パリから来た殺し屋

劇場公開日:2026年4月3日

パリから来た殺し屋

解説・あらすじ

「男と女」「暗殺の森」などで知られるフランスの名優ジャン=ルイ・トランティニャンが主演を務めた、フランス、イタリア、アメリカ合作によるクライムサスペンス。

ロサンゼルス国際空港に降り立ったフランス人の殺し屋ルシアン。ビバリーヒルズのホテルにチェックインし、拳銃を懐にしのばせたルシアンは、車でターゲットである組織の大ボスが住む高級住宅街へと向かう。ターゲットを手際良く始末したルシアンがホテルに戻ると、ホテルは何者かによってチェックアウトされ、パスポートと航空券が消えていた。疑心暗鬼に陥るルシアンに、突如、正体不明の殺し屋が放つ銃弾の雨が降り注ぐ。

ルシアン役のトランティニャンのほか、「愛の狩人」のアン=マーグレット、「フレンチ・コネクション」のロイ・シャイダーをはじめとする仏・伊・米の個性派俳優たちが共演。監督は「ボルサリーノ」2部作や「フリックストーリー」などで知られるジャック・ドレー。脚本を「存在の耐えられない軽さ」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」など数々の名作を手がけたジャン=クロード・カリエールが担当。1972年の製作から半世紀以上を経て、2026年に4Kリマスター版で日本初公開。

1972年製作/112分/G/フランス・イタリア・アメリカ合作
原題または英題:The Outside Man
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2026年4月3日

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(C)1972 Gaumont (France) / Mondial TE-FI Televisione Films (Italie)

映画レビュー

2.0 アメリカの巴里人

2026年5月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャン=クロード・カリエールと言うと、ルイス・ブニュエル作品における共同脚本の印象が強いが、フィルモグラフィーを見るとジャック・ドレーとも何本も組んでいる。本作が制作された1972年には、ブニュエルの傑作「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」にも参加していて、両作はまるで趣きを異にする。監督によって硬軟いかようにも応じられる職人気質なのかもしれない。
全体としては随分荒っぽい筋書きで、主人公による最初の暗殺も緻密な計画を練った風でもなくいきなり訪ねて行くし、その後自らが狙われてからの攻防にしても雑な展開で、結構行き当たりばったりだ。ラストの葬儀場の顛末に至っては何かしら間が抜けている。
ミシェル・ルグランの劇伴は、まるでらしくないし、映像ともミスマッチ。
そう言えばジャン=ピエール・メルヴィルもアメリカに乗り込んで「マンハッタンの二人の男」を撮っているが、メルヴィル独自の文体は維持していたように思う。

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梨剥く侍

未評価 『ブリット』『ワイルドバンチ』後の時代に

2026年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 パリからビバリーヒルズに来て依頼された殺人を終えて国に戻ろうとしたところ、正体不明の別のスナイパーから命を狙われ始めるというお話。

 う~ん、設定としてはドキドキハラハラ・ストーリーを想像させるのに、何だか緊張感のない作品でした。冒頭の殺しのシーンから「えっ?こんなにあっさりした展開?」と思わせ、終盤の謎解きも「それだけのこと?」と拍子抜けでした。50年前の作品とはいえ、この時代には既に、スリリングな展開の『007』も、迫力ある銃撃シーンの『ワイルドバンチ』も、カーチェイスで見せる『ブリット』も世に出ていたのに、このモッサリした映像。

 それより、なぜ今これをリバイバル上映しようと思ったのかなぁ。

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La Strada

0.5 期待して観たのだけれど

2026年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

期待して観たのだけれど、全く面白くなくて、途中でかなり気を失ってしまった。
無理してお洒落に味付けした薄っぺらなハードボイルドという感じでした。
「男と女」の主役だったジャン=ルイ・トランティニャンが主演で殺し屋役。
全く精彩がなかった。

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ねこたま

3.5 70年代アクションが好きであれば、そこそこ楽しめると思います

2026年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1972年制作ということで、いかにもその時代のアクション映画といった趣のある作品。

現代のアクション映画と比べれば、スピード感や派手さにおいては一歩を譲りますが、銃撃戦やカーチェイスなどの描写には、70年代アクション特有の重厚感のようなものがあると思います。

また、ラストも、まさしく70年代アクションのそれといった印象です。

ただ、フランス人監督の作品である以上、アメリカとフランスの文化的ギャップを際立たせるようなつくりになっていれば、さらに印象深くなったように思えます。

とはいえ、全体的に水準は十分クリアしており、70年代アクションが好きであれば、そこそこ楽しめると思います。

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リモ吉