サヨナラの引力のレビュー・感想・評価
全79件中、1~20件目を表示
いろんな形の恋愛がある。
心の栄養たる韓国映画。
それも恋愛映画ときたらハッピーエンドが良いと
思いがちなんだけど、韓国恋愛映画ってこの結末の
映画は割とありますよね。
そうゆう意味では王道韓国恋愛映画でした。
途中なぜか「同感」を思い出した。
男性の方が未練たっぷりの素ぶりあるくせに
すでに家庭も持ってて、王道のヘタレ男子(笑)
女性は自分の足で立ってて気持ち良かった。
若い頃の葛藤がリアルで彼らに降り注ぐ様々な
出来事は当時の韓国を知ってる自分としては
しんどかった。
出会ったのも別れたのも必然だったと思う。
cyで相手を見つけるなんてホントリアルだったw
心地よい余韻に浸れる韓国恋愛映画でした。
後半感動した。
最後、なんか感動した。お互い好きなのに余裕がなくなると相手を思いやることができなくなるんだなぁと思った。でも別れたから自分のやるべきことがはっきりしてきたのかなぁ、とも思った。最後に送りたいものがもっと重たいものではなくてよかった。ハッピーエンドではないけれど、いい終わり方だと思う。二十五、二十一っていうドラマもこんな感じだったと思いだした。ゲームの終わり方もなんかよかった。ジョンウォンの潔い別れ方は彼のことを思ってとった行動だと思う。
余裕がないときこそ相手を気遣わないと
韓国のラブストーリーに登場する主人公(もしくはヒロイン)は気の強い女性が多い。弱みを見せるのが下手で素直な態度が取れなかったりする。ただ、愛情深く、何かしらの陰があったりする。個人的にはそんなヒロイン像が結構好きだったりする。
大学時代に付き合っていた2人が、10年後に再会して昔話をしながら付き合いの思い出をたどる物語。本作に登場するジョンウォンがまさに韓国映画のラブストーリーのヒロインって感じのキャラ。ムン・ガヨンの演技もよかった。友情と恋愛に揺れながら、ウノと付き合っていく流れはもどかしくて、とても愛おしい。ジョンウォンの過去も踏まえるとこのまま幸せになってほしいと思える流れ(そう簡単には行かないことはわかっているけど)。だからこそとウノの行動に怒りを覚えたりもする。そこ疑うか!!と。でも、この手の映画は、男の行動や決断にどうしてだ?とか、違うだろ!なんてことを思いながら観るものだ。まんまと製作者の思惑にハマってしまった。
物語の枠組みは違うが、「花束みたいな恋をした」を思い出した。自分の過去の恋愛を振り返ってしまうやつ。自分に余裕がなくなると相手のことを気遣えなくなるよな。状況を考えると仕方ないとも感じるが、やはり切なくなる。余裕がないときこそ相手を気遣わないとな。
現在のジョンウォンにパートナーがいるのか、家族はいるのかなんてことが気になるラスト。でも一応幸せそうに見えるラストだった。それだけで少し安心できる。よかった。
「運命的な出会い、別れ、すべては運命だった」
中国映画を韓国でリメイクした本作は、まさに韓流映画らしい切ない悲恋のラブストーリーとなっていた。リアルタイムをモノクロで、回想シーンをカラーで撮っているのは、二人の過去の想いが鮮明に残っていることを表し、モノクロでは、現在の二人の状況を表すとともに、ラストシーンにおける伏線になっていた。
友達以上、恋人未満の関係から恋人となっていく過程を、キム・ドヨン監督が丁寧に描いているため、二人の愛が少しずつ深まっていく様子に説得力がある。
二人が同棲する部屋も興味深い。坂道の途中にある部屋と、移り住んだ半地下の部屋。きつい坂道は、二人が恋におちるまでの難所を示しており、半地下は、二人の心が閉ざされていく印象を強くうえつける。
二人の出会いも、同棲も、愛を深めた過程も、破局さえも、お互いが「運命」の人ではなかったことを描いているようだ。この映画を観ていて日本映画の「花束みたいな恋をした」を思い出した。恋の盛り上がりと破局にいたるまでの「運命」を描いていた。そこに恋愛の普遍性を感じた。
キム・ドヨン監督の「82年生まれのキム・ジヨン」と同じ時代背景を描きながらも、本作は社会構造よりも男女の「運命」に焦点を当てている。ジョンウォンが施設で育った女性であるのに、ウノの父親はまっすぐなジョンウォンを可愛がり、なにかと気を遣い優しく接する。ウノとジョンウォンの関係もあくまでも男女同等で描かれている。
二人が別れて長い時間がたち、再会するのも「運命」ではないか。二人の一つ一つの会話が深く胸に刺さる。現在の二人が、別れの答え合わせをしていくような言葉には、二人の忘れられない愛の重みが伝わってきた。愛した二人が結ばれなかったのは、やはり「運命」であったのであろう。ただラストシーン、ウノが作ったゲームのモノクロの画面がカラー映像に変わった瞬間、悲恋だけではなく、二人がそれぞれの夢を叶えたことが「運命」だったと描いているようだった。
愛は春の雨のように
韓国の恋愛映画。
めちゃくちゃ好みの映画で突き刺さりました。
最初の出会いはどこかコメディチック、序盤もたまたまの出会いからの再会や、他の人との恋愛を見ながらのジェラシーなんかもありつつ、一緒に暮らしてみて少しずつ距離が近づき、大晦日から新年にかけて友達としての一線を越える、そんなドキドキした感情が味わえたのもとても良かったです。
部屋でワーッとイチャイチャしたりするのがなんだか微笑ましく、2人の空間が作られていくのも素敵でした。
地味に隣の部屋から聞こえてくる喘ぎ声に対抗して声だけアンアン言うのが面白かったです。
邦画だと「花束みたいな恋をした」がジャンルとしては1番近く、付き合っていく中でどうしても悪い方向に進んでしまうといったものなんですが、今作ではあらかじめ最初から結末は分かっているという過程込みなので、その辺どうなっていくんだろうと興味が絶えない作りにもなっていました。
「花束〜」も好きだったのでこういうテイストが良いんだろうなと思いました。
ただいざ付き合い出してみるとどうしても互いの良くないところに目がいってしまったり、夢を追いかけるあまりお互いを見れなくなってしまったりする辛さがひしひしと伝わってきましたし、なぜそんな選択をとかなぜそんな判断をなんて思ったりするんですが、そんな愚かな判断をしてしまうほど恋をしている時の盲目さは半端じゃないよなぁとグサッと刺さりました。
自暴自棄になってしまって、振り回してしまって、別れ方も散々で、それでもやはり好きだから追いかけたけどやっぱり無理で…切ない恋の終わりがそこにはしっかりとありました。
現在で再び出会った2人もやはり距離はあり、そんな中でお互いの気持ちを伝えつつ、サヨナラを伝え合う、しっかりと未練にも決着をつけていて良かったです。
お父さんからのお手紙が本当によくて…自分の娘ではないのにここまで大切に思ってくれる人がいるなんて…中々にうるっと来ました。
それぞれの人生を歩み、モノクロの世界が色づいていく、オシャンティな幕引きで終わって行って爽やかでした。
ベタですがお互いの夢が叶っているというのもとても良かったです。
ゲームとしての結末、建築家としての創造、2人の未来はまだまだ明るいなと思いましたし、しっかり幸せになって欲しいなと思いました。
こういう恋愛映画大好物ですっていった感じの作品でした。
すれ違いから得られる良さ、失ってから気づく大切さ、この歯痒さがたまらなく良かったです。
鑑賞日 7/23
鑑賞時間 13:05〜15:10
「脱走」ク・ギョファン
ジーンとくる正統派ラブストーリー
カップ麺はすぐには食べれません!
☆5つは偏にジョンウォン=ムン・ガヨンの魅力に帰結するもので、映画の内容とは無関係です。特に再会後のモノクロのシーンでのジョンウォンは綺麗で心惹かれます。
特に心に残るシーンは、再会後のホテル(?)の一室、ウノにウノの子どもから電話が入ります。子どもはウノに部屋の外が見たい!と駄々をこねます。それに従うウノはスマホでの撮影を始めます。ジョンウォンは写り込まないよう、部屋の中を右往左往。切ないシーンです。
更にこの映画にもカップ麺が登場します。(「急に具合が悪くなる」に続いてです)部屋を立ち去ったジョンウォンにしばし気付かなかったウノ。すれ違いが始まりました。最終的にウノとの別れを選んだジョンウォンがバスの中で、スマホの登録からウノを削除するシーンはキュンキュンしちゃいました。
最後のウノの父親の手紙ですが、私も余計だと思いました。
よくあるただの恋愛で、よくあるただの別れ話。
なかなかに可愛らしい出会いをして、応援したくなるような恋愛をして、やがてすれ違っていく、切ないラブストーリーではある。
だがしかしだ、エモーショナルな部分は多々あるが小粒であるし、劇的な部分はまったく無い、身近に感じれるラブストーリーを意識しているのだろうが、それにしても弱く面白味のない話だと思う。
劇的な仕掛け無しでリアルな恋愛に徹するのであれば、あとは主演2人の魅力とキャラクターの魅力で魅せていくしかない。
それにしては男ウノはまったく魅力の無い典型的でよくいる駄目男すぎる、悪いやつではないが信念、決断力、恋愛力のどれもが凡庸で、せいぜい脇キャラがお似合いの男だ。
女ジョンウォンは演じるムン・ガヨンが魅力的ではあるが、キャラクターとしては何か掴みどころがなくピンとこない。
またリアルを目指す割にはお話しは雑で、物語の都合上で何となくで設定されたような友人たちの描き方など酷いものだ。
最終的な別れのシーン、カップ麺に湯を注ぐ、出来上がるまでの3分もが辛く別れを決心し家を出る女、ヘッドフォンで聞こえないが気配を察知し雨の中を追いかける男、駅のホームで追いつく男、対峙する列車内の女とホームの男、一瞬の間、閉まる列車のドア。
なかなかいい流れのいいシーンなのだが、この流れのエピソードの始まりが男が扇風機を自分の近くに移動させ風を一人で独占するが始まりだ。
これはリアルでも何でもない、ただのクソ話であり、ラブストーリーの主役の2人のエピソードにする話ではない、作り手にキャラクターへの愛着が無いとしか思えない。
他に何でもきっかけぐらいあるだろう。
そして冒頭からの現在と過去、再会と追想の構成がぜんぜん活きていない、ただ白黒がカラーになるをやりたいだけとしか思えない。
そしてそしてだ、最後は男の父親から女への手紙だ、これは酷くないだろうか、グッとくるし涙を誘うものであるが無しだろう、ラブストーリーの最後に意味ありげに語られるものではない。
友人の別れ話であれば真剣に聞いてあげれる話だが、入場料払ってスクリーンで見せられる話ではないと思う。
個人的に彼の身勝手さのみが際立って見えた
扇風機
切ないラブストーリーのように見えるけど、全部男がダメな典型と思えて、あまり刺さらなかった。
国が何処であろうとも「糟糠の妻」(本作では妻ではないけれど)を、自分が一定の成果を挙げちゃうと、苦しかった時に支えてくれたことなんか微塵も覚えちゃいなかったり、底に沈んでいる時に手を差し伸べて助けようとしているのに、鬱陶しいわ!みたくその手を払いのけるなんてことをしてしまう奴がいる。
なのに、時が経ち再会すると「もしあの時××だったら?」みたいな、忘れた過去の傷をほじくり返すみたいな問いかけをして、自分だけセンチメンタルな満足感を味わう。
なんだかそんな苦い感情が胸に上がってきて、素直に観ることができなかった。
そんな息子なのに、常に優しい眼差しで彼女を見守り続けるお父さんはとても素敵でした。
ヘッドフォンで耳を塞ぎ、扇風機の風を自分だけにあて、聞こえていないふりをするお前(なんだか自分自身に見えてきてしまいそうな)、絶対アカンぞ!そう叱ってやりたくなりました。
韓国映画
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