「くそでか感情一緒に地獄に落ちましょう系が好きな人は見ていい。」死ねばいいのに あいうさんの映画レビュー(感想・評価)
くそでか感情一緒に地獄に落ちましょう系が好きな人は見ていい。
原作既読済。で、もう観る前から原作と大分違うことは覚悟してたので、結構受け入れられたかな〜という感じ。映画オリジナルのシーンは私は結構好き♥️
原作と違くてゲンナリした部分と、でも一方で映画らしくて良かったんじゃない?という部分とに分けて書きます。
原作と大きく違うのは2点。
まず、言わずもがな主人公。誰だこいつは。本当に原作にいたあの得体の知れない怖さのあった超絶フラットマン渡来さんですか?ってくらい人間味がある。原作の肝である会話劇も大分感情が乗っていて嫌な女が相手を煽って自分の亜佐美の解釈を押し付けているようにも見えてしまい、ちょっと胃もたれ。まあ、あんな原作のような男がいても現実味が無いと思われたのかな…?とも。
次に、肝心の会話劇。決めゼリフが出るまでがアホほど早い。え、もう!?とちょっと笑ってしまったし、会話が進んでいくにつれ、徐々に相手が崩れていく過程がこの作品の良いところだと思ってたのでここは残念だった。ただ、映画の時間制限もあるだろうから、脚本家は苦心したんだろうな、母親シーンもバッツリカットして…でも、マンションの管理人のおっちゃんと先輩のエピソードは結構好きだったから入れて欲しかったよ…
良かったのは、冒頭でも挙げたがやはり亜佐美の追加シーン。亜佐美役の人めっちゃ良くなかったですか??現実にもギリギリいそうな、悪いやつじゃないけど好きにもなれない感じのヤバめの女の演技が上手い、惹き込まれる…亜佐美が幸せを噛み締めるシーンで泣いてしまった。で、亜佐美の方の解像度が爆上がりするが故に、主人公が亜佐美に何を感じていたのか、何故あの2人の結末がこんなことになったのかという、原作では最後までよく分からん(故に不気味で良い)部分が、なんとなく想像できるようになってる。ちょっと後味が爽やか?すっきり?という感じ。
最後に、主題歌良かったね!
