「新しくも生々しくもあり俳優陣の躍動感が迸る作品」スワロウテイル ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
新しくも生々しくもあり俳優陣の躍動感が迸る作品
1996年にYEN TOWN BANDはアルバムも買って聴きまくっていたけれど、
映画は観ていなかったので、この機会に鑑賞することに。
始まりと終わりの伊藤歩のナレーション&モンタージュ的な映像が斬新。
円都の猥雑さ、むわっとした空気感、ざらついた感じ、移民という設定で
この当時に描かれていること自体驚き。岩井俊二、やはり只者ではない。
もちろん小林武史の音楽も歌を生かすプロデュースワークが抜群に素晴らしい。
原田大三郎さんがCGディレクターだったということも(🦋がCGらしい)。
三上博史の躍動感やかっこよさがハンパない。こんなかっこいい人、今いる!?
というくらい圧倒的にかっこいい。
CHARAがMY WAYをバンドといっしょに歌うシーンにおける
CHARAの表情がキュートすぎる。
渡部篤郎はこの作品で彼のイメージがついてしまったのではないかというくらい、
クールでありながら、やっていることが激しくかっこいい。
山口智子が豪快!桃井かおりが面白すぎる。大塚寧々が妖艶。
伊藤歩が初々しい。
という俳優陣が素晴らしいので、多少長くても長くは感じない。
当時観ても若造の私は本作が刺さったかというと受け止められなかったと思う。
今観たからこそ本作から感じ入ることができた。
映画との出会いは、縁と運とタイミング。
今の自分が観るべくして出会った作品なのだろう。
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