ウィキッド 永遠の約束

劇場公開日:2026年3月6日

解説・あらすじ

「オズの魔法使い」に登場する魔女たちの物語を描いた大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を実写映画化した2部作の後編。

オズの国に隠された真実を知り、それぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダ。「悪い魔女」として悪名を着せられ民衆の敵となったエルファバは、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続けていた。一方「善い魔女」となったグリンダは、希望の象徴として名声と人気を手にするも、その心にはエルファバとの決別が深い影となって落ちていた。和解の言葉も届かず、2人の溝が深まっていく中、オズの国に突如現れた“カンザスから来た少女”によって運命は大きく動き出し、2人はかつてのかけがえのない友と向き合うことになる。

第97回アカデミー賞では作品賞を含む10部門にノミネートされ、衣装デザイン賞と美術賞を受賞するなど大きな成功を収めた前編「ウィキッド ふたりの魔女」に続き、本作でもジョン・M・チュウ監督がメガホンをとった。また、エルファバ役のシンシア・エリボ、グリンダ役のアリアナ・ グランデら豪華キャスト陣も引き続き出演する。

2025年製作/137分/G/アメリカ
原題または英題:Wicked: For Good
配給:東宝東和
劇場公開日:2026年3月6日

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第83回 ゴールデングローブ賞(2026年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ) シンシア・エリボ
最優秀助演女優賞 アリアナ・グランデ
最優秀主題歌賞
最優秀主題歌賞
シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞  
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映画レビュー

4.0 『ウィキッド』という物語の凄さを説明したい

2026年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

昔、舞台版の『ウィキッド』を2回観ているので、ストーリーは分かった状態で鑑賞。
舞台では「Defying Gravity」で第一幕が終わり、休憩を挟んで第二幕が始まる。
映画も同じ構成になると前作で悟ったので、今回は“その後の物語を映画としてどう表現するのか”を楽しみに観に行った。

予想通り前作と比べるとワクワクや高揚感みたいなのは少ない。でもそれは仕方ない。舞台でも第一幕(前作)と第二幕(今作)で物語の役割が違うから。

前作の前半は、大学生活を通してエルファバとグリンダの友情や成長、未来への希望が描かれ、キラキラした青春と胸踊るシーンが多い。

けれど今作の後半は、対立や孤立、共通悪を作ることでの集団心理やプロパガンダの怖さ、権力者によって真実をねじ曲げられる理不尽さなど、重苦しいドラマが続く。

舞台を鑑賞済みの方は、観る前にそのモードに切り替えて観に来ているので、それほどギャップがないものの、知らない人にとっては前作のテンションで見始めるので、物足りなさを感じる人も少なくないと思う。

そして後半は特に『オズの魔法使い』という話を頭に叩き込んで観ないと、この『ウィキッド』という作品が伝えたいメッセージや、奥深さを理解するのは難しいように思う。
是非これから観る方は『オズの魔法使い』を履修してから観に行ってほしい。
私が個人的におおー!となったのが、映画版『オズの魔法使い』では、原作ではただの銀の靴だったのを、当時はカラー映画が珍しかったから、映えるように靴を赤いルビーの靴にした。
「ウィキッド」では原作設定に寄せた靴になっていたけれど、あるシーンで映画版をオマージュした演出があって、そこにグッときた。ああいうのニヤッとする。

私が『ウィキッド』がすごいと思うのが、ただの『オズの魔法使い』の前日譚ではないところ。
実はこの出来事の裏にはこんなことがあったんだよーという前日譚ものは珍しくはないけれど、ここまで視点が変われば善も悪も、真実も嘘もひっくり返ることがあるんだという、衝撃と恐ろしさを感じさせられるところだ。
歴史は勝者によって書かれるという言葉を、これほどまでに実感できる話はない。

権力が物語を作り、社会がそれを信じ、それが「歴史」になる。エルファバの抵抗は悪で、信念は危険で、異議は反逆として表現される。そしてエルファバも一度そう描かれたストーリーはもう簡単にはひっくり返らないと悟る。
そこが物語として綺麗事やご都合主義で終わらせない『ウィキッド』のもうひとつの凄さだ。
どうしたら変えられるのか。グリンダとエルファバが導き出し、選んだ選択は、私はとてもリアルで切なくて、でもこれしかないと思えてしまった。

今流れているニュースも、誰かによって操作されたニュースかもしれない。
悪人はつくられた悪人かもしれない。
私はエルファバみたいな人を、噂や権力者の言葉だけで悪人だと鵜呑みする側にはなりたくない。
物事の一面だけは見ずに、多方面から見れる目と耳を養いたいなと思った。

長々と書いてしまったが
『ウィキッド』という素晴らしい物語が、素晴らしい美術や衣装や音楽、役者陣の演技によって形作られ、目も耳も幸せな時間だった。ありがとうございます!

コメントする 1件)
共感した! 19件)
AZU

5.0 むっちゃよかった

2026年3月13日
Androidアプリから投稿

ウィキッドはあんまり知らなかったけど、なんでここのレビュー評価低いのてくらい良かった。

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共感した! 2件)
Sayaka*

3.5 仕組まれた

2026年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ごっとん

4.0 雰囲気は変わったが面白い

2026年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

さすがの完成度で素晴らしい作品だとは思いました。
ただし、全体的に楽しい雰囲気だった前作から一転、終始どんよりとしたシリアスな話が続きます。ハリーポッターの前半が楽しげな学園生活、後半がシリアスなヴォルデモートとの戦いで構成されているのと似ている気がします。
雰囲気は変わりましたが、前編からの続きとしては良く出来ています。
暗い雰囲気が嫌な人以外にはおすすめです。

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共感した! 2件)
おまけ

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