敗北者たち

劇場公開日:2026年8月15日

解説・あらすじ

「情事」「赤い砂漠」で知られるイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが1953年に手がけた長編2作目で、フランス、イタリア、イギリスの各都市を舞台に、罪を犯す若者たちの姿を描いた群像劇のオムニバス。

パリ、ローマ、ロンドン。それぞれの街で、金銭欲や虚栄心、あるいは満たされない退屈から、青年たちが殺人や密輸といった犯罪に手を染めていく。豊かさを取り戻しつつある戦後社会の繁栄の裏側で、進むべき道を見失った若い世代の精神的な空白と、揺らいでいく価値観が静かに浮かび上がっていく。

監督・原案・脚本をアントニオーニが担い、「白夜」「山猫」などビスコンティ作品で知られるイタリアを代表する脚本家スーゾ・チェッキ・ダミーコ、作家ジョルジョ・バッサーニが共同脚本に名を連ねる。犯罪の背後にある疎外感や無気力を冷静に見つめるまなざしは、後のアントニオーニ作品へと受け継がれていく。日本では2026年8月の特集上映「ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂」にて、2K修復版で劇場初公開。

1953年製作/114分/イタリア
原題または英題:I vinti
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2026年8月15日

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1953 (c) Film Costellazione

映画レビュー

3.5 非貧困層の青年犯罪者を主役に配する「戦後型ネオリアリズモ犯罪映画」のオムニバス。

2026年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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じゃい

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