名探偵コナン ハイウェイの堕天使のレビュー・感想・評価
全206件中、1~20件目を表示
疾走感あふれるアクションと推理の傑作
シリーズらしい迫力あるアクションと推理がバランス良く楽しめる作品。
今回は“バイク”や高速道路を舞台にしたスピード感のある展開が印象的で、冒頭から一気に物語へ引き込まれました。コナンたちだけでなく、警察メンバーの活躍シーンも多く、それぞれの信念や覚悟が描かれているのが熱い!
特にチェイスシーンの映像演出は迫力があり、劇場で観る価値を感じました。ミステリー要素もしっかりしていて、最後まで緊張感を保ったまま楽しめるのも魅力です。
観終わった後に公式サイトを見ると、キャラクター設定や世界観をさらに深く味わえて余韻が増す一本でした。
作り手を感じる・ビンタの意味・推理と考察の沼
「今回はコナンくんが
どれだけトム・クルーズしてくれるかな」
(すごいアクションしてくれるかな)
とワクワクして観に行きました
そしたら
「さよなら ありがとう」な温かい作品でした
そして コナンくんおなじみ
「なんか引っ掛かるんだよなぁ」がありました
物ごとを違う角度から見ると
違った側面が見えてくる
そうですよねコナンくん
■評価
今回は「良い」とか「悪い」とか
そういう回じゃない「ありがとう」の回
と思ってましたが それでも星5でしたが
ご覧の通り書きたいこと多すぎて「良い」
監督と脚本家の方の名前覚えておこうと
思ったくらいです
白バイのカッコ良さを堪能しつつ
警察官を目指す人が増えるといいなと思いつつ
コナン歴が浅い方はルシファーの正体を追い
コナン歴が深い方はビンタの意味まで追う
が良いかもしれません
主人公が萩原千速であることや
使われている色から
亡くなられた声優 田中敦子さんへの
メッセージを感じますが
作り手は静かに想いを込めたのかもしれません
■今回は萩原千速の回
コナンくんより千速がトム・クルーズしてる
ああそうか、今回は千速だよね
■コナンくんが器用すぎる
バイクの後部座席で「爆弾解体する」って言う
運転手なら恐怖でしかない
でもコナンくんは解体できちゃう
■コナンくんが無謀すぎる
「いっけえぇぇぇぇぇ!」って
ヘリの操縦席にサッカーボール蹴る
ドアぶち破るだけじゃ済まないよ
操縦してる人死んじゃうよ
でも死なないよ
■コナンくんが無茶な提案する
この方法しかない!って
どんな提案したのかなと思ったら
飛んでるヘリにバイクで飛び移るって無茶言う
でもコナンくんからのお願いだからできちゃう
■主題歌MISIA「ラストダンスあなたと」
最後の歌詞
「さよなら さよなら ありがとう」
エンディングの気持ちに重なりました
千速に思いを重ねた方もいるかと思いますが
私は田中敦子さんが浮かびました
出演作を見たらびっくり
数々の作品で本当にお世話になりました
私の人生のキャストです
■推理と考察の沼
「推理要素ない」とか言ってみたい
めちゃめちゃ推理で大変でしたけど!
追いつかなくて、もはや考察
歩美ちゃんのビンタなんて数日掛かりました
▶ルシファー「浅葱一華」(あさぎいちか)
ルシファーの正体、
公開前に発表されてたようなものですね
やってくれますね
ビジュアルのキャラクターたち
「浅葱色」の服を着てましたから
浅葱色のキーホルダー欲しいなと思ったら
完売してました
▶黒幕「大前 一暁」(おおまえ かずあき)
横浜流星さんの声とても良かったです
没入できたのは横浜流星さんの演技のおかげです
「自分が誇る技術を使ってくれなかったから
千速を恨んで事件を起こしたんだな
でも時系列おかしいな」と推理外しました
「一暁」の声は「流星」さん
「暁(夜明け)」の「星」
ルシファーには「明けの明星」
という意味があるそうです
▶歩美ちゃんのビンタ
歩美ちゃんは
「あの事件を思い出して」
と伝えてくれました 何者…
4DXではあのシーンで動きがあったんですよね
ということは青山先生は
「気付いても構わんよ」だと思うのですが…
歩美ちゃんのビンタに
びっくり・笑った・疑問・不快・イライラ
引っ掛かった方が多いようで
「何か引っ掛かったあなたは、もう探偵です」
青山先生がそう言ってる気がします
コナンくんもよく引っ掛かってますよね
コナンくんと同じことしたら答えにたどり着きます
【ポイント①】「蚊がいたの」
【ポイント②】「ローマ字」
【ポイント③】「並べ替え」
【ポイント④】「人名」
【ポイント⑤】「赤井」ではない
【ポイント⑥】「並べ替えた後、一部変換が必要」
【ポイント⑦】「男性の名前」
※答えにたどり着いた時の気持ち味わってほしいので
続きはまた後日
答えにはたどり着いたものの
まだ分からないことがあります
レビューに答えが溢れてきたら聞きたいです
■色の描写
▶浅葱一華
「浅葱色」の中に咲く「一輪の花」
この画を想像するととても美しくて
私は白い花が浮かびました
▶白いドレスに見えた黒いスーツ
今回の作品と関わりはありませんが
大好きな漫画で
木にとまった黒いカラスを
主人公が木蓮の花に例えるシーン
木蓮の花は白い花
感動したことを思い出しました
今作のシーンもずっと忘れないと思います
あとナウシカファンならご存じ
「あの服」なはずなのに
アスベルには「その服」に見えるシーン
(赤い服が青になるとこじゃないですよ)
記憶に残る描写ってありますよね
■次回も楽しみ
声だけで人物は出ない次回予告
新一の声を聞いた夫が
「ウソップの声だ!次回ウソップ登場?」
出ねーわ
余韻に浸ろうと映画のPVを観てたら
重悟の声を聞いた夫が「黒ひげ?」
黒ひげも出てねーんだわ
アニメ大好きなもので
夫婦で作り手のみなさんにお世話になってます
コナンの次回作もワンピースの次回作も
あれもこれも夫婦で楽しみにしております
次回作まで推理がんばります
まだ何かある気がして
パンフレット買えば良かったなぁ
※また何か分かったらレビュー更新します
※歩美ちゃんのビンタの意味についても更新します
楽しい爽快感ある
4DXで見ました!まずは爽快感が凄かったです!前作よりもジェットコースター感が高い印象。最後は完全にジェットコースターですw浮遊感凄かった。ストーリーも面白く、神奈川県警の2人が好きになりました!また、今回の元太のすっげー予告も多分当たってたなと思います。
やはり黒の組織が描かれるかどうか
で私の中では作品の良し悪しが
決まる気がします、また一方
①私の推理力が上がったのか
②出来栄えがもう一歩なのか
以後の展開が序盤で想定可能
な仕立てと感じていたのは①
と言う事と理解をしたい所か
今回は、フェミニスト仕立て
甘酸っぱい感が一連しており
作品の厚みを形成していた事
は今迄のアプローチとは違う
感じでそこは良かったかなと
思いました
大阪の探偵や長野の警部
だけでなく神奈川の彼等
もシリーズ化の波が来る
事は期待をしたい所です
公開から一ヶ月ほど経つが、ジョン・ポウダー問題が......
毎年、公開から一週間くらいで観に行っていた劇場版。
今年も映画館で観る。
Xで流れてくる感想は厳しいものばかりだけど......私には良く思えた。
【人気キャラクターがメインで、それのファン層に媚びるかの如く、キャラ設定を掘り下げる】
【“国際的な犯罪者”や“海外の危険集団”がゲストで登場し、東京のど真ん中だろうが、どうやって入国したのかわからない規模で、ド派手にドンパチを繰り広げる】
【ヘリが墜落しようが、ビルが大爆破されようが、主要キャラクターは死なないどころか、普通に歩いて戦闘継続】
【崩壊する建造物の瓦礫や破片を飛び移りながら、人工衛星レベルの対象に、サッカーボールか何かを蹴り込む、コナン君】
これらの要素が目立っていたと思う劇場版の中では、今作は確かに大人しかった(?)と思う。
人気キャラクターも、アクションも、謎解きも、どれも中途半端と思うのか、バランス良く構成されていると捉えるのかは、人それぞれ。
長年の劇場版から、ファン層も広くなりすぎているだろうから、そこは仕方ない。
犯人が誰なのかはわかりやすかったし、黒幕の関係設定が後付けどうこうもあった。
終盤のヘリに突入するアクションも、トム・クルーズがCG無しで実際にやった映画があると友人から聞いて、今作は現実の範囲内(?)だった。
私は、これらを加点要素にしたい。
バイクの自動運転技術が、現実的なのかは知らんが。
それにしても......ジョン・ポウダー、ヘリからどうやって脱出した?!
そこが気になりすぎて、いろいろ調べた結果、映画自体は先月観たけど、工藤新一の誕生日に感想を投稿した次第ですよ。
蘭さんが連れ去られる件の雑さは、あそこまでいくと面白かったけど。
たまにはこういうのも良いのでは
感想としては、「悪くない」これに尽きると思います(別に悪い意味ではありません!)
今年はアクション多めで推理要素は控えめだったと思います
バイクや車などのアクションシーンは歴代の中でもトップレベルに迫力がありました
アクションシーンだけでも見る価値はあり、元は取れると思いました
しかし推理要素は少なめで、犯人の動機や過去などの人間ドラマ的な要素も控えめでした
「今年はアクションに重きを置いているんだなー」というスタンスで見るとちょうどいいと思いました
それが悪いことではなくて、アクション多めでシリアス寄りではないので気軽に観れる映画ですし、普段コナンを観ない人でも楽しめる内容で大衆ウケはばっちりだと思います
シリアス展開や重厚な推理要素を求めている人は微妙と思う方が多いかもしれません
去年の隻眼の残像よりも控えめな推理要素なんだなーと思ってもらえればいいと思います
総合的に、去年がシリアス寄りだったから今回はアクション多めに!という方向性は個人的に好きです
毎年毎年、シリアス展開!重厚なストーリー!というのは気軽に観れないのでたまにはアクション多めのものもアリだと思います
あと千早さんのキャラが凄く好みでした
千早さん目当てで見るのもアリです!
バイクを題材にするために無理やり作った?
白バイを話のメインにするために、ありがちな展開を切り貼りして繋げたような感じだった。
バイクでの追跡シーンは迫力があるけど、3人の主な悪役は動機が薄っぺらいし、謎解き要素はゼロで出てきた途端に犯人と分かる。
最後まで予想外の展開は無く、全体的に作りが雑な感じがして正直観ていて退屈だった。
特に終盤に蘭がさらわれるのは、取り敢えずお決まりの展開にする為の無理矢理感が否めないし、唐突なラブコメ演出やエンディングの神奈川県警ゴリ押しには流石に苦笑してしまった。
最近のコナン映画に共通して言えると思うが、派手なアクションとラブコメシーンばかりになっていて、コナンである必要が無くなってきている気がする。
どうしたコナン
ここ最近は安定して面白かった劇場版コナンですが、今作は期待はずれでした。
人並外れたコナンの運動能力やド派手なアクションなどツッコミどころを含めて楽しむのがコナン映画ですが、さすがに今作は常識はずれ過ぎてシラケてしまいました。
ヘリコプターにバイクが突っ込むのもオープンカー状態になったパトカーを運転するのも、空から降ってくる人をピンポイントでキャッチするのもツッコミのレベルを超えてました。
ストーリーもチグハグで無理やり繋げた感、キャラの背景が描かれていないので関係性が明らかになっても何も感じない、新キャラみんな黒…
爆弾、銃撃、アクションをテキトーに詰め込んだのがコナン映画ではありません。
来年は面白いコナンが観たいです。
多分楽しい…。面白いかは…人による。
4DXとIMAXで視聴
毎度4DXは複数回視聴する人が、派手なアクションも体感する用です。初回にはお勧めしません。
他の方が色々言ってるので、全体的な総評はざっくりとすると…
推理はライト。ストーリーの深さは浅め。
アクションというかチェイスは満足。
千速ありきの映画。それに合わせて重吾はマイルドに。世良は千速の引き立て役に。
あとは、個人的に良かったと思えるところをなるべく多く見つけようと思った。
・女の子を助ける千速さん格好良い
・空からバイクで現れる千速さん格好良い
・苗子意外とドラテクある!?
・蘭vsバイク 蘭強すぎ
・哀ちゃんの浴衣姿 可愛い
・自動運転を体はって止める白バイ隊員
・無敵の千速ガンギマりダイブ
らーーーーん!要素が少ないのが残念だったけど、なんだかんだで泣ける要素もあったし楽しめたには楽しめた。かな。
備忘録ついで㉙/ワースト3
神奈川県で行われたバイクの祭典に出典された新型の白バイ「エンジェル」と、突如として現れた謎の黒いバイク「ルシファー」とのチェイスを描くバトルアクション。
前作に引き続き舞台が東京ではなく、ほぼ全編を通して神奈川県が舞台となり、神奈川県警の交通課所属の萩原千速、捜査一課所属の横溝重悟の関係性がフィーチャーされている。
初登場は萩原千速。
現行では既に故人の萩原研二、松田陣平らとやり取りが描かれ、あまり詳しく語られなかった萩原研二の殉職当日の様子も描かれた。
原作においても言及されていない、世良真純のバイクの名前が明かされた。
〜ここから感想〜
良かったポイント
蘭の無敵具合が凄く、むしろ逆に安心できる。
事故から頭を守るためのヘルメットを蹴り壊し、事故った車に乗っていたのに無傷かつ二人の男を取り押さえる。
久々に蘭の強さを真正面から見られた。
重悟が可愛い
悪かったポイント
ルシファーの存在そのもの。
あまりにも現実離れしすぎていて、途中何回も「これコナンじゃなくていいよね?」と頭を過った。
そもそも登場人物が全員被害者か死者か犯人。
いやいや、ちょっとくらい推理させてくれよ。
何もかもがあからさま過ぎて、全部“そのまんま”なんだよね。
その割に、アクションが全部中途半端。
世良のジークンドーバトルは見応えがあったが、それ以外のバイクアクションはもう全部SF。
すげぇよりありえないが勝っちゃって、乾いた笑いしか出なかった。
序盤千速が白バイで壁走ったシーンは一番笑った。
あと、浅葱と千速のライバル関係?も知らんし。
なんか途中で急にライバルって設定が生えてきたよね。
全体的にあまりにも「千速=バイク=天使」に引っ張られて作った感が凄い。
ってかそもそも千速なんてその印象しかないし、その程度のキャラクターを映画の主役には早すぎたきらいもある。
生前のハギと松田の描写はかなり嬉しかったが、しょせんそこ止まり。
それ以外があまりにもおざなりなせいで、美しい記憶が汚された気分。
個人的には、千速の部下?の交通課の女性ライダーがお気に入り。
あの活躍と存在感なら原作に逆輸入されてもおかしくない。
個人的には当たり⭐️
コナンを観に行くたびにまた爆発か…花火ボールか…
となっていたので、いつもの感じとは違って新鮮でした。
推理はたしかに軽めだったんですが、最初から幽霊バイクという謎が投入されてたので、ミステリー映画としては🙆♀️だと思います。
横浜市民として、横浜は誇れる街だと再認識しました。
今回の映画のステージが桜木町、関内付近であると言う事で、やはり今回山梨での単身赴任の身であるが、見るならば自宅のある横浜市で見ようと決めて見に行って良かった。桜木町、みなとみらい、関内における各場所が忠実に描かれており、神奈川県民として、横浜市民として場所の良さを誇りに思えた。余談ですが今回、かなり神奈川県警のPRにもつながったのでは?とさえ思ってしまいました(実際神奈川県警は不祥事等もあり、あまり県警自体を良いと思ったことはないが、これによりイメージUPに繋がったのでは?とさえ思います)。また、ネタバレになると思いますが、今回の題材がバイクの安全システム、自動運転システムからの軍事的利用へと結びつく題材も、将来的にバイクも自動運転になるのかなぁとさえ思い、こうした点を掘り下げた監督さん、脚本家さん、それを忠実に描いた青山先生に大したものだなぁと感嘆せずにはいられませんでした。ただ、これは流石にね。と思うようなアニメながらの生き過ぎたシーンもありましたが(バイクをベイブリッジの端からヘリに向かって上にジャンプするとか、バイクが走っているのに落ちずに爆弾解体するとか、ヘリが墜落する際萩原千速、コナン等が上から落ちてきて?助かるシーンとかありました)、基本的に自分は楽しめました(それもやはり神奈川県民として暖かく見られたから?かも知れませんが)。来年はビックベンがステージ場所になるみたいですが、どういう展開になるのか。今から楽しみです(イギリスの題材と言えばベイカーストリートの亡霊を思い出しますね)。
大倉さん弟子に書かせたの?
コナンくんは定型フォーマットがあるから、それに沿って書いてたらつまらなくなることはないはずなんだよね。でも本作はちょっと……だったなあ。
色んな人が出てきて、誰かと犯人が対峙するっていうのが弱かったのかな。
事情説明していく前半部分もすっきりいってなくて、そこに強引にお約束シーンを埋め込むから、お約束シーンだけ浮くんだよね。
コナンくんの終盤は「いつ主題歌が流れるのかな」って観てて、犯人追跡シーンで主題歌ながれて「うおおおおお」ってカタルシスがくるんだけど、それも弱かったな。
なんか最後にいって突然『実は……』『実は……』と事情が明かされるんだけど、そこで登場する人たちそんなに描いてないから「なんだかなあ」感が強いね。
それで最後、追いかけてた犯人は蘭がやっつけるんだよね。それも最後に『そういえば蘭は!?』ってなって『犯人やっつけたよ』ってあっさりしてんの。
ここの追跡して盛り上がってカタルシスがないのも残念だった。
コナンくんとエンジェルは突然現れたヘリコプターをやっつけにいくんだけど『まあ、そうやるよね』っていうやり方でやっつけるね。そこもなんかないのか。
これ脚本の段階で「ん? あれ?」ってなってるよね。それで色々追加して余計に「あれあれ?」ってなってるの。脚本の大倉さんは、コナンくんの他作品も書いてるから慣れてると思うんだけど、弟子に書かせたのかな? と思ったよ。
人を舐めるな、世界もキャラも『息をしていない』
【関連作品】
・名探偵コナン(漫画:既刊108巻、作:青山剛昌)
・名探偵コナン(アニメ:放送済1200話)
はじめに良かった点を挙げます。
(その後は、酷評が続きますので今作が好きな方等は嫌な思いをしてしまう可能性がありますので、こんなレビューが存在することを忘れて、ブラウザーバックを推奨いたします。)
ラストパートにかけてのバイクアクション。
心が熱くなりました。
橋のワイヤーを利用してブーストしていく様子はまるでマリオカートのようで、非日常感が少年心をくすぐってきました。
映画でのアクションの派手さはいつも×2驚かされます。
エンドロール前までしっかりアクション。
落下する千速を走行中のパトカーからキャッチする重悟の凄技に、えっそんなことできるものなの? と思いつつも、心の中でよくぞキャッチしたと安堵しました。
恥ずかしそうに照れる千速に、普段とのギャップを感じれて良かったです。
千速によるバイクアクションや終盤の盛り上がりシーンは本作の魅力といって間違いないと思います。
エンドロールで流れる、『ラストダンスあなたと』(ボーカル:MISIA)は映画の余韻を邪魔しない優しい歌でとてもよかったです。
「キラキラキラ揺れる 願い叶うのならば ラストダンスあなたと」
思わず口ずさみたくなるフレーズ、頭の中で今でも流れてきます。
では……今作で良くないと思ったことについて話していければと思います。
それは大きく分けて3つです。
1.消された時間
2.キャラの言動の違和感
3.インパクト重視な展開
まず1つ目、消された時間について。
過程が消されて違和感のあるシーンがありました。実際にそれが起こったシーンについて触れつつ話していければと思います。
世良とコナン君がルシファーに追われ、工事中の建物の前に追い詰められるシーンにて。
カメラの切り替わりが起こり、両者を映していたところから工事中の建物を映す遠景へと。
建物の窓が見え、外を眺める世良とコナン君の姿が映し出されます。
そして、そんな二人の視界の先、窓の外の景色には丁度工事中の建物の前に辿り着いたルシファーの姿が。
おかしくないですか?
相手はバイク、二人は徒歩で、追い詰められた時の距離は建物一つ挟んだ程度、100mも恐らくありません。
なのに、バイクの方が遅く工事中の建物に辿り着き、なおかつ二人は2階の窓から外を見ていたことから、階段を上がり隠れるまでをこなしたように思います。
一体、遠景に切り替わるまでに何があったのか。
不思議でなりません。
何かしらの結果に行き着くまでの導線や説明を消されると、キャラクターと同じ目線で見ることを難しくするように思います。
そして、こういった不自然は他に2つありました。
自分は丁度このタイミングで、集中切れたり、のめり込めなくなったと感じました。
皆さんはどんな感覚を覚えたのか、思い起こしつつ読んでいただければ幸いです。
順を追って1つ1つ話させていただければと思います。
コナン君が灰原から送られてきた画像入りファイルを確認するシーン。
送られてきてすぐファイルをクリックして開き、画像に龍里希莉子が写っていることにコナン君は気づきます。
そして「ほぼ全ての写真に龍里さんが写っている」と一言。
送られてきたファイルは十何個あり、1つ1つの中にはたくさんの画像が入っています。
しかし、コナン君は一つ目の画像を見てから3秒後、上記の発言をします。
どんな速度で確認したら、十何個のファイルに入っている画像を3秒で確認し終わるのか、そんな時間じゃファイルを開くぐらいしかできないように思います。
そして、もう1つ。
終盤、バイクでヘリに乗り込んだ後のシーンにて。
バイクに爆弾を仕掛けた龍里希莉子に対して、コナン君と萩原千速は爆弾を解除するように説得を続けます。
そして、説得の甲斐ありで爆弾は解除され、ヘリに乗っていた人たちは事なきを得ました。
ここで、問題として挙げるのは爆弾の制限時間。
00:20と表示されているタイミングに、カメラがズームアウトしてヘリ全体を映し出します。
爆発20秒前、ズームアウトは2、3秒程、そして再びヘリの中にカメラが戻る。
全体を映したのは、ヘリの安否を感じさせるため。
分かります。
でも、制限時間がまだ残っている状態でヘリが爆発しないのは当然です。
爆発するかしないかに対してハラハラしません。
ヘリ全体を映すズームアウトの間で、作中時間が何秒か経っており制限時間残り数秒になっていたということ。
気づけませんよ、そんなの。
そもそもですが、あの爆発シーン緊張感持てた人いますかね?
演出は緊張感を持たせるカメラ回しや焦ったようなキャラクターの言い回しを使っていましたけど、龍里希莉子はそもそも悪人ではありませんから無関係な子供を爆発に巻き込んでしまうなら止めようと思うでしょうし、自分の身も危ないならそりゃなおさら爆弾を止めるでしょう。場面に合わない演出を使った茶番だと、自分は思いました。
次の問題点は、キャラの言動の違和感です。
少年探偵団について。
再び首無しバイクに会うため待ち伏せしていた少年探偵団。
その眼前に現れたのはバイクではなく車、車は目の前で停まり男たちが降りてくる。
悪そうな顔をした男たちは少年探偵団を襲い始め、絶体絶命と思えたとき、誰かの銃撃によって悪男たちが撃たれ始める。
そして逃げ出す悪男たち、その後に元太が一言。
「助かったのか」
おかしいです。
得体の知れないスナイパーに目の前の人たちが撃たれ始めて、そのスナイパーは自分達のことを撃たないと思ってるような発言ですよね?
確かに、スナイパーの正体は龍里希莉子の雇った男です。(狙いは悪男達)
しかしそれは鑑賞者の視点だけで明かされたことです。
少年探偵団は誰が、どんな目的で撃ってきたのかを知りません。
自分達も撃たれる可能性がある以上、身を隠すなり、不安がったりするのが自然じゃないでしょうか?
あたかも、少年探偵団はスナイパーの正体を知っているような言動の違和感。
また、他の場面では電話中のコナン君に蘭ねぇちゃんが車酔いしたのか聞いて電話を遮ったり、蚊がいたからとコナン君にビンタをかます歩ちゃん、序盤に子供の命を命懸けで救っていた千速が「今回は死ぬかも知れないぞ」と終盤橋に向かうシーンで少年(コナン君)に言っていたり(フリーザかよ、これがほんとに天使の言うことなのか?)、そして「研二、お前はあの時、なんて言おうとしてたんだ」という本予告でも使われていた台詞、言葉回しが変です。
電話を最後まで聞けずに急いで台所に戻ったために研二の言葉を聞き逃したわけですから、「研二、お前はあの時、なんて言っていたんだ」でしょう。
別に、研二が言葉を濁して言わなかったわけではないですから。
よりノスタルジー感じる台詞回しにされているのが、キャラクターの意図ではなく制作側の意図を感じてしまいます。今作は言葉と行動を蔑ろにしてキャラクターを台無しにしているっように思います。
そして最後のよくなかった点、インパクト重視な展開について。
インパクト重視とは何か、一行ほどで説明させていただくと【状況に適しているかに関係なく、印象に残るような派手なシーンを入れることを重視すること】です。
今作内で当てはまる場面を挙げると、
終盤に差し掛かって起こる犯人による蘭ねぇちゃんの拉致。
拉致された蘭ねぇちゃんがサラッと犯人を拘束。
パトカー上半分がトラックによってえぐられて、下半分のみが残る。
これら三つのシーンは印象に残る、衝撃のあるものです。
しかし、過程が雑になっている。
世良を拐おうと思ったら、蘭がいたから代わりに拉致した。
そのシーンで起こったはずの戦闘が描かれない上にコナン君も気づかないまま攫われてしまいます。
犯人の車内ではじめて明かされるという構成は、拉致されたことを隠して驚いて貰おうとしているよう。
実際、本予告やキービジュアルにてこのシーンの蘭ねぇちゃんは使われており、宣伝効果のあるものだと制作された方々は理解しているように思えます。
蘭ねぇちゃんは簡単に負けるほど弱くはないですし、コナン君も愛する人を危険から守れないほど馬鹿ではないです。(上映後にある次回作予告が、ビックベンの描かれた背景に蘭ねぇちゃんと新一の声ということで、二人の恋物語が描かれそうですが今作の出来から、どうしても期待し切れない自分がいます)
そして次、拉致された蘭ねぇちゃんがサラッと犯人を拘束。
犯人の車は事故を起こしてしまい、そんな中蘭ねぇちゃんは目を覚まします。
次に出てきた蘭ねぇちゃんは犯人二人を紐でサラッと拘束していました。
周りは火の海で、乗っている車も危険な状態、自分以外に乗っている人は事故により危険な状態の可能性あり、そんな中でこいつら悪い奴だから拘束しなきゃってなったんですか?
何か余裕そうにしていてギャグみたいにされてましたけど、流石に人間の感性から離れ過ぎてませんかね。正直悲しいです、このシーンのために人間から外れた感性を持たされて。
パトカー上半分がトラックによってえぐられて、下半分のみが残る。
運よく人間の乗る下半分は無事なことで再度走りだし、落ちてきた千速を重悟がキャッチする場面に繋がります。
オープンカー状態になったからこそ、ラストのキャッチは成功した。
しかし、やっていることがあまりにも危険、失敗していたら千速死んでますよ。
展開の都合上としても、変えようはあったように思えます。
オープンカー状態になったパトカーは損傷により、車内部はガラスの破片が飛び散っていたりとそのまま乗るには危険な状態だと思われます。
そもそもオープンカー化などなしで、そのまま重悟が元々乗っていたパトカーで千速のもとにたどり着き、車から降りて千速に一言かけてキャッチでもいいんじゃないですかね?
パトカーに乗っていた二人(宮本由美と三池苗子)は、重悟に「行けるか」と聞かれて、「もちろん」と答える形で本予告でも使われていて、宣伝効果があると考えての演出のではないですかね。
パトカーの損傷が悪いとは思いませんが、偶然そうなったというものが結果、ラストの展開に綺麗に繋がると言うのは製作陣の作為あるものと感じて、嫌になります。(作画も気合入ってますし)
インパクト重視ではなく、もっと自然な物語が見たかったです。
物語は人が作るものですが、その世界にいるキャラクターたちを覗き見るものでもあります。
名探偵コナンシリーズは長いシリーズものです。
キャラクターたちは、物語の中たくさんの経験や知識を蓄え、それをもとに発言や行動をしています。
制作側が、キャラクターにさせたいことをさせてしまうと、外見はともかく、中身は今までのキャラクターとは別人になってしまう。
世界観に関しても同じです。場面が変わっても、描かれない部分があっても、時間軸は存在してその間でキャラクターは動いています。
自分はコナン映画を観に行ったのに、まさか中身が別人な人たちを見せられるとは思いませんでした。
コナン映画は、爆発や「らーん」、派手なアクション、そんなインパクトあるものが求められてますが、本当に重要なことではありません。製作陣には勘違いして欲しくないです。
コナン達がやることが本当に重要なことです。
アクションに力を入れるのではなく、キャラクターの描写を大切にしてほしいです。
来年はどうなるんでしょう。
楽しみにしても良いんですかね。
予告を待ちたいと思います。
長い文章、ここまで読んでくださりありがとうございました。
10年以上ぶりのコナン
コナンはテレビも映画も初期の平次の京都の映画以来ですが、予定の間の空き時間にプラダを着た悪魔2とはしご。
映像とアクションは流石で大満足。推理やトリックは対象年齢を考えれば大人が言うのは野暮だと思うのでノーコメント。
日高のり子、大塚明夫、沢城みゆきとメインキャラ以外も声優が豪華。とくに沢城みゆきは神原駿河を思い出すタメ口無礼キャラが素敵。
気になった点は
①バイクメインという制約の都合上仕方ないのかもしれませんが、少年探偵団や蘭、小五郎などが端役過ぎて、居なくてもいいけど仕方なくちょい入れしている印象。
②おそらくジェネレーションギャップなだけでしょうが、仲間の目の前で麻酔銃、交通量の多い国道でスケボー爆走など秘密道具を隠す設定は無くなった?
③蘭は拳銃相手程度なら余裕で制圧可能と歴代映画で散々ネタにされていて、本作でも走ってくる大型バイクを蹴りイッパツで防いでいましたが、後半全然強くない敵にスタンガンで気絶させられ人質に。これには場内から吹き出す声がいくつか零れていました。
GWとはいえ平日なので客に子供連れはおらず、ほとんどが成人女性の方で、改めてコナン人気を知らされました。エンドロール後の次回予告で時計と塔が映って一瞬初代の時計仕掛けの摩天楼リメイクかと思いました
爆発! 爆走! そして爆笑!
お恥ずかしながら、名探偵コナンは超最近になって映画だけ観ているという始末の人間です。ただ、原作の流れも最近になって少しだけ知るようになり、なんとなく知っているというところの、所謂「にわか」です。
そんなわたしにとって、コナンの映画は「爆発」と「サッカーボールを「いっけぇーっ!」する」のと、「コナンが「らーん!」って叫ぶの」と「スケボーで爆走」だけを期待して行っています。何故なら、にわかのわたしにとって、特に物語の流れに無関係に等しい劇場版にストーリーはあまり気にするものではなく、如何に映画館のスクリーンに映えるような迫力ある映像と音響を魅せてくれるか次第だからです。
もちろん、黒の組織とか「あの方(烏丸さん)の正体」とか気にはなるのですが、だからといって誰が観に行くか分からない劇場版でそのネタバレをするかどうかは(一部の例を除いて)ないと思っています。
それに出て来るキャラクターも、少年漫画らしい純粋な人ばかりなので、最初からわたしが求める「重厚さ」がないことは分かっています。誤解のないように追記しますが、あくまで「わたし」という一個人が求める「重厚さ」なので、ご承知おきください。
そういう訳で、わたしは劇場版のコナンには、爆発とか笑えるくらい非現実的なアクションさえあれば良いと思っています。
そういう意味では、今年は去年よりも派手に爆弾が横浜中で爆発したし、バイクは派手にベイブリッジから飛んだし、そこからヘリに着地したし、サッカーボールはヘリに穴を開けたし、最後はピュアなキャラ同士の可愛らしいイチャつきもあったしで良かったのではないかなと思いました。
正直、演出の問題なのか、どのタイミングで何が起こっているのか分からなかったり、いつの間にそうなったのか分からないことが起こったりと、映像の空白が多くて、ちょっと「ん?」と余計なところで頭を使いそうになることもありましたが、そんなことよりもメインの千速がサッパリした素敵な女性であるため「ま、いっか」となりました。
千速の亡き弟が遺した言葉も、「まあこんなもんだよね」というレベルのものでしたが、真犯人との対比もあってか結果として良い家族映画だったとも思いました。あと、横溝重悟も可愛かったです。あと、哀ちゃんとコナン君は相変わらずカップリングしやすい夫婦漫才してるな、とも思いました。
最後に、冒頭にも書いたとおり、わたしは単なるにわかですので、今回のストーリーも、ずっとコナンに付き合っているファンにとっては重厚なものかも知れませんし、ファンでなくても、人によっては深いテーマ性を持っていると思います。それも合わせて、点数が加算されていくのだろうな、と思いますが、わたしにとっては上記のとおりとなりました。
来年は30周年らしく、舞台はロンドンで主役は遂に新一と蘭ですね。わたしも、来年も行きたいと思っていますので、楽しみにしています。
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