人はなぜラブレターを書くのかのレビュー・感想・評価
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伝えられなかった想いが、止まっていた時間を動かしていく
映画を観て、「想いは伝えられるうちに伝えなきゃいけないな」と強く感じた作品でした。
特に印象に残ったのは、ナズナがテレビから流れる脱線事故のニュースを見て、思いを寄せていた相手の名前が“富久信介”だったことを初めて知る場面。
初めて名前を口にしたのが、相手の死を伝えるニュースだったという事実。
「もっと早く知れていたら」という気持ちや、突然大切な人を失った悲しみが一気に押し寄せてくるようで、本当に切なかったです。
細田佳央太さんのお芝居もとても素敵でした。
富久さんの不器用さや優しさがちゃんと伝わってきて、「この人、きっとこういう風に生きてきたんだろうな」と感じられるお芝居で、他の出演作も観てみたくなりました。
あと、この作品を観て改めて感じたのは、手紙っていいなということ。
スマホですぐ連絡が取れる時代だけど、手書きの言葉には、その人の温度や想いが残る気がする。
変わり者だと言われながらも、自分の夢を信じ続ける登場人物たちの姿にも勇気をもらいました。
誰よりもまず、自分自身が自分を信じてあげなきゃいけないんだなと。
“伝えられなかった想いが、止まっていた時間を動かしていく”
そんな映画でした。
ナズナの場合
◉その問いに答えよ
ナズナが何故ラブレターを書いたのかと問われたなら、「死期を悟ったため、かつての恋心を恋文と言う形にして、恋した相手の肉親に伝えずにはいられなくなったから」と答えるしかないと思います。
ナズナの24年越しのラブレターは、信介の残された家族に温かい光を投げかけ、ラブレターを書いたナズナ自身の家族にも、悲しいけれど強い繋がりを生むことになった。その感動自体は、夕陽の川を渡る列車、長く伸びるT字の道路、黄昏の畑や暗がりの水田など、残酷なほど美しく描かれた風景と共に胸に響いてきた。
ただしキャッチコピーの「一通の手紙が奇跡を起こ」したとは、強くは思えなかった。この筋書きでは、「ラブレター」にはそこまでの溜めはなかったと感じました。
◉恋文に宛名がなかったら
物語の中心は、「恋文」の鼓動や綾よりも、向こう見ず含んだ青年の熱い青春と、何年も経ってから腹を括った母親の切ない決心だったと思います。
ナズナのもどかしい恋が信介の死で終わる不意の別れの物語と、ナズナのガンによる死でも娘と母・父の繋がりが途絶えない物語が、一通のラブレターで結ばれる筋書きにはかんじられなかった。つまりタイトルが魅惑的に過ぎて、私の没入感がついていかなかったのだなと思いました。
例えば、ナズナが認めたラブレターに宛名が書いてなかったら、タイトルには沿うような気もしますが、それが作品の質に深く関わったかどうかは、分かりません。
その問いに答えてしんぜよう…
A.其処に!便箋があるからだぁぁ!(ドヤァ)
…って、バカ。
🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️
冗談は扠置き、月並みな言い方をすれば…
紡いでも紡いでも溢れてくる想いを、
言葉で表そうとすると、どういうわけか拙くて、真剣なのにカタチが無いから…幼く、頼りなく…
だから、文字と云う形を借りて、想いを顕す。
そんなところでしょうか?
実話に基づく…との謳ってはいても、一体何処迄が真実なのか?
ただ…もし、本当に、、富久信介なる御仁が、劇中通りの傑物ならば、
全く以て現実とは不条理で腹立たしいモノです。
世の中には、○んだ方が世の為・人の為になる…そんな唾棄すべき人間が、確実に存在します。
人の幸福を妬み・嫉み、努力はしないクセに、他者の努力を蔑み邪魔をする…身勝手で自己中で、利己的な下衆。
そう云う下劣が枕を高くして眠る😴…
いつの時代もそんな理不尽が罷り通っている。
そんな中でも、利他的に振る舞える人。
細やかでも他者の支えや喜びを、幸福に想える人。
時々、、神なんてモンが、そういった数少ない善人を、自らの傍に置きたくて早死にさせる…なんてコトを聞きますが、
それが仮に本当なら、、神なんざ、本当に碌でも無い只のクソメンヘラサイコですね。
突然の事故で愛息を喪い…以来、四半世紀近く経っても、
未だ癒えぬ空虚…
其処を埋めるかの様に突如届いた一通の手紙。
自分たちの知らないトコロで、息子は確り青春を生きていた。
誰かを好いて、誰かに好かれていた。
17年の人生にも確かな、確かな意味が在った…
両親からすれば…どれほど嬉しい事実だった事でしょう。
そして、それだけに、どれ程の切なさだったでしょう。
人間…万事塞翁が馬にして、一期一会。
何処でどんな縁を結ぶのか…叶うなら良縁でありたいもの。
なればこそ、
良く生きるには…善く生きること。ですね。
なんとなく良かった。何も考えず、泣きたい人向け
話の展開もスピーディーで良かった。綾瀬はるかの演技と、とうまあみさんの演技がよかった。儚くとも、手紙を書いた理由、影響があってよかった。3回くらい涙か出た。
20年後にラブレターを何故書いたのか。
正直、予告編を見た時は見たいとは思わなかった。何故20年も経ってから、夫も子供もいる女性が見ず知らずの遺族にラブレターを書くのか?理解できなかったし、遺族もびっくりするだろう。実話では言葉も交わしてないらしい。映画では、主人公の女性が癌の再発で余命を覚悟した時に、心の底に秘めていた高校生の時の初恋の事故で亡くなった相手(お互いに思いあっていた)の遺族にラブレターを書くが送る事に躊躇して出さない。ひょんな事から主人公の娘が見つけ中身を確認したうえで、投函する。そうして物語は進行する。主人公が亡くなった後、その娘が東大の医学部の受験に向かうところで物語は終わる。悲しい話しだが映画として楽しめました。
ハンカチ用意したほうがいいです。
泣けるところは泣けました。隣の女性はバッグからハンカチを取り出し涙を拭ってました。結局当人の2人は亡くなってしまうんですが天国で出会ってうまくいくのではないかと思います。全体的なストーリーの流れもまずまずでした。菅田将暉がボクシングのチャンピオンになるのもいい展開だと思いました。
綺麗な風景描写に酔いしれる作品。邦画の王道。
日比谷線脱線事故に関する実話をもとにした作品という情報だけを持って鑑賞。千葉の田舎の日本の風景が綺麗でした。実際に世界チャンピオンになった川島さんがいて、パンツにもS.Tの刺繍があったと知った時は驚きました。大学受験をつい2ヶ月前までしていた身としては、受験関連の話は歯痒くなる展開もありましたが、信介君の人生を追走して胸が熱くなりました。パニック映画ではないからか、実際に事故の描写が描かれませんでしたが、残された人の態度や振る舞いで信介の存在の大きさ、いなくなった影響を描いていて、感情移入して涙がこぼれました。20年後に自分の最期を実感してふと書いた手紙が巡り巡って信介君の両親に届くというエピソードも感動的でした。
ただ、信介周辺とナズナ周辺の関わりがあまりにも希薄だなと感じてしまいました。実際、朝の電車に一緒に乗っているだけの間柄ではありましたが、その人生に深く入り込んでいたので、信介をなくした両親や川島さんとの邂逅があっても面白かったのではないかと感じました。ナズナの死があまりにも突然でそこで一気に物語から突き放されたように感じてし舞いました。闘病生活を家族3人で乗り越えるようなシーンがあっても良かったかもしれません。
誰かの物語が終わらずとも、新しい物語が始まってゆく
これがもっとも伝えたかったメッセージなのかなと感じました。
実話をもとにしているだけに派手なシーンや展開はありませんが、小さな心の機微や感情の起伏に寄り添ったまさに邦画と言えるような感動できる作品でした。
十二橋駅
残念なことに焦点がボケていて、感動ポイントが不明。ヒロインのナズナが明るく振る舞っているのだが、全編暗いままで何の希望もない。一つに繋がっている感も、繰り返されるほどには、繋がっていない。観ている人は、いつ繋がるんだろうと思いつつ、消化不良のまま、ヒゲダンのエモい風のエンディングを聴くことになるであろう。少女達が辛い経験を経て、成長する姿は見どころの一つ。最大の見どころは十二橋からの眺め。千葉県出身としては、目から鱗。この風景だけを撮りたかったのではないか。あと、近い将来に聞くことがなくなるであろう朝のプレリュード、新聞配達のバイク便の音。
タイトルなし(ネタバレ)
実際は、言葉を交わすこともなかった信介さんとナズナさんだから、映画の世界線ではわずかな交流を持てたのはとても心があったかくなった。
でも、ナズナさんのモデルになった方、ご存命、ではないの...?
実話ベースって公表してるなら、そこは触れちゃだめだろう、ととても悲しくなってしまった。
石井監督、「本心」の時に、エンドロールで原作者の名前が一番に流れてきたのがリスペクトを感じてめちゃくちゃ印象に残ってたので、今回は演者の名前が最初も最後も真っ先に出てきたのが残念に思ってしまった。
そこは、人は繋がってることを教えてくれた、富久氏に捧ぐ、とかじゃだめだろうか。
フィクションとノンフィクションの最高のハイブリッド
これ、実話をベースにした映画だったんですね。
事前情報なしで観てから、少し調べてみました。
信介君の父親(佐藤浩一)が返信した手紙で、息子に初恋があったことに感謝するシーンでは、涙が止まりませんでした。
この部分は、ノンフィクションだったんですね。
映画の核を成す「手紙を書いた女性」ナズナ(綾瀬はるか)のストーリーはフィクションなわけですけど、そちらはそちらで「映画」として楽しめました。
前向きに明るく生きるなかでも、突然失ってしまった淡い初恋を忘れられずにいるナズナの姿は、妙にリアルでした。
高校時代のナズナ役を演じた當真あみの迷走ぶりも可愛かったし、生意気だけどしっかり者の娘(西川愛莉)も、血のつながりを感じるワチャワチャぶりで微笑ましかった。
映画冒頭では「珍しくクズ男の役なのか?」と思わされた妻夫木は、やはり「不器用なだけで愛情深いイイ奴」でしたね。
むしろ、夫としての苦悩のなかで生きてきたんだなと思うと、ほめてあげたいくらいの男でした。
妻の初恋のエピソードを知ってからカラダを鍛え始める単細胞ぶりは、愛しさすら感じさせますね。
いやぁ… 良い映画だった。胸が温かくなりました。
実話を「もとにした」ドラマ
実話をもとにした作品。
実際、実在する役名の多くは実名を借りているそうな。
映画を観るときの動機は人それぞれですが、私は「役者」で観ます。今回も好きな俳優さんが出ているので問答無用で観ました。
その役者さんも、いつも以上に素晴らしかったんですが。今回は、主人公の娘を演じた西川愛莉さんが良かったですね。駅のホームのシーンは落涙でした。
ただ、、、
実際と違う部分がある。いわゆる演出の部分。
プログラムでは、本作のおかげで、綾瀬さん演じる「手紙を出した人」と、佐藤浩市さん原日出子さん演じる「手紙をもらった人の親」が初めて会うことになったようですが、映画の設定ではそうはならない。
つまり、主人公はあっさり亡くなってしまうわけですが、、、贅沢を言えば、生きている設定でも、描けたんではないかなあ、と。
まあ、亡くなる設定だからこそ、主人公一家のドラマもさらに昇華したわけですが、、、
余計な脚色が多い
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はるかは高校時代、通学時に他校の細田に一目惚れした。
細田もはるかに一目惚れし、2人は毎日同じ電車に乗った。
でも互いにシャイ過ぎて、会話したことはなかった。
そんなある日、細田が電車に乗り遅れ、次の電車に乗る。
するとその電車が脱線事後を起こし、細田死亡。
そのニュースではるかは初めて細田の名前を知った。
細田は麻布高に通う秀才で、かつ強いボクサーだった。
20年ほど経ち、はるかはガン宣告を受ける。
で何となく細田に手紙を書いたら、間違って投函される。
そしてそれを読んだ細田の両親から返信が来た。
無口だった息子の知らない一面を知ったと喜んでた。
はるかはガン治療するが、ほどなく死亡。
その娘は医者を目指し東大の理三を受験する。
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まあ悪くはなかったんやけどなあ。
でもはるかの初恋エピソード中心で良かったくない?
蛇足のクダリが多過ぎるように感じたなあ。
ていうか常々感じてる日本人の悪い面として、
肩書とか世間の評価ばっかり気にし過ぎなんよな。
麻布だのボクシング世界チャンプだの東大だの、
肩書って本当にそんなに人生で重要なんですか?
それらが美化され過ぎてて、少し嫌悪感あったな。
一方、都会育ちのはるかは田舎で農園をやってる。
作った野菜で小料理屋もしつつのスローライフ。
そっちの方がよっぽど魅力的やと思うんやけどな。
あとこれは他の映画でもよく思うことなんやけど、
日本人の悪いところとして、ルッキズムなんよな。
会話したこともない2人が互いに一目惚れしてるが、
それって完全にルックスの良さオンリーやん?
細田は学業も運動も信念も立派なヤツなんやけど、
はるかはそんなの知る以前に一目惚れやからね。
天才細田が凡人はるかに一目惚れする理由も完全に顔。
てことは、もしどっちかが平凡顔だったら、
そもそもこの物語は成り立ってないわけなんよな。
一目惚れなんてされたことない平凡顔の身としては、
すっごい遠くの異世界で起きてる話に感じられて、
なーんか感情移入できんくなってまうんよなあ。
なお見た後で知ったが、この映画は実話ベースらしい。
実際の学歴だの戦績だのルックスだのは知らんけど、
そういう部分ばっか前面に出す脚色が薄っぺらいんよな。
もし死んだのが三流高校でボクシング全敗のヤツなら、
映画になってないの?って思うと、何か寂しいよね。
人はなぜ菅田将暉の演技に魅せられるのか
人はなぜラブレターを書くのかなんて人によって違う。むしろ書かない方がいい場合もよくある。書いたが故に黒歴史となることも。手紙は残るからね。だけど旧世代の異物とも言える手紙だからこそこんなことが起きた。手紙が届いた時の息子を亡くした両親の気持ちたるや!
菅田将暉のファンでもなんでもないけれど、とにかく菅田将暉の演技に魅せられた。
天使のションベンの話、雨の日のスパーリング、友の急死に駆けつけジムの会長にやるせない気持ちをぶつけるシーン、試合、どれも素晴らしくてうるうる来てしまう。
途中で盛り上がって涙ぐんで、後半はしりつぼみ。最後は感情をどこに持っていけば良かったのだろう。
余計な音楽が多くて邪魔だった。こういう風に無難な曲をここでかけとけば感動するだろというタイミングで正統派の曲をかけられるといい演技の邪魔になる。逆に泣けなくなる。
それと肝心の手紙。当時「女子高生」でしたと自分のことを書くのが違和感。女が、本人が書いていれば「高校生でした」と書く。男が脚本作ってるから女子高生という性別を外側から見た書き方なったのが残念。
車窓から見せたパンチ!のハンカチ、妻夫木聡の父の不器用な抱きしめ方も良かったかな。
夫婦別々の車で移動している序盤から、家族一緒の車に乗る後半へ。絆が強くなる変化が分かりやすく表現されていた。
号泣ではなく目に涙を浮かべながら鑑賞。
2000年に起こった日比谷線脱線事故で亡くなった男子高校生と、同じ車両で通学していた女子高生との初々しい初恋の話。それが24年経ってからふとしたきっかけで男子高校生の両親宛に書いた手紙によって少しずつそこに関わる人の心が動いてゆく。
女子高生ナズナも24年後、がんの転移もあって自身もいのちについて真剣に考える立場になっていた。
実話をもとにした話だけに無駄にお涙頂戴的な感じでもなく、淡々と進んでいくのがとてもよい。
よく頑張って2時間に膨らませた
実話に基づいていること、
人のことを想うこと、
子のことを想うこと、
子を失うことの悲しみ、
想いを寄せた人を失うこと、
親として子を育てること、
そういった深い深い内容を丁寧に描いているものの、
やっぱり、どこか少し、
『よく頑張って2時間に膨らませた』
という風に思ってしまった。
いや、当事者たち(佐藤浩市さん原日出子さん
が演ずる親)にすれば、
2時間にどころか、24年?
いや、生まれてきて育ってきたことも含めると、
40年以上の想いや喪失感や感動が
あるんだろうけど。
それを映画にして表現するには、
とても大変な作業であったろうと、
製作側のことを考えてしまった。
号泣覚悟だったが…
綾瀬はるか演じる「寺田ナズナ」の現在の暮らしを中心に描いています。
号泣必至を覚悟してましたが、そうでも無く。
どなたがレビューで、再現ドラマの方が泣けたと書いていましたが同感。亡くなった信介さんを中心に作るとそうなるのてしょうね。
綾瀬はるかを始め、豪華キャストは良かったし、泣けなかったからと言って悪い映画ではありません。
後悔なく一日一日を大切に生きようと思える映画でした。
若い人に観て欲しいかな。
女子高生の子は凄く可愛いかった
ストーリーとしてはとても良かったですが彼女の話しが中心すぎてる割に、イマイチ 過去の電車の恋との結びつき方といまの私生活との繋がりが無さすぎて 今の家庭を築くまでの繋がりや経緯で「あーだからこうなったのか」的なことがあったら かなり泣けたかもしれないが 主人公の旦那さんが 初恋の人がボクサー目指してたのを知ってランニング始めたりしたのが嘘くさくて よけい泣けなかった女子高生の子は凄く可愛いかったです
なんか 中途半端
まず率直な印象として、「少し中途半端な作品」という感覚が残った。
物語は、高校生が地下鉄の脱線事故で亡くなるという悲劇がベース。突然息子を失った父親のもとに、24年後に一通の手紙が届く。この設定は非常に強く、子どもを失った親にとって、その手紙がどれほどの救いになるかを想像すると、観ているこちらも自然と涙がこぼれる。ここは素直に良かったポイント。
一方で、手紙を書いた側の物語になると、やや掘り下げ不足を感じた。
当時、亡くなった少年に想いを寄せていた女子高生は、その後結婚し、子どもを育てる母親となるが、癌が再発する。過去に大きな喪失を経験し、それを乗り越えてきたはずの彼女が、死を意識したことで初恋の記憶を掘り起こし、手紙を書くに至った——その心理は理解できる。
しかし、その内面の揺れや葛藤は描かれているものの、「なぜ今その手紙を書くのか」という核心部分がやや伝わりきらない。タイトルにもなっている部分が、さっぱり分からない。伝わらない。
また、夫の描写にも同様の物足りなさがある。序盤ではやや高圧的に見えた人物が、いつの間にか理解のある“良い夫”へと変化しているが、その過程がかなりあっさりしており、心情の変化を追いきれない。
娘の描写にも違和感が残る。東大医学部を目指すという展開自体は理解できるものの、母親の闘病という状況の中での優先順位や心情の描き方には、やや現実とのズレを感じた。
そして最も気になったのは、母親の闘病過程がほとんど描かれない点。気づけば4年後、仏壇の写真として登場するだけで、その間に彼女がどのように生き、何を思い、どのように最期を迎えたのかが一切描かれない。この部分の欠落によって、物語全体が浅く、消化不良な印象のまま終わってしまった。
とはいえ、演者陣の演技は非常に良い。特に當真あみさんは印象的で、奥手な女子高生の繊細な感情を、少ないセリフと表情だけで見事に表現していた。彼女の存在は、この作品の中でも強く記憶に残る。
総じて、題材や設定には大きな可能性がありながらも、人物の心理描写や時間の積み重ねが不足しており、「良い要素はあるが、深く刺さりきらない」作品だった。
明日は何が起こるかわからない
普通に感動しました🥹。
普段通勤通学電車で〜一目惚れは稀にあります。
しかし〜その人が亡くなることを知り〜自分が亡くなることを知った時〜やはり私も〜その人のことを思い出すでしょう。
現に私も〜苦しい時〜辛い時〜どん底に陥った時〜好きな人を思い出しました。
この物語は〜最後に〜ラブレターによって〜思いが伝わって良かったと思いました。
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