ヒグマ!!のレビュー・感想・評価
全57件中、1~20件目を表示
着ぐるみがいい味
令和のAIのようなテクノロジーが世をにぎわせる時代に、思いっきり着ぐるみで挑むその心意気。でも、これが正解だったかもしれない。実物ではないわけだけど、役者たちと同じ空間にいる、という点では実在しているわけで、むしろ半端にCGでいくより臨場感あったのではないか。
それにデザインがいい。百武朋氏のデザインの勝利だと思う。隻眼で全身傷だらけで、血で固まってしまったのか、体毛がフサフサじゃなく、ゴワゴワしている。一目で「これは歴戦の強者!」と説得させる力強さがあった。にもかかわらず、どこか愛嬌も感じさせる。
人間側もいい味を出していた。鈴木福の頼りなくて、若干うざいんだけど、ほっとけない感じが良い。彼の成長物語としても一貫していた。円井わんは過去イチカッコよかった。宇梶剛士演じる悪徳ハンターは、物語のいいアクセントになっている。そりゃあんな危ない熊と戦うのに、日当8500円じゃやってられないよな。
内藤瑛亮監督、好調。
造形がなぁ・・・
昨今の熊害に配慮して,公開が延期されましたが,こうして無事上映された事に対して,関係者各位に感謝申し上げる次第.こんばんわ.三遊亭呼延灼です.
予告のファーストルックで,とにかくヒグマ造形のしょぼさが気になっていたんですが,結局そこの違和感は拭えないままでした.もうちょっとどうにかならんかったのか.ちっとはコカインベアを見習って頂きたいものですが,着ぐるみのモッサリ感は邦画の伝統と言われれば,ぐうの音も出ませんが何か?
それはともかく,物語はすごくしっかりしていました.父親の排ガス自殺で大学進学も諦め,母親の無心する姿に心痛めた青年が,ブラックバイトに手を出してしまう.愚かと断罪することは簡単ですが,お話的にはそれなりの説得力があります.ですが,根っからのヘタレ体質の世間知らず.あのグレードのゲェムを世に出しちゃう無知さは,ある意味尊敬に値します.それが結局自身を救う事になるのですから,世の中捨てたもんじゃございません.わかりにくいかもしれませんが,褒めてるんですよ.はい.
人の味を覚え,殺害を娯楽にした巨大熊.当然ながら無慈悲で,人体損壊は見事でして,大沢親分でなくても「あっぱれ」を差し上げたくなります.この熊さんの保護でしたら,私も賛成するのですがね.
と平行して進むのが,1000万円の価値があるとされる宝石の争奪戦.いいですね.命の危険が目前に潜んでいるにも係わらず,欲望剥き出しで戦う人間同士.怪獣映画として,実に正しい姿と思います.
欲望といえば,宇梶ハンターの,命がけでやってんのに日給8500円なんて馬鹿らしいわ,と言って熊害犠牲者の所持品を奪う所業.とても人間らしくて素晴らしい.悪いのは安い日給しか支払わない自治体でございます.
終盤,青年が母親にブラックバイトしてしまった事を告げるシーンがございますが,それもちゃんと父親の自殺を下敷きとした会話になっていて,これも評価したいですね.結局母親は生存ルートっぽいですが,これが洋画だったら,元締めがロシアマフィアで青年の前に母親の生首が投げ出されるパターンですね.
ただ,最後の雄叫びシーン.あれはいりません.めっちゃダサいです.見ているこちらが恥ずかしくなります.雄叫ぶ熊と重なりましたが,実はもう二周りくらいでっかくて,足のサイズが25cmくらいある熊が暴れるパート2があるってフラグかなにかなのでしょうか.
くだらな楽しい、だけど最高で破天荒なモンスター・パニック
出演:鈴木福、円井わん、宇梶剛士・他
監督・脚本:内藤瑛亮
タイトルに「‼︎」がついているくらいだから、折目正しいパニック映画ではない。
現実に熊による死傷事件が多発しているために公開が延期された経緯があるという。確かに(非現実的だが)ゴア描写はあるので、致し方ないことだったのだろう。しかも、真面目な内容じゃないしね。
PCゲーム制作が好きだが、その道を閉ざされてしまった青年・鈴木福が闇バイトの世界に入るが、思いもよらず凶悪なヒグマの襲撃に遭い……面白そうでしょ? 本当に面白いんです。
あらかじめ言っておくが、ここに登場するヒグマはモンスター感が強く、いわば「怪獣」的な表現で描かれている。実際のヒグマの習性を取り入れている(らしい)ものの、「そんなヒグマはいない」といわれたら「いや『ヒグマ‼︎』だし」といわざるを得ない(笑。
彼が闇バイトに堕ちていき、逃れられずクマと対峙しざるを得なくなる過程は、予想以上に理詰めで破綻なく描かれている。「全国民の息子:鈴木福」は完全に役にハマっていて、彼以上でも彼以下でも違和感があったかもしれない。シリアス感とコメディセンスの両方を発揮している。(終盤の母親との電話のシーンは思わず泣きそうになった。歳のせい?)芸歴長いからね。
彼と円井わん(セクハラ被害で退職した元自衛官。これもタイムリーな設定)のバディー感がすごく良くて、時間が経つにつれてより面白くなる。
モンスター映画というと『ジョーズ』を想起させるし、実際ジョーズを念頭にしたこともあると聞いている。人物配置はまさにそうだ。だが、テイストとしては『ジュラシック・パーク』に近いものを感じる。あ、あくまでもテイストだけど。
限られた予算だと思われるが、たとえより多くの予算をかけて、ヒグマ描写をCGでよりリアル方向に振ったり、大物キャストを使ったとして、これよりいい映画になっただろうか。結果的にとてもバランスの取れた作品になっていて、満足できる。ヒグマ造形がどうしても受け入れられない人はいるかもだけど。
オリジナル作品で、「闇バイトとヒグマ」のお題からここまで膨らませた内藤瑛亮監督の手腕は確かなもの。同監督の『ミスミソウ』もお勧めです。
追記:ニコ生・Podcastの「マクガイヤー・チャンネル」2026年3月6日の内藤瑛亮監督との『ヒグマ‼︎』を含むインタビューがとても参考になり、制作の背景をより深く知れるので、映画のお供に是非!
日本では、すごく珍しいモンパニ映画。 作りが昭和っぽいところと、ク...
熊の目は赤く光る
リアル系ヒグマハザードではない
おもしろかった!!!
ドキドキ はらはら 没入感すごかった。最後のほうの急カーブのシーンでは音が出ないようにエア拍手をしていた。円井わんは異常にかっこよかった。福君はとろくさい気の優しい青年役を好演。ゲーム好きの少年との出会いは少しほっこり。最後のほうのお母さんのセリフには救われる気持ちだった。一番悪いのは宇梶さんです。悪い奴です。
余談ですが、金田さんが出てきたとき一瞬、元ABC-Zの河合君かと思った。でもなんか違うなぁとその時だけ映画に入り込めなかった。二人とも私の中では頭の回転の速そうなイケメンというくくりでは同じカテゴリーみたい。
ヒグマとか闇バイトとかの社会問題をテーマにしているとはあまり感じなかった。でも、それでいいと思う。
あの熊を面白がれるかどうかで
観客をバカにした寒い内輪ギャグ
ゴミ映画。寒っ。
監督ん家のカーペットにゲロ吐き散らかして、ぉらジョークだよジョーク🤮あんたの映画と一緒だよ🤮笑えよ笑ってみろよオイ手前ぇに言ってんだよ口開けろよぉろろろろろろろ🤮って注ぎ込みたい。生活に窮してる人のことも、羆被害のことも、闇バイトのことも、熊猟のことも推し活のことも、何より観客のことバカにしてる。死ぬほど嫌い。
#幼稚な内輪ノリ #やってろ感 #役者が可哀想 #監督の力不足 #お前おもしろくないんだよばーか #寒い #ツルハシは銃じゃないので構えても意味ないと思います肩に背負っちゃったほうが良いと思います #お好きな方はスルー推奨 #悪口ですあしからず #不真面目 #映画ヘタクソか! #時間の無駄 #おもんないねん!! #星1つは私の中指 #お願い早く終わって #ツラい #とてつもなく嫌い #お金返して欲しい #時間返して欲しい
熊の被害者が反社なら良いだろうという内藤監督の配慮を感じた
2026年映画館鑑賞6作品目
2月1日(日)フォーラム仙台
ファーストデイ1300円
監督と脚本は『先生を流産させる会』『許された子どもたち』『毒娘』の内藤瑛亮
粗筋
大学に合格した小山内蒼空は父の自殺で将来計画が頓挫
息子の進学を諦めさせたくない蒼空の母はなんとかお金の工面をしようとはするがうまくいかず
大学は諦めた蒼空はそんな母を見かねて自分も稼ごうと闇バイトを始めた
なんやかんやで上の指示で人里離れた山奥に行きトルマリンを横取りした裏切り者を殺すことになったが殺しのプロでもないしなんの恨みもない若い女性を殺す気になれず
そんな矢先にヒグマが登場
次々に闇バイトのメンバーは殺されてしまう
生き残ったのは蒼空と裏切り者の若林桜子
彼女は元自衛隊で格闘技のスキルが高かった
なんとか人里に戻ろうとする二人だがヒグマがトルマリンを食べてしまった
地元のハンターと協力しトルマリンを取り戻そうとするがそのハンターがとんだ食わせ者だった
コメディータッチのパニックムービー
全国的な熊騒動で公開は何度か延期され遂に公開された
熊のクオリティについてあーだのこーだのクレームをつけるレビュアーは多いだろうがこの程度で充分
AIとかCGとかクソ喰らえ
どうせそっちだって偽物じゃないか
それなら着ぐるみの方が良い
『君よ憤怒の河を渉れ』に登場する熊に比べたらたいした進歩
ヒグマはハンターから19(ジューク)と呼ばれている
2002年に解散したデュオとは全く関係ない
監督は普通のヒグマではなく19を怪獣として設定しているらしい
だからVFXではなく着ぐるみに拘った
そこでスタッフ側と何かとうるさい観る側に大きなズレが出てくる
タイトルはヒグマだがメインはヒグマではなく主演の鈴木福とヒロインの円井わん
特に円井わん
これだけ彼女の出番が多い映画作品は存じ上げない
口の歪み具合の感情表現が良い
円井わん好きは絶対にスクリーンで観よう
エンドクレジットも続き
配役
父の自殺で大学進学を諦めたもののゲームクリエイターの一面もある闇バイトの66番の小山内蒼空に鈴木福
闇バイトのメンバーだったが組織を裏切りトルマリンを横取りし逃亡する元自衛隊所属のため戦闘能力が高い若林桜子に円井わん
リーダー格の闇バイト9番に岩永丞威
下っ端の闇バイト84番に上村侑
下っ端の闇バイト75に住川龍珠
息子の進学を諦めさせたくない蒼空の母に占部房子
詐欺の被害に遭い借金を抱えてしまい自宅のガレージの車内で自殺した蒼空の父に清水伸
闇バイトの首謀者のエンジェルに金田哲
熊の被害者から貴金属を盗む不死身のハンターの神崎に宇梶剛士
桜子が推し活している新人ホストのアイルに鈴木福
うんちを見せろって
普通の人はわざわざ観に行かない低予算のB級バカ映画と思っていたら、低予算のB級バカ映画としてつくりがかなり高品質で驚いた。着ぐるみ感もろだしのチープなヒグマは、予算のなさを逆手にとったバカバカしい怖さに振り切ってるし、過剰な血飛沫にゲロ吐き、人体損壊は先日観たばかりのサム・ライミのHELP復讐島にも通じる。
かつてのマルモリコンビ芦田愛菜に負けじと、鈴木福君が地のキャラを生かした役柄はハマっていたし、故・竹内結子の下位互換と勝手に思ってきた円井わん(どちらにも失礼)や、蒼空が助けを求める民家の丸顔ゲーマーのガキもキャラが無駄に立っていて最高だった。
ゴジラかジュラシックパークかという扱いのヒグマはインチキながら、クマの生態や駆除にまつわるトピックもそこそこ正しく拾っている。19(ジューク)という名前も数年前に何十頭もの牛を襲って駆除されたOSO18から付けたのだろう。クマによる人身被害が昨年多発したこともありマジメな人から見たら不謹慎と取られかねないが(実際公開延期されていた模様)、かなり笑える一本だった。
「ヒグマの映画」
アニマルパニックだと思うと△ B級モンスターパニックと思うと◎
出てくるヒグマがすごいモンスターっぽいなと思って鑑賞しました。
時々ある微妙なデザインのB級エイリアンものとかよりは確かにヒグマとかの方が現実にいて怖さも分かっているし、最近は熊害(ゆうがい)も凄かったのでタイトルからの引きもありそうなので良かったのかな?
そのせいで一度公開延期になっているのでなんとも言えませんが…
本当はモンスターパニックを作りたかったか、かなり意識して作っているようにも感じました。
序盤の軽トラの荷台でクマにめっちゃ近づかれるシーンとか明らかにエイリアン意識してそうですし、最後に二人が叫んでいるところとかはゴジラとか意識してるのかなと。
作りとしては良いなと思うところもあればなんで?って思うところもある感じでした。
序盤で主役の父親が投資詐欺に遭って自○してしまうんですが、まずそこは警察と家族に相談しようよ…ってところで、お金がなくなってしまったから主役は闇バイトに手を出すことになる(最初に闇バイトっぽいのに申し込む時がタ○ミーの画面にしか見えない上に画像が怪しすぎて笑った)んですが、そこから最後の母親との会話に繋がるし、そこが伝えたいメッセージという分かりやすさは良かったし、最初に出てきた主役の作ってたゲームが子供に受け入れられるフリになっていて、装備を貰う時にSEが入るのも良かったです。
最後にヒグマが突っ込んで爆発する木箱?があるんですけど、あれなんで爆発した?ってなったし、そもそもなんでそんなところに爆発するものが?私何か見落とした??ってなって結構混乱しました。
個人的に鑑賞時に19(ジューク、この映画で出てくるヒグマの名前)でフォークデュオと勘違いするっていうギャグで劇場内で笑う人と笑わない人が半々ぐらいで世代が出てて面白かったです。
知らない人たちはあの知らなかった半グレの人たちみたいに後で検索したんだろうか?
注意点としては想像よりグロ描写があるので苦手な人はキツそうというか私はちょっと辛かったのですが、終盤の半グレっぽい人たちが19に襲われて体の一部が宙を舞っていくのは量が凄くて景気が良すぎて笑ってしまいました。
勝手なイメージなんですが、あれだけ用意したけどそれぞれのシーンを撮るのは難しかったから、あのシーンで全部宙を舞うことにしたのかなと思ってしまいました。元々そのつもりだった可能性ももちろんあるんですが…
ツッコミどころがヒグマ級
鈴木福くん主演ということで期待して観てきましたが、良くも悪くも「エンタメ」に振り切った(?)作品でした。面白いのは面白いのですが、鑑賞中にどうしても気になってしまったポイントがいくつか…。
1. クマの造形が…
肝心のヒグマが、なんというか「使い古された汚いぬいぐるみ」に見えてしまい、リアリティが物足りなかったです。恐怖の対象のはずが、造形のせいでどこかシュールな雰囲気が漂っていました。
2. キャラクターの生存能力が謎
一番驚いたのは、途中で殺されたはずの猟師さん。終盤、なぜかほぼ無傷で再登場します。「え、さっきの死闘は何だったの?」と、その驚異的な回復力に言葉を失いました。
3. 主人公の帰還ルートが強引
川に流され、現在地もわからない絶望的な状況から、迷わず元の場所に戻ってクマ退治に合流する展開には無理があると感じました。あの状況からどうやって最短ルートを見つけたのか、福くんのGPS並みの勘に脱帽です。
4. 元自衛官、バック運転が神業すぎ
作中の「元自衛官」という設定が免罪符になっているのか、車のバック運転が異常にうますぎて、もはや笑うしかありませんでした。あんなにスムーズにバックできるなら、クマからも余裕で逃げ切れるのでは…?
総評
ツッコミどころを楽しみながら観る分には最高の一本かもしれません。リアリティを求める人よりは、福くんの奮闘と、製作陣の思い切りの良い演出を笑って許せる人におすすめです!
あらゆるタイプのバ●とワルが出てくる、救いようのない映画
ストーリーは解りやすく、ほぼ捻ってないので、解りやすいです。
まあ、しかし、次から次へとありとあらゆるバ●とワルが出てくる映画。
騙すやつ、騙されるやつ、ゲームオタク、ホスト狂い、金の亡者、チョイ悪人に極悪人。
比較的マトモなのは、小山内の母くらいでしょうか。
小山内(鈴木福)を警戒するゲーマーの少年に言った台詞、「悪い人じゃないよ。」を聞いて、『どの口が言うとんじゃ❗』と突っ込みを入れたのは私だけではないでしょう。
熊の造形は良いのですが、如何せん、着ぐるみの中身の演技というか動きがとても不自然、下手。
私は、基本的に特撮はCGより、着ぐるみ実写が好きなのですが、あのような稚拙な演技しか出来ないのなら、まだCGでもう少しマシな動きに仕上げた方がよほどいいですね。
結末も、あれはあれで良いのかもしれませんが、私としては、事後処理まできっちりと描いてほしかったです。
全57件中、1~20件目を表示









