「アニメ映画としてなら☆3、ケロロ軍曹の映画としては☆2」新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります! ロロんさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメ映画としてなら☆3、ケロロ軍曹の映画としては☆2
☆ネタバレ注意
私は不満だったシーンについて(かなり細かいことを書いてます)。
冒頭から感じたことですが、ナレーションが本当に要らない。寒い、くどい、邪魔。いつまでも纏わりついてこないで欲しい。雰囲気が出ていて良いシーンもナレーションのせいでテンポが途切れる。
直前まで何をするか伝えられずに録らされた芸人さんが可哀想です。
ケロロ、ギロロ、タママの登場シーンは割といつも通りで良かったかな。スーパー小桜タイムは面白かったし。ただ、ギロロが弱体化されすぎています。噛ませ犬程の活躍も夏美との絡みも殆どなかった。小雪やサブローに関しては100分超えの映画にもかかわらずほとんど出てこない。
ドロロの登場シーンですが、ござるをつければ何を言わせても良い訳では無い。鬼式の扱いが雑、そして何より進撃進撃うるさいです。ただ巨人の中にケロロ父の声優さんがいたことは嬉しかった。しかし、このシーン自体がサブスク版や円盤ではカットされてしまうかもしれないのがとても悲しい。本当に。また、セブンのような巨人の登場シーンもコンビニとか店員とかくどくて何度も繰り返す必要はないと感じました。タママはタママインパクトしか打つことしか能がない何かになっていましたしね。
問題のパロディシーンですが「いつまでやってんだか」というのが率直な感想です。まさか大好きな作品の映画鑑賞中にそんなことを思う羽目になるとは。カーディガン1枚分というよりはアイスブリザード級です。ヨシヒコの良さは実写であるという前提の上成り立つものであり、今まで関わりのなかったアニメ映画に持ち込むべきものではない。それにケロロ達とほぼ絡まない、敵を倒さない、ブツブツ喋って話の流れを邪魔する。何のために出演したのでしょうか。HKは敵を倒していたのでともかく、いくらセリフとはいえ、神楽の「福田作品には出放題」という発言には本気でイライラしました。2回も出る必要はなかった。
あの方々に時間を割くのならばガルル小隊やアリサ、ヴァイパーなどを出演させて欲しかったです。
場面は変わって小隊がデルルに手こずっている際、クルルが前線から退いて夏美や桃華を呼びに行くのか?と思いましたがそんなことはせず、ただ一方的にやられるだけ。モアも含め冬樹以外の三人は輸送機内で暑い暑いというだけのモブ扱いを受けていて悲しかった。
三人とも強いのに残念です。
アルルとの戦闘シーンは史上最大規模と銘打って宣伝していたのにも関わらず、実際は史上最弱の敵という矛盾。ただ、クルルの過去の設定矛盾に目を瞑ればアルデルのキャラ自体はとても惹かれるものだったわけでアルデルを作ったことがこの映画における監督の一番の功績。だからこそ掘り下げが足りないのが惜しいというか悔しい。
また、最終場面でヒーターを止めたあと、ケロロは宇宙警察からコピーロボットを囮にして逃亡したわけですが、宇宙警察署長にケロン軍に報告すると言われていたのにその後どうやって乗り切るのでしょうか。
アルデルとか関係なくケロロは宇宙のお尋ね者となったわけで、ペコポンからの強制帰還なども考えられます。
何も解決してないじゃないか!!!
ケロロ軍曹16年ぶりで20周年であり、何より現声優陣最後の映画としては相応しくない。というのがこの映画の感想です。
とまあ、ここまでかなり酷評してきましたが、私はケロロが大好きなので3回観てきました。
「レビュー良くないから」や「あのYoutuberがクソ映画だと言ってた」といった理由で見るのをやめるのはもったいないことです。きっと、最後を見届けましょう。
