俺たちのアナコンダ

劇場公開日:2026年4月3日

解説・あらすじ

ジャック・ブラックとポール・ラッドが主演を務め、映画「アナコンダ」のリメイク版制作のためジャングルを訪れた主人公たちが本物の巨大ヘビに襲われる姿を描いたアドベンチャーコメディ。

少年時代から映画を愛してきた幼なじみのダグとグリフは、1997年公開のパニックスリラー映画「アナコンダ」をバイブルとして崇めていた。40代を迎えた現在、ダグは映画監督の夢を諦めて結婚式カメラマンの仕事に従事し、グリフは売れない俳優として暮らしている。ある日、地元のパーティで再会した2人は、長年の夢だった「アナコンダ」のリメイク版を自主制作するべく立ち上がる。友人たちを引き連れて南米アマゾンへ向かった彼らは、低予算ながらも順調に撮影を進めていくが、グリフが誤って主役のヘビを殺してしまうトラブルが発生。代役のヘビを探そうとジャングル奥地へ足を踏み入れたものの、そこには巨大なアナコンダが潜んでいた。

主人公2人の友人役で「猿の惑星:聖戦記」のスティーブ・ザーンと「M:I-2」のタンディウェ・ニュートン、謎めいたガイド役で「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のダニエラ・メルキオール、ヘビ使い役で「アイム・スティル・ヒア」のセルトン・メロが共演。「マッシブ・タレント」のトム・ゴーミカン監督がメガホンをとった。

2025年製作/99分/G/アメリカ
原題または英題:Anaconda
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2026年4月3日

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映画レビュー

3.5 突っ込みどころは多いが、刺さる人には刺さる

2026年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

恐らくこの映画は、私のような40代後半の中年世代に向けて放たれているのだろう。すなわち、90年代末に『アナコンダ』の洗礼を受け、なおかつ若かりし頃の夢を諦めたり、諦めきれなかったりして今に至るこじらせた世代のことだ。隠れた秀作『マッシヴ・タレント』でニコラス・ケイジを絶妙にイタい味わいで調理したゴーミカン監督は、本作を単に大蛇に襲われるモンスターパニックとしてだけでなく、このフォーマットにあえてメタな視点を介入させてみせる。そうやって「アナコンダ」を青年時代のシンボルどころか、現実社会に体を丸呑みされゆく象徴として突きつけてくるのだ。その結果、私は七転八倒するジャックが自分自身のように思えて、共感のあまり何度も胸が苦しくなった。とまあ、驚きに満ちた企画力&仕掛けを賞賛しつつも、極度に馬鹿馬鹿しくなっていく中盤の流れはご愛嬌。粗さや弱さはあるが、刺さる人にはグサリと刺さる、愛すべき一作かと。

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牛津厚信

3.5  笑いの発信源は主にジャック・ブラック

2026年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

単純

リメイク映画と言われればそうなのだが、本作は冒険モンスタームービー『アナコンダ』('97年)をリメイクするためにジャングルに分け入った撮影クルーの災難を描いて"2重リメイク"の設えになっているところがミソだ。しかも、劇中にはもう1つのリメイク撮影隊が登場して話に捻りが加えられる。

しかし!中身は徹底してバカバカしくて、人によるだろうが笑いの箍が一旦外れると際限がなくなる。それまで押し黙っていた客席が誰かの失笑によって一気にほぐれていく、みたいな。そんな経験はないだろうか。

できれば、前作のプロノくらいは読んでおいた方がより楽しいかもしれない。映画へのオマージュもそこそこ散りばめられている。

笑いの発信源は、主に撮影クルー4人の中の1人を演じるジャック・ブラックの、体全体が楽器と化したかのような熱演だ。彼がブルブルと顔を振るわせながら、汗を飛び散らせながらセリフを吐き始めると、もう、それ自体が陸のアナコンダだ。代表作『スクール・オブ・ロック』('04年)以上の当たり役に恵まれてないと言われるブラックだが、凄まじい機動力はあの時から少しも変わってないと感じせる。

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清藤秀人

5.0 劇場で声を出して笑った初の映画

2026年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

とにかく、笑える。
筋運びは出だしからテンポがよく、ちょっとしたどんでん返しもあちこちに隠されていて、ストーリー自体、面白い。
更に言えば、
メンバー全員で頭突きのやり方を実演し合う場面、毒虫の毒を中和するために対人恐怖症のケニーに立小便をさせる場面、アナコンダに飲み込まれ、その後吐き出された仮死状態のダグに同じく仮死状態のイノシシを背負わせて囮に使う場面など、音楽、演技、演出、役者総出で全身全霊、最大出力をもって笑わせにかかってくるその熱量の凄さったら、まったくもって他に類を見ない。
 とにかくどれもツボにはまって仕方なく、映画館で本当に笑いが止まらなくなったのは、真面目な話、これが生まれて初めての経験でした。

 映画サイトのレビュー欄には、
「ギャグがどれも下品で、笑えるところがひとつもなかった。日本の笑いのレベルがいかに高いかがわかった」
 みたいな投稿が散見されたけど、
 え? 本気?
 とわが目を疑った。
 ”日本のお笑い”が高レベル?
 毎日同じ顔触れの芸人たちが繰り広げる、あの安っぽくて陳腐なトークのどこがレベルが高いというのだ?

 まあでも、そのレベルで笑えるというのは、ある意味安上がりで平和なのかもしれない。

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豆源治

3.5 叫び声(笑い声)さえ飲み込まれるけど、意外や面白さと熱いものは飲み込ませねぇ!

2026年10月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

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近大