名探偵コナン ハイウェイの堕天使のレビュー・感想・評価
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コナンで表現した女性の力強さ
コナンは作品によって波がありますが、今回はすごく満足できました。
過去作と比べて、女性キャラの活躍が目立っていました。全体的に女性の力強さが強調されており、MISIAさんの主題歌でもそれが表れていました。
この映画を語るにあたって、やはり萩原千速のエピソードは外せません。彼女は亡き弟の事件がトラウマになっていますが、彼の真実を知ったことで乗り越えようとする姿勢が素晴らしかったです。誰かを信じて前進していく様は、現代における日本女性の憧れとして描かれている印象を受けました。
個人的には、私が推している世良真純の見せ場が多かったのが嬉しかったです(そこかよ!)。初めこそはコナンと別行動でしたが、途中から一緒に事件の真相を探ったり、千速たちをサポートしているなど、思っていたよりも活躍しているのがよかったです。
前々作・前作に引き続き、4DXで観ました。
とあるユーザーによると、今回のアクションシーンは失神するぐらい凄いと話していましたが、いつも以上に激しく揺れる座席で納得できました(この間、肘掛けを必死で掴んでいました)。特にバイクの疾走シーンは、トロンを連想させるスピーディに駆け抜ける感覚を連想しました。
風・フラッシュ・煙・熱風などの特殊効果もフル活用されていました。周りから容赦なく降り注ぐように発動していたので、「コナンの4DXってこんなに激しかったっけ!?」と驚きました。
4DXと相性がよかったのは勿論、いつもと違ったテーマで新鮮な作品に仕上がっていました。来年は映画30周年ですが、次回予告から超大作になりそうな予感がしました。どんな物語になるのか、期待が高まるばかりです!
コナンをあまり知らない私の正直レビュー
映画の無料チケットの期限が迫っていたため、何か観なくてはもったいないと思い、時間帯的に本作しか選択肢がなく、鑑賞した。
そのため、私自身が『名探偵コナン』に対する思い入れや世界観の理解が十分でないこともあり、正直なところ、あまり楽しめなかった。
本作では千速というキャラクターが軸になっているが、そのバックボーンに対する理解が浅い状態で観てしまったため、弟たちとの関係性やエピソードも、冒頭の説明だけではクライマックスで感情が動くにはやや不足していると感じた。
シリーズ作品である以上、ある程度の前提知識が求められる構成だったように思う。
また、AIや自動運転といったハイテク要素が多く登場する一方で、蘭の使用している携帯がガラケーであったり、スマートフォンの型が古かったりと、時代設定に一貫性を感じられなかった点も個人的には気になった。
昭和的な要素と現代的な技術が混在していることが、少しノイズとして映ってしまった。
アクションシーンに関しては、いわゆる“コナンらしさ”とも言える過剰さがあり、ツッコミどころは多いものの、それを含めて楽しむべき作品なのだろうとも感じた。
しかし、爆発の中を後ろ向きでバイクに乗り走行するシーンは、コナンの体幹とバランス感覚のえぐさに、逆に清々しさすらあった。
良い印象で残ったのは、千速役の沢城みゆきさんの演技。
キャラクターの魅力と相まって、声の格好良さが際立っており、これは多くの人がかっこいいと思うだろうポイントとなっていた。
総じて、コナンという作品をどれだけ知っているかで楽しさが大きく左右される、ややファン向け寄りの作品だった。
千速の抜擢は異例の速さか
物語のバリエーションも様々になってきた名探偵コナン劇場版シリーズだが、今回はバイクチェイスできた。アクション映画のパターンとしては、王道の一つだ。毎回、最新テクノロジーを取り入れることに定評がある同シリーズだが、今回は自動運転技術だ。大きくクローズアップされるキャラクターは、凄腕白バイ警官の萩原千速で、自動運転を凌駕する超絶テクニックで魅せてくれる。
今回は中盤まではやや退屈したが、終盤にかけてのスケールアップと畳みかけは大変に興奮した。犯人の思いなどをもっと掘り下げてくれてもいいかもなという気もするが。
それにしても、今回の千速はまだ登場間もないキャラで、映画の企画がいつごろに立ったのか気になる。普通に企画から完成までに2、3年くらいかかると思うのだが、そうなると彼女は登場してわりとすぐに劇場版主役クラスに抜擢されたことになる。
確かにカッコいいキャラクターなので、これから人気になるのだろうなと思う。というか、今回の劇場版はその人気が高まるのだろうな。
色々考えさせられる映画
個人的な印象としては、突然現れたキャラクターが主人公です。
普段はアニメと映画のみなので、アニメで予習し、今回の映画を観ました。
萩原千速というキャラクターは、カッコいいけど強くはない女性だと思いました。
なので男女問わず好かれそうなイメージです。
登場からの子どもを助けるシーンは最高にカッコよく、一気にファンになりました。
今回の主人公という事で、千速のチェイスが大まかなメインで、推理はおまけです。
というのも、登場した怪しい人はみんな犯人です。
そんな事あるのかと思いますが、みんな犯人です。
なので推理は気にせず、千速の物語、キャラクター、そして運転能力を満喫させていただきました。
アクションも今回は大ぶりも大ぶりで、辻褄は合いません。なんでそうなるの!がありすぎて、いつも以上にやってるなと思いました。
じゃあなんで星が4なのかというと、萩原千速のチェイスがカッコよかったんです。ここまでバイクシーンに振り切ったコナン映画もありでした。
なぜ萩原千速が出てきたのか考えてしまいます。
人気の女性キャラクターが欲しかった?新しい客層が欲しい?白バイ登場させたい?等々。。。
でも、蘭に影響を与える為という雰囲気も演出されていて、原作ではどこまで影響があるかわかりませんが。
新一のライバルは千速?なんて考えたり。
この先が楽しみなキャラクターで、これからの登場に期待したいです。
ただ、最後に蘭がLUUPに乗るシーンって必要だったかなと。あそこだけ一気にステマ感と言いますか、何か大人の事情を感じて冷めてしまいました。
4月からの道路交通法で自転車へのルールが厳しくなった中、電動キックボードに乗って楽しく道路を走る姿は色々考えさせられました。
劇場版名探偵コナン「ハイウェイの堕天使」新星声優、横浜流星と松田陣平の根強い煌めき
まず最初に
毛利蘭役を約30年演じてこられた山崎和佳奈さんに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
私の書く記事で、この名作にも、あなたにも傷がつかないことを祈ります。
私はいわゆるコナン世代ですが、当時は勉強ばかりで映画館で観たことはありませんでした。
初めて映画館で観た作品が山崎さんの遺作となってしまったことを後悔すると共に、映画館で初めて観たコナンは圧倒的な迫力で、とても感動しました。
特に、蘭ねーちゃんがコナンくんを守ってルシファに蹴り入れたところと、ラストに鼻歌歌いながら去っていくあなたの後ろ姿を見て泣かずにはいられなかったです。
私は、もっと昔から作品を愛して、原作の全てを知っているような真のコナンファンの皆様ほどこの作品を知らない立場です。
ですが、自分の人生のそばにいつもコナンがあったのは事実で、あなたの声を何度も何度も聞いてきたことも事実です。
とても素敵な作品と声と演技を、ありがとう!蘭ねーちゃん。山崎さん。
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あらすじ
横浜で起きた“謎の黒いバイク”事件。コナンたちは、最新白バイ「エンジェル」と黒いバイク「ルシファー」に隠された秘密を追い、高速道路を舞台に危険な事件の真相へ迫っていく――。
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夜野の推しポイント3つ
①エンジェルに乗る「萩原千速(はぎわら ちはや)役」の沢城みゆきが終始圧巻の声
最初に弁明させてほしい。
夜野のコナン歴は、原作漫画は読んだことがなく、アニメは子供の頃まで、映画も真面目に観てたのは「22作目のゼロの執行人」あたりまでか…?
その後はかいつまんで自分の好きそうな映画だけ見てきたので、とにかく最近の登場人物や設定に疎いです。
ガチファンの皆様、お手柔らかにご覧ください。
なので、この萩原千速役が沢城みゆきであることも知らなかった。ちなみに千速の弟が殉職した萩原研二(はぎわら けんじ)であることも忘れていて、でも研二の親友である松田陣平(まつだ じんぺい)も同じく殉職していることは覚えていました。
なぜなら、松田さんはあまりにかっこよくて惹かれていたし好きだったから…笑
今回は千速をメインにストーリー展開していくので、沢城さんの声を十分に楽しむことができます。独特の空気が少し漏れたような低めの声がとても心地よく、千速の過去や背負っているものも含めて強い女性像に強く惹かれましたし、作品に没頭することが出来ました。
私のように久しぶりにコナンに触れる人にもコナンは最初に物語の登場人物を紹介してくれるシーンがあるので安心して観ることができます。
②久しぶりに登場した松田陣平はかっこいい
松田陣平とは、私の記憶では佐藤刑事の忘れられない人で、親友(研二)を死に追いやった爆弾魔の仇をとるために彼もまた殉職した方です。
松田さんは佐藤刑事たちのいる刑事部に異動してきた時も、ぶっきらぼうな態度であまり受けがよくなく、でも意外にも誠実なところや手先は器用なところがギャップで、佐藤さんだけはなんとなく彼の良さに惹かれ初めていた矢先に、亡くなってしまいます。
回想シーンにしか出てこない伝説の根強い人気キャラです。
これは今作で知った設定でしたが
松田さんの初恋は千速で、ずっと告白してはふられてきたようです。
映画ラストで、松田さんが生きていた頃の回想シーンが入ります。
横溝刑事(千早と現在いい感じになっている相手)に対して、電話で釘をさします。
「おっさん千速に手を出すなよ。ウェディングドレスの千速をお姫様抱っこするのは俺だから。」
というようなセリフ言うんですよね。
でも、もう彼は生きてないんです。泣ける。
ちなみに、松田さんが殉職した経緯ですが、親友を死に追いやった爆弾魔が、その4年後の同じ11月7日に、観覧車に爆弾を仕掛けてきます。
松田さんは親友の仇を討つために、解体作業をしていた際、本来なら松田さんなら簡単に解体できる爆弾でしたが、その途中で
「残り3秒の時に次の爆弾のありかを教える」
というメッセージを見てしまうんです。
彼は、次の爆破を防ぐためだけに自らの命を捨てる覚悟をします。
その時に送られた佐藤刑事への最期のメールには爆弾のありかと共にこう記されています。
追伸
あんたの事
わりと好きだったぜ
彼が生きていたら、千速を追っていたのか、あるいは出会って1週間ではあったものの佐藤刑事に惹かれていったのか気になります。
夜野的には、佐藤さんに惹かれていったと思います。
千速に一途であった彼が
最期に「わりと好きだった」と伝えたかったくらいには短期間で佐藤刑事に惹かれていたことは事実だから。
青山先生によると、松田さんは回想に出てくる、既に亡くなっているキャラクターなので強烈にかっこよく描こうと思われたそうです。
また、そのためご自身の一番好きな俳優「松田優作さん」から名前をつけたそうです。
③今作、実は俳優「横浜流星さん」が大変重要な役でゲスト声優されていたことに気がつきましたか。
ネタバレになってもよくないかなと思うのであえて誰なのかは書かないのですが、横浜さんの初、声優作品となっています。
で、よく見るコメントが「エンドロールまで横浜流星だって気が付かなかった。」です。ファンとしては嬉しい。
ここからなぜと横浜さんの出演がわからなかったか考察していきます。
普段の横浜さんは感情を表に出さない性格だからか、謙虚な発声でお話されることが多いです。そのため比較的口の前側を使って発音する癖があります。「サ行やタ行」は特に分かりやすいです。
恐らく…癖もあるが舌が長いのではと予測しています。
ですが、今回は口腔内の後ろ側まで広く意識的に使い、腹の底の重心をおいておでこのあたりから通るような発声されてたのではないかと。
あと、一言ずつ一音目の発音をハッキリめに意識しておられました。
ので、普段の発声と違う横浜さんのキャスティングに気が付かない勢が多かったことがとても嬉しいです。
いずれ声優界でも活躍していく横浜さんを想像しました。
横浜さんは声にも演技をのせられる素晴らしい俳優さんです。ラスト声色、声質、声の低さ、演技力圧巻です。ぜひ最後までわくわくして観てほしい。
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まとめ
相当長くなってしまいました。
とにかく映画館で観るコナンは大迫力で、久しぶりに観る方にも今回の作品抵抗ないかと思います。
もう観たよって方、ぜひコメントで感想教えてください。
ファンの方に怒られそうだが、初見ではありつつ追悼を兼ねて鑑賞 事前...
良くも悪くも千速に全振りな作品
終わってすぐに席を立ってはいけません
来年の映画の予告の予告みたいなのがコナン映画ではありますよね。
それが終わってすぐにトイレに行ってしまいました。
お土産売場でパンフと下敷きを購入していると
『最後の最後良かったねー!』
『明かりがついて出た人かわいそー(笑)』
…私のことか?!
何があったか調べるのも癪なので、2回目見に行こうと思います。
☆感想☆
ハロウィンの花嫁で警察学校組のあの日までの流れが分かりやすくまとめられていたこともあり、萩原姉弟宅のカレンダーに釘付けになってしまいました。
いつもの日常だからこそ、心臓がぎうぅぅぅっとなりました。
あと最後のちはやさんのジ○リの名シーンばりのあれにこころが荒れ狂いました。
アクション10割、推理0割の映画
頼むから推理をしてほしい。
今回の映画は、序盤から終盤までアクション、最後はいつも通り人間離れしたアクション。
特に人間離れしたアクションを最後に持ってくるのはすごく冷めるのでやめてほしい。
コナンが推理しないまま千速刑事は犯人が分かっていたみたいだし、そもそも今回は推理シーンがゼロ。
昔のように推理が多く、人間離れしたアクションが無い映画を見たい。
おまけのように終盤蘭が拉致されたが、内容的には全く必要なかった。
警察内部の裏切りと、最後に仲の良い刑事カップルが抱きかかえるシーンは去年と一緒。
「AI vs 人間の本能」のドラマ
劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』のバイクチェイスは、まさに歴史に残る名シーンでした!
特にこの作品では、バイクの「魅せ方」に徹底的にこだわっており、排気音のリアルさや、犯人が登場する瞬間の不穏でスタイリッシュな音響演出が、劇場の緊迫感を最高潮に高めていました!!めちゃくちゃカッコよかったです。
2台のバイクのリアルな排気音や不穏な音響演出、そして千速の「風の女神」としての圧倒的なオーラが、アニメと音響の融合で見事に表現されていました。
白バイ仕様の「エンジェル」が放つ正義感と、漆黒の「ルシファー」が醸し出す悪のカリスマ性。最新システムで走るルシファーと千速の天才的な本能がぶつかり合うドラマ性はもちろん、路面すれすれのローアングルから俯瞰へと切り替わるカメラワーク、さらに高周波のモーター音と凶暴な重低音が響き合う「音の対比」など、どこをとっても制作陣の凄まじいこだわりが伝わってきます!!!
スタッフさんたちの企画力と音響技術の賜物だと思います!!!
あのバイクのチェイスシーンはめちゃくちゃカッコよかったし、さらにコナンが千速さんを信じて自分の命を預けている感じが「新たなる相棒」って感じでめちゃくちゃ良かったです!!!
世良ちゃんのバイクも最高にカッコよかったし、バイクに興味のなかった私すら「めちゃくちゃ欲しい!」と思わせるほどの感動をくれた、名探偵コナンすべての関係者の方々に感謝申し上げます。
バイク好きにはたまらん!
うーん、ちょっと行き当たりばったり感がすごい
推理というよりは容疑者全員犯罪者というのには驚かされました。今回の作品はいつもより細部が雑というか、バイクから手が離せない仕掛けがあるんじゃなかったのかとか、そもそもラストまでの展開がご都合主義すぎること。また解決へのもっていき方がたまたまうまく行っただけ(ほぼ運)に見え少々残念でした。ですが勢いとかアクションは楽しく見れましたので駄作ではないと思います。コナン映画としては微妙ですが…。
※前日に軽く予習をしただけの大体ミリしら人間の感想です
全部ミリしら人間の個人の感想です。悪しからず……。
【大前提として】
・そもそも映画は殆ど見ない
・ミステリーの映像作品は殆ど見ない(小説のみ)
・アクションは大好き〜!(映像は基本特撮モノばかり)
【事前情報】
・今回はアクションが良くてミステリー要素はまあまあ
・かっこいい白バイのお姉さんがいる
・千速さんの初登場回と重悟さんとの婚活パーティー回のみアニメ視聴
・陣平さんや研二さんの周辺に何があったかを友人から(体感細めに)聞く
・前々から時折旧TwitterでTLに流れてくる、安室さん周りのあれやそれやをうっすらふんわり……。
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私はこの映画は面白かったし、ある程度キャラ同士の関係性や、この話までに何があったかを説明してくれるので見やすかったと思います。(とはいえ元より情報量が多いので、予習なしでどこまで把握できて覚えていられるかは別の話)
ミステリー要素に関しては、丁寧に明言している情報と、画面で少しだけ出して明言していない情報があるので、ちょっと全部拾って追いかけるのが大変かなぁという印象。もしかしたら円盤とかで一時停止とか巻き戻しとかして見るのが良いのかなぁ……?でもまあ、かなりわかりやすくて、コナンでミステリー慣れしている人からすれば、物足りないのかも?
バイクアクション良かったですね。これは勝手な偏見なのですが、コナンのアクションは「そうはならんやろ!」「なっとるやろがい!」みたいな気持ちで見るものだと思ってたので、アニメならではの大嘘に大変ニッコリしました。こういうちょいファンタジーフィクション激アチロマンアクション、アニメならではですよね。(さすがにヘリでのサッカーボールの軌道は、ちょっと笑っちゃいましたけどね笑)
陣平さんと研二さんの「無敵だ!」に応えようとするところも、かなりアツい展開で大好きです。そしてあの場面でそれを伝えようと思った重悟さんも、きっと同じように千速さんを無敵だと思って言ったのだろうし、それが千速さんの重荷になって潰してしまうものではなく背中を押せると理解しているのもいいです。
そしてその後の千速さんの「死んでも恨むな」は、映画の最初に子供を助けたあの千速さんが、そこまでコナンに言わなきゃいけないほどの無茶をするということを考えられて良いですね。『しっかり捕まっていろ』とかではないのが本当にいい。コナンの考えに命を預けた感……というのかなぁ……?そういうのも感じられて私は好きでした。
ストーリーに関しては二分化しそうなのは、自分なりにまあまあ理解しました。正直、『名探偵コナン』じゃなくて、『風の女神チハヤ』だったと思うんですよね。ただ、他にもコナン映画にはコナン以外がメインを張っていた作品があると小耳に挟んでいたので、『コナン以外がメイン張る』ということはこういうことなんじゃないの?と何も知らない人間は思いました。
龍里さんも、浅葱さんも、千速さんのIFの姿だったんだろうなと思います。弟を喪って復讐に走る龍里さん。多大なバッシング等を受けた挙句、足を負傷してバイクに乗れなくなって壊れた浅葱さん。どちらも千速さんがそうなってもおかしくなかったんだろうなって勝手に思ってます。
千速さんの為の事件だったし、コナンではなく千速さんが解決すべき事件であっただろうから、コナンや周囲の人間が千速さんのサポートにまわる(舞台装置になる)のは仕方の無いことだと思います。
「じゃあ、千速さんが解決すべき事件ならコナンは要らないよね」とはならないと思ってて、これは一人で抱えてぶっ壊れた(と推測できる)龍里さんと浅葱さんとの対比なんだろうなと。仲間がいるよ!っていうことなんだと思います。龍里さんや浅葱さんはおよそ仲間と呼べる人間は居なかったように思えたんですよね。協力関係とか、利害の一致とか……そのレベルみたいな。仮に信用はしてたとしても、信頼はしてなかったんじゃないかな……と推測。
あと、コナンがあんなに推理や調査にウェルカムされてたのって、(周囲への説得を尺の都合上カットしてる可能性もあるけれど)少なくとも千速さんに対してはそれなりに説明ができて、コナンって千速さんにとっては英雄なのではないかなぁ……と。だから連れ回していたのもあると思うんですよね。研二さんたちを殺した爆弾魔の爆弾の解体に成功するって、本当に救いだったんじゃないですかねぇ。だから希望の象徴みたいなコナンを連れ回しているという……。
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総括。
『アクションがいい』と『千速さんがかっこいい』という情報で見に行ったので、私は見たいものが見れた人間だったからかなり楽しめていたと思います。ただ、『名探偵コナン』を見に行った人等は肩透かし食らってしまうのはあるのかもしれないですね。私はこの映画が凄く好きですが、今までコナン追ってきた人たちにしかわからないことがあると思うので賛否両論あるのかな〜とは思います。
にわかなりにべちょべちょに泣いたし、ラストのウエディングライダースーツドレスが大好きすぎるので、個人的には皆に見て欲しいですね。
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蛇足。
千速さんが登場して新しいということで、予習すべき話が少なく、ミリしらが触れやすいのは本当に嬉しいですね。コナンはオススメされても、アニメも漫画もすごく長くてどこから触れていいかわからなかったので、なかなかフッ軽で見れるものではなく……。もしかしたら今回の千速さんがメインに抜擢されたのは、私のような新規層を取り入れる目的もあったのかもしれないですね。
雑な映画だと思いました。
毎年コナンを見に行くのは恒例行事にしています。一番好きなコナンはベイカー街。最近では五稜郭。今回の映画は…ぶっちゃけ微妙でした。
まず、冒頭、千速が高速道路の壁をバイクで走ります。コナンワールドって、常に爆発が起き、毎日3件くらいは殺人が起きてますよね。でも、いきなり切り替えられません。映画を見ていくことで、いつの間にか米花町の常識が適用されていくわけです。つまり、冒頭で壁を走られると、現実にいる私が「警察なのに…?いきなり壁…?本当にルート壁しかなかった…?こんないきなり走れるの…?」と冷静なツッコミを入れるわけです。ここでもう、進退は決まってしまいました。
コナンが事件現場をちょろちょろするのは昔からですが、それにしたってもう少し導入が丁寧だったと思います。今作は、皆が新一だと知っているかのような迎合っぷり。コナンワールドに入りきれない冷静な自分が邪魔をしているからでしょうか?なんだ、この小学生は?と思ってしまうわけです。
犯人は一目瞭然です。
この映画ではさまざまな小さい(?)事件が起き、全て繋がっているという結末ですが、まあそうですよね。という冷めた気持ちでしか見れませんでした。伏線のために事件が起こされている印象です。しかも、謎に深掘りされている。ただややこしいだけだと思いました。
最終的には、千速がすごい!という帰結なのですが、うーん…なぜでしょうか、近年のコナンあるある、ラストシーンで主役が覚醒してとんでもない大技を披露する場面で、あまりドキドキしませんでした。いつもなら、「あんなことをするのか!?」とある程度予想ができて、ほんとにやったー!となるのですが、今回、ラストにコナンが何をしたいかぼかすせいで、初めてシーンを見て「これをしたかったんだ」とわかる構成になってます。だからかな?うん、無理じゃね?と冷めた目で(以下略)
黒幕も、千速と弟の関係が冒頭から明かされていたので、姉弟であることはわかっていました。ですよねーという感じ。
千速の先輩も、千速のための装置です。途中、バトルするのはよかったですが、せめて途中で千速が有利になるのではなく、最後に有利になったほうがよかったのでは?と思いました。先輩が報われない…。それと、最後に先輩のルシファーと千速のエンジェルで協力して敵を追い詰めてほしかったですね。まあこれだと物語の構成変わってしまいますが。
我らが蘭姉ちゃん。
バイクとコナンくんの間に割り込むという荒技よりも(時を巻き戻したというべきか?)横からバイク乗りを蹴飛ばしたほうがよかったのではないでしょうか。それだけ強いのに、なぜか終盤はスタンガンだけで攫われます。風邪でもひかせておいたらよかったのではいないでしょうか。
書いていて思いましたが、全体的に雑、ご都合主義です。いつもそうと言われるとそうかもしれませんが、いつもより雑だと思いました。雑なのにややこしいです。
高校生であるコナンが綺麗事を言うのはわかるのですが、千速が綺麗事を言うのは少し心に刺さります。歳をとってしまったんですかね…。なんだか悲しくなってきたので、ここまでとします。
千速の為の映画
個人的には好きな作品ですが、評価が二分しそうな作品という印象。
最近の作品評価は概ね登場人物によるところが多いのかなという気がします。警察学校組が好きとか、服部と和葉の組み合わせが好きとか、怪盗キッドが好きとか、そういった各々の推しが出来るのがコナンの良いところです。今回の神奈川県警組は作品内ではそこまで目立つ組み合わせではないので、推し活観点からは評価を下げそうですね。
一方で千速は本作をきっかけに飛躍的に人気が出そうです。それぐらいキャラフォーカスの作品としては魅力が十分に発揮されています。
「名探偵」部分の推理に関しては可もなく不可もなくです。コナンをはじめ登場人物が超人的な動きをするのはもう今に始まった話ではありませんし、ここで点を下げるようならそもそも今のコナンという作品は合わないでしょう。犯人は分かりやすいかなとは思います。
少なくとも駄作と呼ばれている劇場版コナンの作品群よりは十分面白いので、普段見ない層でも最低限楽しめると思います。
なんか質下がってないか?
有給余ってたので一日映画館で過ごしたときに観た中の一本。
個人的な感想だけど、コナン映画って年々質が下がってる気がする。
アクションに全振りというかキャラを見せることに全振りで、「人はなぜ罪を犯すのか?」を軽視しすぎている。
もっと推理モノって自覚を持ってほしい。
まあ、一応推理モノなのでストーリーや犯人には言及しないけど、昔のようにアクションと推理(中盤まで誰が犯人なのかわからない、みたいな)を両立した作品に戻ってほしい。
もっとも、近年のキャラクターがアイドル化したコナンには無理な話だろうけど…
追記
5/15 蘭姉ちゃん役の声優死去が発表された。
若干悲しくもなったが、追悼のためにこの映画をもう一回観てくる……
という発想の人が滅茶苦茶多かったのかいつもの映画館が激混みだったので断念。
今度空いてそうなレイトショーで観る予定。
勝手な思いだが、どうせならもっと映画として面白いコナンを観て追悼したかった。
ご冥福をお祈りします。
アクション描写は凄い
アクション映画としてはかなり完成度が高かった。映像の迫力やスピード感は圧巻で、映画館で観る価値は十分にあると思う。ただ、その一方で 作品全体のテーマ性は掴みにくいと感じた。
近年のコナン映画は、人気キャラクターをどう魅力的に見せるかに重点が置かれている印象が強い。今作もその傾向がかなり顕著で、事件や犯人そのものよりもキャラクターの活躍シーンが優先されていたように感じた。
特に気になったのは、犯人側の描写の薄さ。動機や心理描写・人間性を掘り下げるシーンが少なく、「この人が犯人でした」と明かされても「ああ、そうですか」という淡泊な感想しか残らなかった。そもそも登場人物自体が少ないので、消去法である程度予想できてしまう。
浅葱というキャラクターも、設定自体はかなり魅力的だったと思う。描き方次第では理想と挫折を抱えた印象的な黒幕になれたはずなのに、掘り下げが全く足りておらず非常にもったいなく感じた。
また、萩原千速の説明描写にかなり時間を使っていた点も気になった。知名度がそこまで高いキャラクターではない以上ある程度の紹介が必要なのは理解できるが、やや丁寧すぎた印象。その尺を、犯人側や事件そのもののドラマに回してほしかった。
さらに言うと、世良真純の扱いも気になった。確かにバイク乗りという共通点はあるものの、「この映画に彼女を出す意味は本当にあったのか?」という疑問が最後まで残った。役割自体はそこまで彼女である必然性が強くなく、このポジションを映画オリジナルのライダーキャラクターに置き換えていた方が、ミステリーとしては機能していた気がする。
例えば、コナンたちと協力するライダーやメカニックのようなオリジナルキャラを配置していれば物語の世界観も広がるし、同時に犯人候補も増やせた。そうなれば「誰が黒幕なのか」という推理部分にも厚みが出たと思う。終盤で共闘する展開になれば、アクション面でもかなり熱い流れになったはずだ。
総じて、「キャラクター映画」としては楽しめたが、「ミステリー映画」としては物足りなさが残った作品だった。派手なアクションや人気キャラクターの見せ場は十分にあったものの、そのぶん事件そのものや犯人のドラマが後景に下がってしまった印象が強い。
つまらなくはないが、もう一度観たいと思わせる魅力のある作品ではないと感じた。
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