劇場公開日 2026年6月12日

「マイケル・ジャクソン、その生涯 ー 光と影「其の一 光の章」」Michael マイケル ななやおさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 マイケル・ジャクソン、その生涯 ー 光と影「其の一 光の章」

2026年6月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

洋楽、洋画音痴の私でも、知っているその名前と楽曲。記憶に残るのは、ムーンウォークを華麗に披露する彼の映像だ。本作は、多くのアーティストの憧れとなり、時代のアイコンとなった圧倒的スター、マイケル・ジャクソンの半生と、彼を取り巻く家族の確執を描いている。

まず驚くべきは、その圧倒的な再現力だ。多くの人が称賛するその再現性は、実の甥であるジャファー・ジャクソンなくしてはあり得なかった。本作が初出演とは思えない演技力で、作品に魂を吹き込んだジャファー・ジャクソンは、2年もの準備期間中、血の滲むような努力で歌やダンスを練習したという。

映画が始まって間もなくは、「あれ?あんまり似ていないのでは?」と思えたが、これが不思議と、ストーリーが進んでいくうちに、どんどん本人そのものになっていく。

伝説のロックバンド「クイーン」のカリスマ的ボーカリストであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた、2018年公開の大ヒット伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』を彷彿とさせた。製作(プロデューサー)は、同じくグレアム・キングだったのね😳

本作が『ボヘミアン・ラプソディ』と明らかに違うのは、そのストーリー構成だ。後者が1本の作品の中に、その伝説の光と影を両方詰め込んだのに対し、本作はその煌めく生涯の光の部分、前半生にのみ焦点を当てた。それが逆に良かったと私は思う。

あなたは、特別。
光を与え続ける存在でありなさい。

常にマイケルの味方であり続け、彼の才能を認め、応援し続けた母親の存在は、彼の生き方の母体となっている気がする。そして、早くに彼の才能を見い出し、時に厳しすぎる教育で彼を苦しめ続けた父親の存在も、天才マイケル・ジャクソンを語る上でなくてはならない存在だ。

今後、彼の生涯の後半生が作品になるとして、どのような描かれ方をするのかはとても興味深い。観たいし、きっと観に行くだろう。

でもどうか、目を伏せたくなるような、重苦しいだけの話にならないよう、心から願いたい。

本作はDolby Atmos音響での鑑賞。
これぞ、Atmosで鑑賞すべき映画です🎬

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ななやお