「「星の王子」モチーフといい、全体に悪くはないが、技巧に走り過ぎ?」箱の中の羊 sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)
「星の王子」モチーフといい、全体に悪くはないが、技巧に走り過ぎ?
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映像・劇伴ともに一級品だが、それに紛れてテーマが散漫になっている感あり。大悟が粗暴さと繊細さを併せ持つ夫役を好演し、一抹の少女性を残す綾瀬はるかとバッチリ噛み合っていることもあり、もっとこの夫婦の物語にフォーカスして欲しかった。見捨てられた子どもとアンドロイドの共同体…というビジョンも魅力的ではあるのだが生煮えで、無理に接ぎ木されたような印象を受ける。廃工場のシーンで暗転して終劇、でも良かったように思う。余談だが、模型作りに勤しむ母、事故死した子供の帰還、母娘の相克…と並べると「ヘレディタリー」と被る箇条書きマジック…ヘイル・AI!とはいかないが。
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