ザッケン!

劇場公開日:2026年4月3日

解説・あらすじ

東京都立日比谷高校に実在する部活動「雑草研究部」をモチーフに、脚本家・映画監督の上村奈帆とシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」が原作を開発して誕生した漫画「ザッケン!」(小学館刊)を、上村が自ら脚本・監督を務めて映画化した青春ストーリー。自分がわからずに迷う思春期の少女が、それまで見向きもしていなかった足元に生える雑草から、自分らしさを見つけていく姿を繊細かつみずみずしく描く。

高校1年生の春。何かに夢中になれるわけでもなく、ただ日々をこなすだけの、どこにでもいる少女だった杉野ゆかりは、雑草を愛し、その生命力に魅せられている同級生の徳田みみ=通称「ドクダミちゃん」と出会う。少し風変りだが、まっすぐでピュアな心を持つ彼女に、ゆかりも少しずつ心を開いていく。ドクダミちゃんは「ザッケン」こと「雑草研究部」の復活を願っており、ゆかりはその熱意に戸惑いながらも、彼女とともにザッケン復活を目指す活動を始めることになるが……。

「蔵のある街」「とれ!」など主演作が続き、「TOKYOタクシー」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した中島瑠菜が杉野ゆかり役、NHK連続テレビ小説「おむすび」やドラマ「ぼくたちん家」など話題作に出演する大島美優が徳田みみ役を演じ、主演を務めた。

2026年製作/98分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2026年4月3日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
上村奈帆
原作
上村奈帆
モノガタリラボ
漫画
プクプク
脚本
上村奈帆
製作
真家基成
安倍純子
石田誠
野村弘幸
岩尾純一
企画
直井卓俊
キャスティング
直井卓俊
エグゼクティブプロデューサー
竹内崇剛
プロデューサー
長田直樹
久保和明
撮影
野口高遠
照明
高橋清隆
録音
吉岡渚咲
美術
高橋俊秋
スタイリスト
岩堀若菜
ヘアメイク
河本花葉
音楽
入江陽
主題歌
湊ゆず
助監督
長谷川卓也
制作進行
佐直輝尚
スチール
澤田もえ子
植物担当
福岡美穂
雑草料理
365日野草生活(R)のん
特別協力
東京都立日比谷高等学校
取材協力
東京都立日比谷高等学校雑草研究会
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24
  • 画像25
  • 画像26
  • 画像27
  • 画像28

(C)2026上村奈帆・モノガタリラボ・プクプク/小学館/「ザッケン!」製作委員会

映画レビュー

4.0 ほんわか。

2026年4月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

雑草研究部を復活させたい
2人の女子高生の物語。
これだけ《ほんわか》って言葉が
ハマる映画はない。

中島瑠菜×大島美優

芝居のテクニカルよりも
“女の子は存在してるだけでも可愛い”
方の演技なので
多分それが《ほんわか》の理由なんだろーな。

喋り方もね、台本っぽいんです。
でもね、なんか、この映画は
それでいい気がする。

物語の進ませ方や
喜怒哀楽も意図的に“それなり”なんですよ。
だから、ほんわか。

あー楽しかった!って言える映画です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
梶野竜太郎

3.5 視覚的にも味覚的にも雑草の魅力が感じられて、「足元に広がる宇宙」に目を向けてみたくなる

2026年4月15日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
tomato

4.0 実在する部活動モチーフ

2026年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スッキリした脚本と丁寧な撮影像にキャストもバッチリ嵌った青春ムービー、面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
褐色の猪

3.5 何も起きない時間がしっかりと愛おしい青春物語

2026年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

一見すると「雑草研究部」というかなり風変わりな設定の作品ですが、実際に描かれているのは驚くほどまっとうで健全な青春です。「万事快調」のようにラップや大麻栽培に走るわけでもなく、「代々木ジョニーの憂鬱な放課後」のようなシュールな会話劇でもない。その“何も起きなさ”をそのまま肯定したような空気感が全編に流れていて、いい意味で肩の力が抜けています。

物語の中心にいる中島瑠奈さんと大島美優さんの存在が、この作品のトーンをしっかり支えています。とくに大島さん演じるドクダミちゃんの明るさと前向きさは、設定のユニークさを無理に説明するのではなく、「こういう場所があってもいいかもしれない」と自然に思わせてくれる説得力があり、突飛な題材に自然な現実感を与えています。

そこに中島歩さんが加わることで、作品にもう一段深みが出ています。最初は厄介ごとを避けようとする無責任な大人が、二人と関わる中で少しずつ頼れる存在に変わっていく。この変化がドラマを強く動かすわけではないのに、不思議と印象に残ります。本作の独特なリズムは、この人物の立ち位置によって生まれている部分が大きいと感じました。

また、雑草といえばこの人、岡本信人さんのキャスティングも見事です。1シーンのみですが重要な役柄に説明不要の説得力がありました。

もちろん、この“何も起きなさ”ゆえに、物語は終始淡々と進み、大きな事件や強い転換点はほとんどありません。野球部部長の変化の唐突さや、登校できない生徒の扱い、目標を達成しないまま新年度を迎える展開など、少々引っかかるポイントも含めて、観終わったあとに強烈な印象や爪痕を残すタイプの作品ではありません。
強いドラマや刺激を求めると肩透かしに感じるかもしれませんが、何気ない時間や関係性の変化を丁寧に味わいたい人には、じんわりと響く作品です。大きな出来事は起きないのに、なぜか少しだけ心に残る――そんなタイプの一本でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
よして