「フィクションな事くらい百も承知。」開戦前夜 プリズナー No.6さんの映画レビュー(感想・評価)
フィクションな事くらい百も承知。
おっと、主役は「豊臣兄弟!」の藤吉郎兄者と小一郎じゃん(笑)
さて、まずはそもそも論なんだけど、こんな怪しげなシンクタンク(?)を何故作って、日米開戦のシミュレーションをやらせたのか?
官・民・軍から精鋭をかき集めてるようだけど、果たして情報漏洩は大丈夫なのかね。真珠湾攻撃などが米軍に見破られていたという話も最後に出てくるけど、暗号が解読されてたというけど、この会合もザルだからなぁ(笑)
まあ、創設の目的としては、作中で東條英機陸軍大臣も、近衛文麿総理も、昭和天皇でさえ開戦に躊躇する中で、そのための理由を見出して欲しかったという事なのかな。なんだそれ。
それにしては板倉陸軍少将の立ち位置がイマイチわからなかった。「この空間では自由闊達な議論を」という割には、裏では宇治田にプレッシャーをかけたり、実際に弟に赤紙を送って前線に配置するという事をやっている。やはり憲兵上がりはそんな輩なのかと思った。
途中で何度か「動き出した空気は止められない」という言葉が出てくるが、その“空気”を体現しているのが板倉なのかも。
そして、今やその空気は動き出しているように思うのは私だけだろうか…なんてね。
PS 灯火管制で灯りの少ない日比谷のビル街で、宇治田が何者かに追われて長い人影が伸びてくるシーンは、間違いなく「第三の男」を意識してるよなぁ。チターの音色が聞こえてきそうだよ😛
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