FUJIKO

劇場公開日:2026年6月5日

解説・あらすじ

1970~80年代の静岡を舞台に、激動の時代を生きるシングルマザーが自らの生き方を模索しながら力強く歩んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。

1977年、静岡。激しい嵐により停電した病院で、富士子は娘の麻理を出産する。しかし母になった喜びもつかの間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け続け、まだ赤ん坊の麻理を姑と義姉に奪われてしまう。実母・千代の力を借りてどうにか麻理を取り戻した富士子は、周囲の反対を押し切ってシングルマザーとして麻理を育てることを決意。時代の波にもまれながらも社会に負けず自由を求め、周囲に支えられつつ必死に生き抜いていく。

「茜色に焼かれる」の片山友希が富士子役で主演を務め、意地悪な姑・敏子をYOU、富士子が保険営業の仕事で出会う佐々木をリリー・フランキー、病に伏せる富士子の父をうじきつよし、富士子が駆け込む託児所の園長・畑山を竹下景子、富士子の父の古い友人である蕎麦屋店主・大石をイッセー尾形、富士子の母・千代を岸本加世子、富士子が働く喫茶店の店主・奈倉をMEGUMIが演じた。監督・原案は、これまで数々のMVやCMを手がけ、2023年の長編映画初監督作「AFTERGLOWS」でも注目を集めた木村太一。MEGUMIが企画・プロデュースを担当。

2026年製作/95分/G/日本
配給:Atemo
劇場公開日:2026年6月5日

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映画レビュー

4.0 「自分で自分の人生を選択すること」の大切さを教えてくれる作品

2026年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の人生の選択は、いつだって自分で決めたい。

たとえそれが楽ではない道でも、失敗する道でも、
生きていく上で「自分で選んだ」という実感は、とても大切なものだと思う。

振り返れば、言い訳をしたり誰かのせいにしたくなるのは、自分で選んだ感覚が持てない時が多い気がする。

本当は納得していないのに空気を読んで承諾した時。
なんとなく流されて決まってしまった時。
選択肢を与えられず、無理やり選ばされた時。

そうして進んだ先で壁にぶつかると、人は簡単に折れてしまう。

主人公の富士子は違う。

彼女はいつだって自分で選択する。

だから見ていて気持ちがいい。

変に意地を張って誰にも頼らないわけでもない。
差し出された手は素直に掴む。
けれど必要のない同情には寄りかからない。

誰かに人生を委ねず、自分の足で立ち続ける。

そんな富士子の姿は最高にかっこいい。
ロックの魂が全身から弾けている。

95分という観やすい尺の中に、驚くほどの熱量とエネルギーが詰まっていて、満足感は非常に高い。

そして何より、ラストカットが素晴らしい。

観終わった後、
「よし、私も頑張るか」
そんな気持ちで前を向いて歩き出せる作品だった。

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AZU

4.0 彼女は正直に生きてるだけ(ロックに生きたいわけじゃない!)

2026年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

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パンダ

3.0 遠州弁

2026年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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サトボーン

4.0 頼る力

2026年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1977年…シングルマザーとして生きていくには中々厳しい時代だ。自らをがんじがらめにする何だかもやっとするものを全て振り捨て、子と共に、生きたいように生きる!ただそれだけを貫こうとする富士子のパワーに圧倒される。そして何より、差し伸べられた手をしっかり掴む彼女の力は素晴らしい。痛快な作品だ。
ロックと要所のアニメーションによる表現も効果的。
この頃に比べれば、女性の地位や権利は遥かに向上し、子育て支援も充実した。しかし、彼女のように苦闘している母子はまだまだ多い。自己責任や自助が声高に叫ばれる昨今だが、臆することなく周りの手を掴んで生きていけばよいのだ!と思わせてくれる。

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Kei