絞首台からの生還

劇場公開日:2026年5月8日

解説・あらすじ

1975年、軍事政権下の韓国で在日韓国人留学生がスパイ容疑で逮捕・拘束された事件をめぐり、死刑判決を受けながらも生還した人々の証言を軸に、その実態と半世紀にわたる影響を追ったドキュメンタリー。

日本生まれで韓国に留学していた韓国人の学生たちは、ある日突然「スパイ容疑」で逮捕され、中央情報部などに連行される。否認を続ける彼らに対して行われたのは、暴力や水責め、電気ショックなどの過酷な拷問だった。やがて朦朧(もうろう)とする意識の中で北朝鮮のスパイだったという虚偽の自白をすることとなり、法廷で死刑判決を受けるに至る。熊本出身の李哲、大阪出身の康宗憲らは無実を訴えて獄中での闘いを続け、日本では同窓生や家族たちによる救援運動が展開され、家族や友人たちの愛情と友情が、獄中の彼らの支えとなった。

本作は、死刑判決を受けた当事者たちへの聞き取りを中心に構成され、拷問の実態や死刑囚としての生活、そして釈放後も消えることのない心の傷を明らかにし、「スパイ」という言葉で人々を脅し、若者の人生をもてあそぶ「闇」が、今の社会にも潜んでいることを浮き彫りにする。

2025年製作/82分/日本
劇場公開日:2026年5月8日

スタッフ・キャスト

監督
小山帥人
西村秀樹
取材
小山帥人
西村秀樹
撮影
小山帥人
西村秀樹
編集
黒瀬政男
ナレーション
水野晶子
ナレーション録音
湯原大地
音響効果
吉田一郎
宣伝美術
高元秀
題字
李哲
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