「コナンをあまり知らない私の正直レビュー」名探偵コナン ハイウェイの堕天使 AZUさんの映画レビュー(感想・評価)
コナンをあまり知らない私の正直レビュー
映画の無料チケットの期限が迫っていたため、何か観なくてはもったいないと思い、時間帯的に本作しか選択肢がなく、鑑賞した。
そのため、私自身が『名探偵コナン』に対する思い入れや世界観の理解が十分でないこともあり、正直なところ、あまり楽しめなかった。
本作では千速というキャラクターが軸になっているが、そのバックボーンに対する理解が浅い状態で観てしまったため、弟たちとの関係性やエピソードも、冒頭の説明だけではクライマックスで感情が動くにはやや不足していると感じた。
シリーズ作品である以上、ある程度の前提知識が求められる構成だったように思う。
また、AIや自動運転といったハイテク要素が多く登場する一方で、蘭の使用している携帯がガラケーであったり、スマートフォンの型が古かったりと、時代設定に一貫性を感じられなかった点も個人的には気になった。
昭和的な要素と現代的な技術が混在していることが、少しノイズとして映ってしまった。
アクションシーンに関しては、いわゆる“コナンらしさ”とも言える過剰さがあり、ツッコミどころは多いものの、それを含めて楽しむべき作品なのだろうとも感じた。
しかし、爆発の中を後ろ向きでバイクに乗り走行するシーンは、コナンの体幹とバランス感覚のえぐさに、逆に清々しさすらあった。
良い印象で残ったのは、千速役の沢城みゆきさんの演技。
キャラクターの魅力と相まって、声の格好良さが際立っており、これは多くの人がかっこいいと思うだろうポイントとなっていた。
総じて、コナンという作品をどれだけ知っているかで楽しさが大きく左右される、ややファン向け寄りの作品だった。
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