これって生きてる?

劇場公開日:2026年4月17日

解説・あらすじ

「アリー スター誕生」「マエストロ その音楽と愛と」で俳優のみならず監督としても高く評価されたブラッドリー・クーパーの長編監督第3作で、自身の友人の実話を題材に、リアルなニューヨークに生きる夫婦の愛と人生を繊細かつエモーショナルに描いた人間ドラマ。

アレックスとテスの夫婦は2人の子どもにも恵まれ、順調な人生を歩んできた。しかし中年にさしかかり、これまで置き去りにしてきたそれぞれの夢が、ふたりの結婚生活を終わりへと向かわせる。失意のなか、ニューヨークの街で何気なく訪れたコメディクラブで偶然舞台に立ったアレックスは、夫婦の赤裸々な関係を笑いに変え、新しい生きがいを見いだしていく。

「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・アーネットが主人公アレックス、「ワイルド・アット・ハート」のローラ・ダーンが妻テスを演じ、「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」など俳優としても活躍する歌手アンドラ・デイ、「ベルファスト」のキアラン・ハインズ、「アマデウス」のクリスティーン・エバーソールが共演。

2025年製作/120分/G/アメリカ
原題または英題:Is This Thing On?
配給:ディズニー
劇場公開日:2026年4月17日

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映画レビュー

4.0 NYの街並みと人間関係が躍動的なドラマを奏でる

2026年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

『アリー』『マエストロ』に比べると、本作は小規模。しかしそこにはクーパーの巧さが凝縮され、彼の才覚をまた別の角度から測る機会を提供してくれる。注目すべきはストーリーラインではなく、むしろいかにこの映画がヴィヴィッドな空気によって埋め尽くされているかだろう。たとえば冒頭で躍動する獅子舞。主演二人が感情を交錯させる地下鉄での動線。さらにはスタンダップコメディの舞台に立った主人公をアップで捉える画角。ニューヨークを舞台にした名作がそうでもあるように、この映画も街の魅力と登場人物の個性が見事に混ざり合いながら、有機的な呼吸を奏でる。聞くと、クーパーが監督のみならず、自らカメラを持って被写体ににじり寄って参加していたそうで、その辺りにも本作の特殊性や俳優との堅い信頼関係を感じずにいられない。特に愛らしい子役らが最高。狭い車内でアーネットと織りなす演技は物語の本質を突き、胸を打つ場面に仕上がっている。

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牛津厚信

4.0 邦題で損している印象の、上手い映画

2026年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

厳しく辛い「あるある」を重ねる、上手い映画でした。

主人公のように、夫婦間にあった実話を下ネタまじりの失敗談として赤裸々にステージで話してしまうのは、日本人の私としては妻に対して不誠実に感じてしまうし、そもそも面白いとは思えないものの……

監督がモデルにしたという実在の友人については、他人にとっては「他人の不幸は蜜の味」で聞いて面白く、本人にとっては吐き出すことでセラピーを受けたような効果があるという事象が重なった、ということに過ぎないのだろう。

それらを下品で済まさず、ブラッドリー・クーパーが匠の技で魅せる、小粋な作品に仕上げていました。
まず、カメラマンが、主人公夫婦や子どもたち、その親たちの表情を実に上手く近づいて切り取っていて、演技とはいえ真に迫る心情を映し出していました。

ところで、公開3週目の早朝とはいえ、GWなのに割と空いていて、邦題で損している気がしました。

原題の"Is This Thing On?"は直訳すると、
「このモノ(=マイク)、入ってる?」
意訳すれば
「このステージ、本番ですか?」
「ライト照明音響、機能してる?」
などの意味のはずで、それはすなわち、ライブハウスのスタンダップ、コメディステージと、家庭が「ちゃんと本番ですか?」ってWミーニングになるはず。
「『生きてる?』って何よ?」と思ってしまった。

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コージィ日本犬

3.0 夫婦って難しい

2026年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

夫婦って難しい

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塚田貴文

4.0 俺達の家族は機能してる?

2026年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

ドキドキ

原題のIs this thing on? は、スタンダップコメディでマイクが機能してるかを確認するときなどに使われる慣用句で「これ機能してる?」的なニュアンスで、本作の大きな役割であるスタンダップコメディと家族の機能不全をかけた言葉になってるのですが、邦題が「これって生きてる?」というのはニュアンスが異なりますね。邦題からもっとシリアスな内容を想像した人にとっては、むしろ真逆の、ウッディ・アレンさながらのウィットなジョーク満載の作品で驚くかもしれません。

個人的にはUnder Pressureが大好きなので少し思い入れが深まりました。

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にち