「途中でテーマがズレて着地したような」箱の中の羊 ぎんさんの映画レビュー(感想・評価)
途中でテーマがズレて着地したような
クリックして本文を読む
亡くなった息子に対する愛情と、そっくりなヒューマノイドに対する複雑な想いの葛藤、
ヒューマノイドに心は宿るのか、人間がそれを想像しているだけなのか、
という難しいテーマで、どのような結末に着地するか楽しみだったんですが、
人間の都合で傷ついた可哀そうなヒューマノイドたちの解放みたいなテーマにズレてしまった感じでモヤモヤが残りました。
あんな風に集まって家出すると言う事はヒューマノイドたちはものすごく当たり前に悲しんでいたんですね?悲しむことが出来るのか、というのが大きなテーマだと思ってたんですが・・・
このヒューマノイドに対してごめんなさい、な結末に進むなら
綾瀬はるかさん演じる音々さんが
ロボットの翔くんに実の息子との違いを感じて恐ろしくなり突き放して落下(それからのあの不気味な修理シーン)、のような断絶があってもよかったような気がします。
ダンゴムシはそのような展開になる伏線と思い込んでました。
そうであれば人間とヒューマノイドとの壁が突きつけられて別れが訪れるが心はあったのかもしれない、と、最初のテーマに沿って納得できたかもしれない。なんで山奥に行くのかは分からないけど。
コメントする
トミーさんのコメント
2026年6月4日
ダンゴムシが既に死んでいるのにその音を聴こうとするのが、生きた人間に穴を開けた空気人形にも通じる断絶感だと思ったんですが、大して膨らまずに終わってしまいましたね。


