バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年

劇場公開日:2026年8月7日

解説・あらすじ

イラク戦争下のバグダッドを舞台に、爆撃で片足を失いながらも夢を追うサッカー少年と、彼を懸命に支える家族の姿を描いた社会派ドラマ。

2009年、スンニ派とシーア派の長年の対立や、米軍による侵攻と占領に揺れ動くイラクの首都バグダッド。サッカー選手メッシに憧れる11歳の少年ハムディは、仲間たちとサッカーに熱中する日々を過ごしていた。そんなある日、彼はアメリカの民間警備会社ユニティと反政府勢力の戦いに巻き込まれ、目を覚ますと左脚の一部を失っていた。さらに、父がユニティの通訳として働いていたため、近隣住民から“裏切り者”と見なされて家を焼かれ、一家は辺境の村への移住を余儀なくされる。片足であることを理由に地元のサッカーチームから拒絶され、何もかも変わってしまった世界で居場所を見失うハムディだったが、両親の愛に心を動かされ、もう一度夢を追うため立ち上がろうとする。しかし、戦争という無慈悲な現実は容赦なく彼らに襲いかかる。

サヒム・オマール・カリファ監督が2012年に手がけ、2015年アカデミー賞の短編実写部門の最終候補にも残った同名短編映画をもとに、新たに長編映画として完成させた。主人公ハムディを演じるのは、自身も5歳の時にテロにより片足と父親を失った過去を持つアフマド・モハメド・アブドラ。

2023年製作/84分/イラク・ベルギー・オランダ合作
原題または英題:Baghdad Messi
配給:Elles Films
劇場公開日:2026年8月7日

オフィシャルサイト

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© A Team Productions | Column Film | 10.80 Films | Macgyver

映画レビュー

3.0 中東に平和が訪れる日は来るのか

2026年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

シンプルアクシデントやアイワズアストレンジャーなど最近中東映画を観ることが有りますが、日常生活と死が隣り合わせなのが分かります。日本人は本当に恵まれてますね。
少しでも現実を知るためにも観た方が良い映画ですが、作品としての評価は微妙なところです。

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共感した! 1件)
やまぼうし

3.0 ㊟「あくまで個人的な感想です」。褒めておくのが正解だと解りつつ、思ったことを正直に書いたらこうなっちゃいましたw悪しからず。

2026年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今週の1本目はイラク(ベルギー・オランダ合作)映画『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』。IMDb評価はレビュー数251(8/7時点)と非常に少なく、また点数も6.7と微妙。これは見送ろうかと考えていたのに、ついつい酒の勢いでポチってしまった結果、本日TOHOシネマズシャンテで劇場鑑賞と相成りました。
2009年のイラク・バクダッド。2003年3月20日の(ブッシュ政権の)アメリカ先導による「イラク戦争」開戦、そして5月1日の(アメリカによる)終戦宣言後の占領政策は、シーア派とスンニ派の対立をはじめ、様々複雑な事情も絡んで常に不安定な状況が続き、更にオバマ政権となっていよいよアメリカもそんなイラクから逃げ腰気味。当然、自国を我が物顔で居座る「アメリカ憎し」という感情は強く、民間軍事会社に所属して米軍の通訳を務めるカディム(アセール・アデル)もまた大変に微妙な立場に立っています。そして、カディムの息子・ハムディ(アフマド・モハメド・アブドラ)は(当時)FCバルセロナに所属するメッシをこよなく愛し、彼に成りきって路上サッカーに興じていますが、突如始まる昼日中の戦闘、からの「テロ行為」に巻き込まれ、そこに居合わせた父の目前で大切な左脚に重大な怪我を負うこととなります。
2015年、アカデミー賞短編実写部門の最終候補。そしてその作品を基にして作られた長編映画である本作もまた、第97回アカデミー賞国際長編映画賞のイラク代表に選出と大変華々しい実績。確かに題材としては大変に面白く、更には当時のイラクの複雑な社会情勢を端々に織り込んだストーリーは、その意味合いが解ると興味が増幅するだけの深みがあり、大変ポテンシャルの高さを感じさせます。
ただ一方で残念なことに、展開としては単調で次に何が起こるかは観る前から予想がつきますし、意図した編集もイマイチ巧くいっているとは感じませんし、この手の作品に対してこの“物言い”はご批判も受けそうですが、、映画作品としてはいささか退屈であまり面白いとは言えません。そして、ストーリー中で幾つか起こる重大な出来事について、「その結果が、そうなりますかね?」とやや納得しづらいシーンもチラホラ。少し丁寧さが足りない、或いはちょっと強引に感じるなど、暗に「予算云々」とかではなくて、もう少し「アイデア」で納得させてくれると評価がグンと上がる気がします。
またこれは、作品自体の評価と直接結びつけてはいませんが、作品中に見る当時のイラク国民(主に男性)に対し、検問における非常に子供じみた嫌がらせや、子供の頃からサッカーのライバルチームの選手(レアル・マドリード所属のC. ロナウド)に対して、如何に下卑た言い方で相手を貶し笑い飛ばすところなど、いささか感心できない言動もしばしば。状況が状況だけに荒んでしまう気持ちも理解できますが、現代はもう少しマシになっていることを願ってやみません。
それでも、特に終盤に起こる出来事とその“事”を言い表すハムディの言葉は、僅か11歳にして数々の過酷な経験をするなかで行き着いた「達観」に、もう何も言えないほどの衝撃を受けます。やはり、題材は文句なく素晴らしい。そして、ハムディ役のアフマド・モハメド・アブドラさん、恐れ入りました。とは言え、作品に対し点数をつけるとしたらせいぜい60~65点ってところかな。「知らなかった世界」を観ると言う点で充分意義は感じますが、配信待ちでも良かったかなと言うのが私の正直な感想です。

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TWDera

4.0 残酷

2026年8月7日
Androidアプリから投稿

生きるために、家族を養うために仕方なく仕事をする大人
そして家族の愛を感じながらもサッカーを観るためサッカーを愛する少年
どちらも間違ってない
ただただ戦争の犠牲になっていることが悔しい
残酷過ぎる内容になんとも言えない気持ちになりました

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ri.

5.0 素晴らしい映画をみさせてくれてありがとう

2026年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

試写で拝見。

いやぁ・・・映画を観た後しばらく言葉がでませんでした。
これほど心に刺さる映画というのも珍しい。

戦争って、本当に大人が作り出したもので子供にはなんの罪もないんですよねぇ。
でもその中でも子供たちは一生懸命生きようとする。
サッカー、スポーツの力も改めて素晴らしいと感じましたね。
白パンと戦争もみましたが、僕的にはこちらの方が好み。
爆撃シーンも臨場感があってとてもよかったから、映画館で見た方がいいと思うな

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映画大好きおじさん

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