劇場公開日 2026年5月29日

「マ・ドンソクと水上恒司の共闘をいつか見たい」TOKYO BURST 犯罪都市 高森郁哉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 マ・ドンソクと水上恒司の共闘をいつか見たい

2026年5月29日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

お気に入りの「犯罪都市」シリーズがユニバース化とのことで、残念ながらマ・ドンソクは出演しないものの、しっかり世界観を再現しつつ新宿歌舞伎町を舞台に展開する日本人好みのストーリーになっている。シリーズの常連、小悪党チャン・イス役のパク・ジファンが登場するのも嬉しいポイント。お馴染みのユーモラスな“真実の部屋”も出てくるが、新宿中央署の誰かが昔韓国の警察に出張してマ・ソクトから教わった、みたいなことを台詞で言ってくれたらなおよかったか。

水上恒司が演じる相葉刑事、なかなか魅力的だ。製作ノートによると仲村トオルが演じた昭和のヤンキーっぽさを目指したそうだが、ワイルドさとにじみ出るユーモアはちょっと松田優作っぽい感じもする。福士蒼汰のビルドアップされた肉体も見どころ。水上と福士の格闘は新旧イケメン俳優(というほど福士は年取っていないが)の対決で盛り上がる。

歌舞伎町でのチャリンコ・チェイスには笑ったが、あのごみごみした場所でもしも車やバイクのチェイスシーンだったら嘘っぽくなるので、自転車が案外リアルで正解だったのかも。本作の魅力的なキャラが将来のシリーズ新作に再登場し、マ・ドンソクと水上恒司が共闘する胸アツのシーンが実現したらいいなと夢想する。

高森郁哉