「インタビューに応じるジンジャー・ベイカーの目がイってる」クリーム フェアウェル・コンサート1968 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
インタビューに応じるジンジャー・ベイカーの目がイってる
曲の開始とともに腕自慢三人それぞれが楽器で自己主張しはじめるのだが、それは、クラシック的アンサンブルでもジャズ的対話でもない、強いて言えば怒鳴り合いのように見える。こういう剥き出しのエゴの衝突が生み出すエネルギーとか殺気とか気合いみたいなのが束縛への抵抗と結びついたのがこの音楽のキモなのだ、というのが高校1年で初めて「グッドバイ・クリーム」を聴いた時の印象。今回改めて映像付きでみると、ショーアップとは無縁の舞台(照明だけ)や無愛想なステージ・マナー等が無骨さを強調していて益々その感を深くした。まあ、顔のアップばかりのカメラワークや「サイケ調」の視覚効果はご愛嬌。
ただし、せっかくシアター音響で聴いてるのに、音源が低音不足でベースはうねらないしバスドラやフロアタムは段ボール箱叩いてるみたいだし、だったのが残念。
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