劇場公開日 2025年10月24日

ローズ家 崖っぷちの夫婦のレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

4.0CAに住むイギリス人夫婦の設定変更が効いてる

2026年2月28日
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鑑賞方法:VOD

調芸達者な2人が主演なので、もうそれだけで面白い。89年にも映画化された作品を大胆にアレンジして、夫婦の泥沼の争いをコミカルに描いた大人のコメディだ。
89年版との違いは、イギリス人夫婦がカリフォルニア州に移住してきたという設定にした点。アメリカとイギリスの文化的差異が巧みに物語に取り入れられている。イギリス人特有のブラックなユーモアなのか、険悪な夫婦の罵り合いなのか、どっちかわからないという点が楽しい。その他、様々な相違点があり、独立した作品として楽しめる。
とにかく、見どころはベネディクト・カンバーバッチとオリビア・コールマンのパフォーマンスだ。プライドの高い建築家のカンバーバッチは、職を失い主夫となり、コールマンはビジネス的成功を収める。プライドを傷つけられながらも、夫婦の愛もあるし子どももいるから我慢し続けても、時折飛び出す不満が皮肉となって噴出していく様の人間くささ。
ギリギリの綱渡りをし続ける夫婦の絶妙なやり取りが可笑しくもスリリング。やっぱり一流の役者はすごい。

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杉本穂高

2.5春のライオン

2026年4月26日
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驚く

芸達者2人の演技力、共感性の高いテーマと、全体の完成度は決して低く無いのですが、起伏に乏しいというか映画的な面白さはあまり無かったです。

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吠えない狼

3.5水曜日のダウンタウン風に言うと

2026年2月4日
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オリヴィア・コールマンとベネディクト・カンバーバッチが主演している時点で、
シナリオと演出が多少ブレても、
最低ラインは軽々クリアしてくるのではないか説・・・
水ダウ風に言うとそんな感じ。

ジェイ・ローチ、今回も例によって
セリフにカニカニ、ガンガン、小ネタを詰め込みまくる。

旧作に寄せるでもなく、
ブラックコメディに振り切るわけでもない。

飛行機内でスタンガンが飛び出す異常事態も、
別荘で繰り広げられる阿鼻叫喚も、
普通なら〈ここが見せ場!〉と強調される場面を、
ことごとく逆張りの演出で処理してくる、つまり見せない。

オースティン・パワーズみたいな悪ノリも撮るし、
ロジャー・エイルズ告発の社会派も撮る監督だからか、
どこを見せたいのか分からない、
という違和感すら、つきまとう。

それがだんだん分かってくる。

この作品、
派手な破壊でも、感情の爆発でもなく、
〈夫婦がズレたまま並走し続ける地獄〉を
淡々と、ユーモラスに、でも確実に描こうとしている。

見せ場がないようで、ずっと見せ場、
つかみどころがないようで、逃げ場すらない、

を魅せ続けるオリヴィア、ベネディクトが素晴らしい。

改めて、

水曜日のダウンタウン風に言うなら、

〈仲良さそうに見える夫婦ほど、
一番“Happy Together”から遠い説〉

ん?逆か。

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蛇足軒妖瀬布

3.5どちらの言い分も納得、だけど・・・

2026年1月16日
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鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

驚く

1989年製作の「ローズ家の戦争」をオリビア・コールマン、
ベネディクト・カンバーバッチの共演でリメイクしました。
元は36年前の映画ですがものすごく記憶にあります。
家の中がホントに戦争になっていました。
今度の作品は中盤までは言葉での言い争いが多く
戦争状態になったのは終盤だけでした。
現代風にしたらそれが普通かもしれません。
どちらか偏って映画を観ようとしましたが
どちらの言い分も納得だし
どちらの態度も腹が立つし
やっぱり夫婦喧嘩は当人同士しか解決できませんね。

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tom

4.0ド派手な夫婦喧嘩

2025年11月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

ブラックジョーク下ネタ下品は苦手ですが、それを上回る清々しいまでのド派手喧嘩が面白かったです。やり過ぎ〜と心の中で何回つっこんだかわかりません笑。
そんな中でも、子供を愛おしく思う親の気持ちに泣きました。笑えて泣ける映画でした。

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ミル

3.0面白いけどセリフが刺さる

2025年11月11日
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笑える

怖い

単純

観ていて面白いけど、セリフ回しが大変心苦しいと思いながら観ていました。

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nami

4.0製作総指揮兼任の主役二人が嬉々として演じている快作

2025年11月9日
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これは面白い!ブラックユーモアコメディはこれくらい振り切れている方がいい。

夫婦の対立は単なるはちゃめちゃではなく、建築家とシェフというクリエイターのこだわりの違いみたいなのがあるし、教育についても自由放任か規律主義かを子供達の描写に反映させているのが笑える。ストイックな性格に成長したが、思いやりは薄くなってしまったみたいな。

一方でテオをSNS炎上やディープフェイクでイジるなど遊び心も満載だ。
ラストもあの骨董品のガスコンロをうまく活用している。

25年ぐらい前にオリジナルの「ローズ家の戦争」を観て全くつまらなかった記憶があったが、今回見事に現代風に再生したといえる。

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sugar bread

3.025-134

2025年11月6日
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鑑賞方法:映画館

英国夫婦の愛憎コメディ🥸
愛が深い故に、
期待し求め、
その落差に傷付く。

イギリス人2人のウィットに富んだ会話劇。
なかなか楽しみした😊

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佐阪航

1.5頭を抱えてしまった

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

一言で表すと、「お互いに思うところあって仲が悪くなる夫婦の心の葛藤」でした。
とにかく会話のいたるところにFワードが出てきますし、性的な会話のやり取りも多く品が無いと思いました。
正直語ることの何も無い作品ですが、エピペンの使い方は足に刺すと習って来たので、この映画をみて劇中の使い方はしない方が良いと思います。

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お水さん

2.0オリビアさんが

2025年11月5日
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女王陛下の印象強すぎる。ルッキズムで申し訳ないのですが、男性から見ると出演女優全員が単純に恐怖でしかないです。フローレンス・ピューさん(同じような設定でかわいそうな役演ってましたね)とかだったらもう少し女性側の感情移入できたかもです。

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michi

3.5あの会話で笑える友人たちのメンタルも怖い

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

オリビア・コールマンとベネディクト・カンバーバッチ、二人の演技が物語の大半を占めます。表情豊かでスクリーンに引き込まれそうでした(終盤までは)。
性差により脳の構造が異なるようで、それ故に思考も当然異なるのだと、どこかで脳科学者のどなたかが言っていたようなことを観ている最中に思い出しました。
極めて理論的に説明している(つもり)の夫、しかしその論理には「そもそも」の大切な部分が欠落しているから、ややもすれば妻が発するワードのあげあし取りになりかねません、観ているワタシの口からは「あ~あ、だめだこりゃ」と自らを俯瞰し、世を儚むような溜息すら漏れてしまいます。
物事を解決するためのタイミングはそこかしこにあったのだろうと思います。
友人の弁護士が発した「悪いことばかりじゃなかっただろう?良い時のことだけを覚えていて暮らすのさ」そんな内容の言葉が的を射ていたのではないでしょうか。
しかし、ラストに向けての夫婦でのバトルもそうですが、新居完成時に友人たちを招いての食事におけるみんなの会話がエキセントリック過ぎて、そこからのワチャワチャ感には離脱寸前の気持ちになってしまいました。
それでも、ラストシーンはワタシ好みで、何とか持ちこたえて微笑みながらスクリーンを後にすることができました。

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ニコラス

3.0犬も食わぬ夫婦喧嘩をコメディに昇華させるというのはやはりハードル高かったようで 英国生まれのプチブル、スノッブ風の夫婦がカリフォルニアでFワードを連発するコメディ

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

えー、昔から、夫婦喧嘩は犬も食わぬとか申しましてな。よそ様の家庭の揉め事にはあまり関わらないほうがよろしいかと存じます。ましてや、それをネタにして物語を作ろうなどというのは、神をも畏れぬ悪魔の所業といったあんばいでございましょう。

まあ想像してみてくださいよ。東京郊外の町田あたりに25年ローンかなんかで購入したマンションに子供ふたりと住んでいる夫婦の物語を。言いたくもないおべんちゃらを言い、つきたくもない嘘をつきながら、ようやく課長というポジションにたどりついた旦那と近所のスーパーでパートで働いている嫁が上の娘の進路についての意見の相違が原因で(嫁のほうが子供の頃に憧れていたけど入れなかった学園に、娘を中学から通わせたいと主張するのに対して、旦那は公立の中学でいいだろと反論します)、喧嘩が始まり、やがてそれが全面戦争に拡大してゆくなんてお話、誰も聞きたくないでしょ。

そこでこの作品では犬も食わぬ夫婦喧嘩を大人の鑑賞に耐え得るコメディに仕立て上げるためにいろいろと工夫を凝らしております。まずは喧嘩する夫婦に夫ベネディクト•カンバーバッチ、妻オリビア•コールマンという英国を代表する名優を起用、夫が建築家、妻がシェフというという、ふたりともアメリカなら6ケタドルの年収が可能な専門職に就かせ、英国から自由な風を求めてカリフォルニアにやって来た、プチブルにしてスノッブ風味をまぶしたハイソな雰囲気を漂わせる夫婦にしております。で、夫のほうが建築家としてかなり酷い失敗をして職を失ってしまうと、妻のほうがオーナー•シェフとして活躍するレストランが大繁盛し始めるといった具合に、ローンが半分以上残る町田のマンションに住む夫婦ではとても考えられないような劇的な展開をしてゆきます。でも面白いかと問われれば、まあそこそこは面白いけど、それほどでもないよなと答えるしかないレベルかな。

所詮は夫婦喧嘩、お前らふたりで勝手にやってろということなのでしょうか。犬も食わぬという表現には、ふたりの間に割って入って仲裁なんて野暮なことを試みても無駄だよという含意があると思うのですが、実はこの話、報酬を貰ってふたりの間に入る専門職のプロフェッショナルが出てきたときがいちばんコメディとして機能してるような気がします。まずはふたりの結婚についてのカウンセリングを行なうカウンセラーの登場時。お互いの長所を挙げてくださいと問われたふたりはイギリス人がよく使うサーカズムの反転版みたいな物言いで相手の「長所」をあげますが、まあそのえげつなさといったら…… 次に離婚に向けての話し合いにふたりがそれぞれの弁護士を連れてきたとき。特に妻側の弁護士が典型的なパワー•ネゴの手法でガンガン押してきます。で、その妻側の弁護士は脅しみたいな感じで話し合いの場に獰猛な犬を連れてくるんです。まあ英語圏に「犬も食わぬ」なんて表現があるかどうかは別として、「人を食った」話だなあとは思いました。

結局、物語はちょっと鼻持ちならないセンスの小ネタだとか、Fワード連発の罵り合いだとか(ふたりともイギリス人なのでBワードだと思っていたのですが、今はFが主流なのかしらん)を通り過ぎて、とりあえず、こんなオチでもつけとくか、みたいな、やる気が見えない結末で終わります。やれやれ。

これ、どうせスノッブ風味なら、ウッディ•アレンに作らせたら、苦いユーモアを含んだ洒落て粋な物語になったのでは、と思いました。

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Freddie3v

3.0クジラを海に帰そう

2025年11月4日
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旧作のリメイクと思いきや、ほぼ別物てす。
旧作はハチャメチャな夫婦大喧嘩の爆笑ギャグでしたが、今回は一言で言えば「英語会話劇」てす。下ネタやスラングが多いので英語人種がセリフを面白がる趣向。英語ネイティブ以外に面白さはわかりません。

また、旧作は序盤から戦闘モードにはいりますが、今回は終盤まで平和な時代の描写なので、旧作の展開を知っている人は、それなりに比較する楽しみもありますが、知らない人には何とも退屈な会話劇と感じるでしょう。

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越後屋

4.0なるほど、オースティン・パワーズですね

2025年11月3日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞して、見事な俳優らの台詞回しと間合いに圧倒されニタニタしながら劇場を出たのですが、帰宅して膝を打ちました。なるほど、このスピード感やお下品さはオースティン・パワーズのそれでしたね。 単純で簡単なことを大袈裟に脚色して皮肉も交えて演出するユーモアはほんと、英国人のそれでしたね。 いろんな事情で個人的には英国人は好みませんが、このエリート層の演出する笑いは他国では味わえない独自性があって楽しませてもらえます。題材は夫婦喧嘩で、終わりは少し捻ってみた感じになってますが、行き着くところまで行ってしまったあとで簡単に仲直りで はい、おしまい とも描けなかったでしょうからあんな感じで結ぶより無かったでしょうね。
面白かったですよ、とっても。 英語で聞き取れると面白さはマシマシです。 翻訳の方は苦労されただろうなぁと思いました。

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Toshiya

4.0オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンパーバッチの演技が圧巻❗️

2025年11月3日
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鑑賞方法:映画館

単純

ローズ家崖っぷちの夫婦を観たが、予定調和的な内容だったが面白かった。オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンパーパッチの演技が素晴らしかった。さすがハリウッド、イギリスのトップスターである。くれぐれも夫婦で観ない方がいい作品です。ぜひ、お一人で。オリヴィア・コールマンのヒール以外の演技は久々だがやっぱり上手い。

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ナベさん

3.5配偶者の不満を理解する勉強になるかも

2025年11月3日
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知的

宣伝も上映館数も地味な作品。他にやっぱり地味な邦画の観賞候補が有って選択に迷ったが、ハリウッド映画欠乏気味の状況が続く中カンバーバッチの名前を見て、彼もしばらく見ていなかったので彼を観たくて選択。

【物語
イギリスで出会ったテオ・ローズ(ベネディクト・カンバーバッチ)とアイヴィ(オリヴィア・コールマン)はアメリカに渡り、カリフォルニアで幸せな結婚生活を送っていた。 テオは建築家として順調なキャリアを積み、アイヴィは夢だった料理店を地元で開き軌道に乗りつつあった。二人の子供にも恵まれ、順風満帆な家庭生活に見えた。

ところがテオが設計し、地元の名所になるはずだった自信の建築物がお披露目当日に大嵐に襲われ、大勢の招待客の目の前で倒壊。 倒壊の原因は設計ミスとされて職を失い、テオの人生は突如として暗転する。 当面アイヴィの料理店経営で生計を支え、テオは専業主夫となって育児、家事を担当することにする。

アイヴィの料理店はマスコミに取り上げられたことで爆発的に客が増え、各地に店舗を増やして行く。 一時的のはずだった夫婦の立ち位置は変わらぬまま10年ほどの月日が流れる。経済的には何ら問題は無かったが、二人の精神的バランスは徐々に崩れて行く。

【感想】
期待通りのカンバーバッチと妻役オリヴィア・コールマンの掛け合いが素晴らしく、それが全てとも言える。大いに笑えて、大いに楽しませてくれた。

コメディー作品として楽しめる一方、男社会から男女同権社会へ移行中の社会の中で、とある家族を描いた社会派作品とも言える。現代の日本ではタイムリーなテーマだと思うが、女性の社会進出で日本の先を行くアメリカでも、こういう作品が作られるということは、アメリカもまだまだ移行途上ということなのだろう。それだけ社会通念の変化には時間が掛かるということらしい。

日本でも現在の若い夫婦では、専業主婦が絶滅危惧種になりつつあるが、我が妻はギリギリ「普通に専業主婦」。「普通」の意味は俺も妻に働いて欲しいとも思わなかったし、妻も働きたかったわけではなく、結婚による転居・退職が発生したため自然と専業主婦に、つまりお互い我慢してそうしたわけではないという意。

しかし、それでも作品終盤でテオがアイヴィにぶちまけたような不満を時々漏らす。簡単に言えば「育児・家事がどれだけ大変か分かっているの?」「外で働く方がよっぽど楽よ」的なこと。こちらからすれば「俺がどれだけ会社で嫌なこと、つらいことを我慢しているか知らないだろう?」と思うわけだ。 こんな思いは我々世代以上の専業主婦家族には「あるある」だと思うし、妻の気持ちも想像出来ているつもりだったが、本作で専業主夫をしている男のテオの口から聞くと、より腑に落ちた。「うちのカミさんの気持ちもこれだな」と。 本作では成功している妻への、テオの妬みも加わっているのだが。

共働きの夫婦であれば、外で働く苦労は共有されているのだと思うが、これからの社会では妻の方が出世して収入にも格差がつくということは普通に起こるだろうし、結果として最初は「半々の約束」だった家事・育児割合が夫の方が高くせざるを得ないという家庭も珍しくなくなるだろう。そういう状況ではテオに近い気持ちになる男達は増えるのではないだろうか?

そういう意味では若い世代も予習を含めて、観ておいて損は無いかも。

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泣き虫オヤジ

4.0コメディながら愛情のすれ違いをリアルに繊細に描く。イギリス人俳優たちの演技合戦を堪能できます。

2025年11月3日
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知的

イギリス映画らしいウィットに富んだブラック・コメディ。
しかし、終始お互いを愛しているのにもかかわらず、すれ違いが続いてしまう悲しい展開が、実に繊細にリアルに描かれています。
特にこの夫婦ならではの価値観を共有している感じが良く出ています。
主演二人をはじめ出演者の演技合戦を楽しみました。
そんな中でも、とってもとっても素直に育っていく子供たちがかわいらしかった!

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ITOYA

2.5ローズ家の戦争…

2025年11月1日
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当時の作品が話題になっていたのは記憶にあるが今作が初見。コメディパターンとしては今の時代には弱い気がする。夫婦のパワーバランスが崩れるのは珍しい時代で亡くなったし、側から見る目も気にする人達は少なくなっているのでは。と、なるとネタとしてはちょっと弱い気がした。だから、戦争、ほどでなくなったと。

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peanuts

3.0下ネタが…

2025年11月1日
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ドキドキ

前半の幸せな時代
自分の店を持ってシェフをするのが夢だろと、居抜きのお店かな?をプレゼントしちゃう旦那さん見てて、個人的に同じ夢を抱いてるので、いいなぁーと思いながら観てた(笑)
いやぁーそれにしても下ネタが多くて、英語が下品。こういう映画の字幕って、下ネタとか下品な英語をどう訳すかって難しいと思うわ。

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ホアリー

3.5オリヴィア・ゴールドマンで評価が分かれる

2025年10月31日
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スタッフ、キャスト、そして製作スタジオから察して、インテリ中高年層向けコメディだと思っていたが、その通りの映画だった。
脚本はオリヴィア・コールマンを想定して書いてる感じで、彼女はその期待に応えた見事な演技。映画ファンならそれを観るためだけに映画館に行っても良いと思う。
だがしかしこの映画の最大の欠点はオリヴィア・コールマンなのだ。理由はハッキリと言えないが、彼女が出てくると途端につまらなくなる。ケイト・マッキノンとベネディクト・カンバーバッチの絡みなんてクスクスするけど、そこにオリヴィア・コールマンが加わると笑えなくなってしまう。
映画で一番難しいのはコメディとよく言われるが、どんなに素晴らしい脚本でも何がが狂うと全く面白くなくなる。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主役交代劇は有名だが、作品の本質に主役が合わない、または共演者と息が合わないとなど、コメディにおける役者は最重要。オリヴィア・コールマンがこの映画の本質に合っておらず、そのため、悲劇と喜劇は紙一重とも言うが、その間を行ったり来たりのどっちつかずの展開になってしまって、この映画をどんな角度から観て良いのか分からなくなってしまった。
でもまたコメディは観客のセンスも問われるので、この映画を心の底から楽しんだ人もいても全く不思議ではなく、むしろ己の底の浅さが悔しい感じも。
因みにオリジナルの「ローズ家の戦争」は大好きで、華やかなスターが見せるあざとい笑いが俺の性には合っていた。
サタデー・ナイト・ライブ出身のコメディアンがスクリーンを賑わせ、センスある観客で埋め尽くされた銀座の映画館の椅子が、観客の笑いでリアル4Dになった時代が懐かしい。

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じゅんぢ