「日本必敗」開戦前夜 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
日本必敗
先にお断りをば。。
いつも無知ムチでお恥ずかしいのですが、
本作が、NHKで放送されたドラマを元にした作品だと知りませんでした。
(どこが加筆パートかも分かりません)
そして猪瀬氏の著書「昭和16年夏の敗戦」も未読です。
(猪瀬さんちょっと苦手。。)
本作については劇場に置かれたフライヤーから、池松君が出る映画なのね位しか認識しておらず、そしていつも通り事前にそれも読んでない。
私は極力事前情報入れずに映画を観たい。
そして鑑賞後、レビューを書く時に初めて、その作品のフライヤーが手元にあれば読みます。
それがいつものスタイルなのですが。。
本作は鑑賞前にネットニュースでプレミア公開が中止になったという記事を見つけ目を通してしまいました。
研究所のある人物を巡り、ご遺族とトラブルが起きている事、抗議活動が継続中である事を知りました。
私なりに色々思う事があり、正直"映画として"割り切って、現実と切り離して鑑賞する事が難しかったです。
(俳優さんにその批判を背負わせるのは違うと思います)
史実に基づく「映画」は、どこまで脚色が許されるのか?
「フィクションだから」で済ませて良いのか?
明らかに実在した人物を、あの様に描くのであれば、それなりの配慮があって然るべきと思いました。
(製作者サイドの言い分も読みましたが)
ご遺族の方の声を聞き、誠実に向き合って、それから映画として作る。
その過程を疎かにしてはいないだろうか。。という印象が消えません。
しかし反対に「表現の自由」と言う側面から見れば、史実を基にしたフィクションが作れなくなってしまう恐れもあるのではないか?
本当に難しい問題で、私の中では解決出来ません。
ただ。
いち映画ファンとして。
石井監督ファンでもありますし、好きな俳優さんも大勢出演しておりますので。
映画としてこの"作品"に向き合おうと思います。
まず、民官軍問わず、あの当時の日本の頭脳、若きエリートを集めた「総力戦研究所」
なるものが存在した事実を知りませんでした。
突然召集された彼らの任務は「戦争の行方を予測」する事。
莫大なデータから導き出した未来。
"自由な発言"など許されなかった時代に、
ましてや「日本必敗」と言う未来を"見て"しまった彼らの恐怖。
絶対に負けます。
この戦争はすべきではない。
大切な家族、全ての日本人、日本という国家の命運を託された若き彼らの覚悟の訴え。
戦争を止めたかった。
負けると分かっているのにそれでも戦争に突き進んでいく日本が憎かった。
興味深いのは、東條の描かれ方。
東條内閣になってからの彼の葛藤。
ちょっとドラマチックに描き過ぎた感はあるが、中々面白い。
陸軍大臣としての立場、内閣総理大臣としての立場。
東條の迷いをしっかりと出していたなーと思ったし意外だった。
(現実では中途半端な政策を打ち出すしか術がなかったが)
彼は勿論賢い人物なので、研究所の導き出した「日本必敗」の信憑性は十二分に認識していた。
その上で総理大臣としての立場からも日米交渉を推進したい。
(&天ちゃんが言うならそうしたい)
東條は戦争を回避するために総理大臣に選ばれたし、彼個人の考えとしても戦争反対だったと思う。
しかし個人の意見なんて言える時代(立場)ではなかったからなぁ。
凄まじい葛藤があっただろうと想像出来る。
陸軍大臣としては、それまで日本が手に入れてきた権益を捨て中国からの撤兵に同意出来ず降伏を選べなかった。
又、好戦派の部下からの突き上げに迷い、弱音を吐く。
アメリカが下がってくれないかなどと言ってしまう東條英機、初めて見た。
これまでは陸軍が率先して戦争に突き進んで行った様な印象が強かったが、本作では、多くの日本国民からも、戦争をしてアメリカを倒せ!という空気を感じるのが恐ろしくそして悔しくて堪らなくなった。
実態を知っている側と知らない側。
双方の空気感が戦争を選んでしまった印象を持った。
過去は変わらない。
では未来は?
教訓にするのか出来るのか。。
今ならAI、チャッピー様の言う通り、選択肢などなく一択か?(°▽°)
難しい役所を担った池松君頑張った。
ガンちゃん、蒼君が素晴らしかった。
三浦さん太賀、國村さんは通常運転。
北村さん出てると安心出来る。
重要な役所、江口さん佐藤隆太さん好きな俳優さんだけど、良い役だったけど、ちょっと何か違う感。。
天ちゃん龍平!
あの顔とセリフにイラッときたw
まぁ、あの方を真正面から映しセリフを言わせたって事が察しろポイントでしょうか。
それより何より東條に注目して観てたのに、それが浩市と気付かず無念orz
フライヤーで確認!
やん!全然浩市じゃんw
コメントありがとうございます。
訴訟問題なんかも軽く調べましたが、普通に“映画として”観るのが双方にとっていいのかな、と。
だから忖度とかは一切なしです。
え、忖度して書いたことあるのかって、そりゃ、まぁ、ねぇ…いや、うん…
この手の邦画の舞台劇か時代劇をみているかの様な力みまくりの大袈裟な演技をさせる演出はホントなんとかして欲しいです(´・ω・`)
浩市w私も最初だけは誰?となりましたが、一度認識したらやっぱり浩市でしたw
コメントありがとうございました。
レビューでは色々と小難しいことを書きましたが、普段の仕事ではパソコン、スマートフォン、AI..を利用するのが当然となった自分を映画で描かれた彼らと置き換えると恐ろしいと言うか、そろばんと手書きしかなかった時代に凄いって、ただ素直に感心していました。
お嬢さん、ゆり。さんへのコメントで、想いを知ってしまいました。
ありがとうございます。
私も1番のお友達と思わせてもらってますよ〜。フォロワーまた1番にしてますからね。
お褒めのお言葉ありがとうございます😊イイねありがとうございます😊
まあ 私独自の私見 独自の見解 ですので 必ずしも正しいとは言い切れませんので
お付き合いいただき 誠に恐縮です。ありがとうございます。
でも一つだけ事実だと思うのが 昭和の大日本帝国の最高責任者 昭和天皇陛下 様
への意見 時として批判が タブーとなっていて 誰も 私も 直接批判は躊躇われる 日本人の国民性ですね
もう 戦後80年 当時の責任 の議論意見 は自由だと思いますけどね。
あっ 現行の象徴皇室の方々への批判は 避けるの当然だと思います。憲法上の存在なので。
日本国民である以上。愛国心は重要。必要。
ただ 私は 戦前の 大日本帝国の臣民 では無いので・・・ 失礼します。ありがとうございます😭😭😭
ゆきさんのように常に考え続けている方の評価が妥当なんだろうと思っています。私は★高めにしてしまいましたが共感ありがとうございます。本作から学べる事は、当時の空気感を感じ取り、それを教訓にすることが大事、という事だと思いました。現代は過去の教訓を生かせているかは疑問符ですね。松田さんの元々持っている、何を考えているのかいないのか分からないキャラクターと育ちが良さそうな感じが本作にピッタリ。
浩市さんは、私は分かりましたよ。キングダムはもう1回観て確認するか考え中です。








