともに貧しい農夫として静かに暮らしていた。そこに若いガンマン、キッドが立ち寄り、賞金稼ぎの話を持ちかける。共演にジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス。92年度のアカデミー賞では作品、監督を含む4部門を受賞した。

1992年製作/131分/アメリカ
原題または英題:Unforgiven
劇場公開日:1993年4月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第17回 日本アカデミー賞(1994年)

受賞

優秀外国作品賞  

第50回 ゴールデングローブ賞(1993年)

受賞

最優秀助演男優賞 ジーン・ハックマン
最優秀監督賞 クリント・イーストウッド

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀脚本賞 デビッド・ウェッブ・ピープルズ
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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

5.0 真実は誰も知らない

2024年9月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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共感した! (9件)
猿田猿太郎

4.0 クリントx西部劇x90年代

2026年10月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

2026-#80 許されざる者 (1992 米)
つい100年ちょいまでは銃で殺し合う無法地帯。Cイーストウッドの西部劇の仕上げの作品。当時既に御年62歳だったClint、今96歳で未だご健在😚最後の監督&主演作は2018年の運び屋=90歳。歳食って疲れたとかこの人の前では言えねえ。Gハックマンの悪役保安官も◎。

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ロベ。

5.0 予備知識ゼロから始まった32年越しの再会。クリント・イーストウッド『許されざる者』が教えてくれた映画の奥深さ

2026年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

「午前十時の映画祭16」にて鑑賞いたしました。
初見は32年前の1994年です。

まだサブスクもなく、レンタルビデオの新作が1泊600円ほどだった時代。三軒茶屋にあった「三軒茶屋映画劇場」という、今では珍しい洋画2本立てを格安で楽しめる映画館で出会いました。

その日はクリント・イーストウッド監督特集で、『許されざる者』とケビン・コスナーが初の悪役に挑んだ『パーフェクト・ワールド』という豪華な2本立てでした。
『アンタッチャブル』や『フィールド・オブ・ドリームス』の大ヒットですっかりコスナーに魅了されていた私は、彼の新作目当てで劇場へ向かったのです。

だが、予備知識ゼロ・西部劇ほぼ初体験・イーストウッド作品は地上波の『ダーティハリー』程度だった当時の私にとって、この作品との出会いは、何もかもが衝撃的でした。
今思うと、「映画の2本立て」はこういうめぐり合わせがあって幸せな時代でした。

まだ20歳そこそこ、多くの映画に出会えていなかった私の本作初見の感想は、「渋い大人の復讐譚」でした。
そこから30数年。
クリント・イーストウッド監督の出演作である『ローハイド』をはじめ、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『奴らを高く吊るせ!』『荒鷲の要塞』『ダーティハリー』『ダーティファイター』、さらに彼が師と仰ぐドン・シーゲル監督やセルジオ・レオーネ監督の作品まで幅広く鑑賞するようになりました。
そうして振り返ると、本作品の主人公であるウィリアム・"ビル"・マニー(演:クリント・イーストウッド)は、彼がかつて演じてきた主演作の主人公たちの空気を全身にまとい、まるで彼らの「後日談」のように頭の中でフラッシュバックしてきます。
イーストウッド自身が「最後の西部劇」と位置付けたように、数々の作品と共に歩んできた観客にとって、実に奥深い味わいを持つ作品なのでした。

作品内容も、「かつて極悪の限りを尽くした男が矜持を守るため、かつての仲間を無残なかたちで殺し晒した悪徳保安官への復讐」というファクターだけではなく、保安官リトル・ビル・ダゲット(演:ジーン・ハックマン)にも自身が出演した『フレンチ・コネクション』のドイル刑事よろしく、町の治安を維持するための彼なりの矜持と方法に則り、単純な復讐劇ではなく、各々の持つ信念、矜持に従う男たちのドラマであることが改めて感じとりました。

イーストウッド、ハックマン、モーガンはじめフランシス・フィッシャー、リチャード・ハリスの名優の競演と鬼気迫る演技、そして哀愁漂うレニー・ニーハウスのギターの調べは何十年経っても心を打ちます。時の移り変わりと共に視聴をすると感じ方が変わる名作ですね。

しかし、『最後の西部劇』として40年近く経過。
老獪なマニーを演じたイーストウッド監督が未だ現役なのは驚きです。

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矢萩久登

5.0 イーストウッドの到達点

2026年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

最早、何も言う事は無い。数多の西部劇の歴史としても頂点であり、イーストウッドの最高傑作でもある。彼の映画人としての全てが此処に有る。まだ鑑賞されていない方が居れば、映画の面白さというものが何か良く解るだろう。それだけ価値がある作品だ。何度見返しても、この作品が持つ美しさと感動は薄れる事が無い。常に新鮮なままなのだ。この作品こそ、まさにエバーグリーンだ。

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shanti