劇場公開日 2025年2月21日

  • 予告編を見る

ゆきてかへらぬのレビュー・感想・評価

全194件中、1~20件目を表示

3.5作り手たちの映画愛に満ち溢れた作品

2025年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

幸せ

久しぶりに古き良き映画の匂いに満たされた作品に出逢えました。でも、それでありながら決して“古く”はなく、21世紀を生きる私たちに訴えかける現代性が、むしろ新鮮な映画的感動を呼び覚ましてくれます。非常に贅沢で、作り手たちの映画愛に満ち溢れた作品です。

名匠・根岸吉太郎が監督、田中陽造による夢の脚本と、広瀬すず、木戸大聖、岡田将生という日本映画を担う若きキャストの組み合わせに唸らされつつ、本作は近年では珍しく撮影が順撮りだったということに驚かされます。

撮影、照明、美術による空間と色彩設計、衣装、ヘア&メイクによる人物造形、そして根岸監督の演出と、録音、編集、音楽によって総合的に構築された物語世界に引き込まれて陶酔してしまうことでしょう。

コメントする (0件)
共感した! 22件)
和田隆

3.5奇妙な三角関係の上澄みをすくった作劇と映像美。詩作や批評を深掘りしない物足りなさも

2025年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

雨で墨色に濡れた京都の通りに、赤い傘、朱色の柿が鮮烈に映える映画冒頭に象徴されるように、こだわり抜いた映像美に魅了される。本編の多くの場面にはセピア調のフィルターがかかり、お金と手間ひまをかけたであろう大正時代を忠実に再現したセットや衣装の趣と相まって、当時の写真を眺めるようなノスタルジックな感興もわく。

女優・長谷川泰子の存在を私自身は知らなかったが、中原中也、小林秀雄との奇妙な三角関係は有名な話だったようだ。まだ無名だった中原が泰子に出会い同棲し、彼女からのインスピレーションが詩作を刺激する。かたや批評家の小林秀雄はアルチュール・ランボーの詩を翻訳して文芸誌に発表し、これも中原に大きな影響を与える。そんな中原と小林はやがて知己を得るが、泰子が小林のもとへ身を寄せるようになり……という流れが、比較的穏やかな恋愛劇として描かれる。キャリアの長い岡田将生と広瀬すずはさすがの安定感だが、木戸大聖も早熟な詩人の雰囲気をうまくまとっている。
(お詫びと訂正:初出時に誤って「広瀬より2歳若い木戸大聖」と書きましたが、正しくは広瀬すずが木戸大聖より2歳年下でした。)

一方で、劇映画やドラマでたびたび取り上げられてきた宮沢賢治や太宰治などに比べ、中原中也は文学好き以外の(私を含む)一般層にとって代表作を国語の教科書で読んだ程度の知識しかないと思われることからも、もっと中原の人となりや、さらには詩を創る行為、精神状態の深い部分に迫る脚本であればなおよかった。小林秀雄についても同様で、彼の文学批評眼や文章へのこだわりなども描いてほしかった。日本文学史に確かな足跡を残した人物2人を取り上げたのに、三角関係の上澄みを美しく見せるだけで、創作や情愛の深層に触れられないのが物足りなく、もどかしく感じた。

コメントする 2件)
共感した! 22件)
高森郁哉

途中離脱しちゃいましたm(._.)m

2026年7月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

広瀬すずさんの演技が好きで、今までは内容に関わらず広瀬さんが出演してる映画はどれも好きになった。今回もそうなるだろうと思いながら観始めたんだけど、(あくまでも私個人の感想ですが)中原中也役の俳優さんと広瀬すずさんの差があまりにも…
ごめんなさい。そんな理由で前半だけで離脱しちゃいました。ごめんなさい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
風

4.5散っているのか、散らしているのか。不気味な程に整った、呪いの三角形。

2026年6月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
すけあくろう

3.0大正三人物語

2026年5月4日
iPhoneアプリから投稿

大正時代の女一人と男二人の恋愛&友情模様。

広瀬すずさんが可愛らしく美しく、
もうこんな役を演じられるお年になったんだな、と
思いました。
Wowowの番宣を何回か観ましたが、
初め広瀬すずさんとは気づかず綺麗な女優さんと。
色鮮やかな大正時代の着物に軽くウェーブかけた髪で
斜め横から映っているのにドキリとしました。
衣装も和装洋装共にオッシャレ❗️でした。
中也のお葬式のいでたちは、
悲しみに打ち勝つ為にわざと豪華にしたのかと。

泰子が女優という仕事で
だんだんとステップアップしていくのがわかりますが

ストーリーが、
泰子が年下の若い学生と仲良くなって同棲して
京都から上京、
知り合いの少し年長の男性を家に来させれば、
妻泰子を虜にしてしまい持ち去られる。
        ということで、

小林秀雄という人物の多方面への凄さが感じられず、
穏やかな優しい紳士という描かれ方。
また中也も時折口ずさんでいますが、
あまり馴染みの無い者にとっては、
どこからどこまでが何という詩だったのか
その詩の素晴らしさもあまり分からず、勿体無い事で。
お二人仕事風景は机に向かって書き物する姿、
そのものですが。 それなら誰でもですから。

もちろん仕事業績以外のことでもいいのですが、
取り立てて惹きつけるシーンなども無く、
泰子が中也に惹かれ、小林に惹かれていく
理由がわかりづらかったです。

調べると
この三人の恋愛模様は当時有名だったようですね。
しかし、中也が毎日小林宅に行くのは、
今ならストーカーですよね。
だから泰子は一時精神的にしんどくなったのかも。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
りか

2.5なんとも言えない

2026年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆうと

3.5いろいろ違和感。

2026年3月17日
PCから投稿

実在の有名人がズラリ。というわけで実話の映画化
なんだろうけど、その時代の雰囲気が感じられない。
おそらくキャストが原因なんじゃないなかな?
広瀬すずさん、熱演なんだけど、この役は違うような気がするな。
ストーリー自体が、それほど起伏のあるものじゃなかったので、
中だるみしました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tochi06

1.0役者のせい?監督のせい?

2026年2月7日
スマートフォンから投稿

時代を生きた表現者達の葛藤が全く伝わって来なかった。色気もなく、現代の人気役者さんでは表現できない世界感なんだとある意味納得。まぁでもそれはそうか…。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ピロ

1.0広瀬さんの演技が際立っていた🎞️

2026年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.0天才・中原中也を捨てた女。

2025年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
孔明

3.0女と男と男、分からぬ関係

2025年10月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
近大

4.5設定はいい。日本文学に関心がない人は辛いかも

2025年10月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

難しい

配信(dmmtv)で視聴。
予告編を観て気になった作品だが、いい作品。
一人の女性長谷川泰子を巡る中原中也と小林秀雄とのつながり、関係が興味深かった。設定も物凄くいい。日本文学は興味あるので、内容は理解できた。中原中也、小林秀雄はもう一度調べたい。タップダンスのシーンは印象に残った。広瀬すずの演技が素晴らしかった。ただ、日本文学に関心がない人は辛い作品。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ナベさん

4.0まずは何と言っても、泰子を演じる広瀬すずがおそろしく素晴らしい。も...

2025年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

まずは何と言っても、泰子を演じる広瀬すずがおそろしく素晴らしい。もはや三井のすずちゃんとは呼ばせない、堂々たる大人の女の演技。それと中也役の木戸大聖も、泰子に介抱される身体の細さと気弱な強がりが、写真で見る中原中也そのものを彷彿とさせる。

中也から小林の元へと移り住む泰子。だが小林は一向に泰子に触れようとしない。
泰子「惚れたら女は体ごと惚れるのよ。そんなことも知らないで論文書いてるの?」
小林「…渇きの原因は中原だったんだ。君の体を通して中原に触れたかった。」
泰子「私への愛は、続いているの?」
「私の体を裸にして心の中まで分析するのね。
私は作品じゃないのよ」

青春の無邪気な輝きと、突然訪れる早すぎる永遠の別れ。
何だこの既視感は… そうだ、昔観たトリュフォーの"突然炎のごとく" ではないか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
gin

3.5根岸吉太郎監督、次回作に期待!

2025年9月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

広瀬すずさんと木戸大聖さんと岡田将生さん。
三人の、堂々とした美しさが根岸吉太郎監督のいつもの映像美にとけてまばゆい。

根岸吉太郎監督、久しぶりです。
大学が忙しいのでしょうか、もっと映画を撮ってください。

神経と神経で繋がる深い愛は、
精神を蝕んでしまうので、
肉体も兼ね備えた、
もっと不埒な愛のほうが
よかったのでしょうか。

監督と脚本家のコンビなので、いつロマンポルノになるのか、ロマンポルノにしないなら、
その色気をどうやって表現するのかが課題だと誰もが思うでしょう。
その点、微妙で、まあ三人が色っぽくもありますが、性的かと問われればそうでもない。
その微妙な感じを描きました、
と言われたら、ムリヤリ納得しかない。

根岸吉太郎監督は映像を美しく撮る以前、
もっと肉感的な描写を演出にこだわったように感じていた。
ロマンポルノ時代の作品は、肌や体温を見ているだけで感じた。
『遠雷』は誰もが石田えりさんの乳房を揉んでいるようで恥ずかしかっただろう。
(羞恥心を堂々と平気で描ける監督。
『ひとひらの雪』秋吉久美子さんの着物を捲し上げてのシーンは恥ずかしくて恥ずかしくて映画館で居心地の悪さに困った。)
そんな肌感覚から離れた根岸監督の演出は、知性が先行してしまい肉体が置き去りにされているようにみえる。
ロマンポルノが知性を蔑ろにしているとは思わない。
根岸監督だからこそ、知性も肉体も文学もとかす色気を描けると次回作を期待したい。
根岸吉太郎監督なら、できる!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
なかじwithみゆ

2.5とにかく絡みのシーンはいらない

2025年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ken1

2.5なんとなく、

Sさん
2025年8月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

広瀬すずさんが出てるので観ました
こういった起伏の少ない映画は、やはり観ていて面白かったとは言い難い感じでした
また、広瀬すずさんのセリフもなんか、合っていない雰囲気を感じて、この評価になりました

コメントする (0件)
共感した! 2件)
S

4.0愛と孤独

2025年6月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
あおねる

4.0ゆきてかえらぬ

2025年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

背景も映像も含め凄くよかった。
特に木戸大聖。すっかり彼のファンになりました。
幼さや置かれている切なく危なげな彼自身の居場所感
詩と共に共感できるおもいでした。声も朗読にぴったり。
木戸さんの初恋のドラマをも見るきっかけになり
またまたファンに。
中原中也のあの髪型と、色が一番似合うとおもいます。
ますますいろんな映画を期待します。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とく

2.0ビジュアル全振り

2025年6月21日
iPhoneアプリから投稿

アンニュイでレトロで美しく色っぽい広瀬すずちゃんを眺めるだけの作品でした。
雰囲気作り、世界観の構築に拘りをとても感じたし、台詞回しやセットなども昭和の空気感を演出し、浮世離れした3人の人物像も相まって独特の味わいがあったと思います。
でも、なんというか…滑ってるというか安っぽいというか…とにかく個人的に全く合わない作品でした。メインの3人以外ほとんど登場人物がいないことや、オーバーアクトなことで、舞台を見ているようで映画っぽくない印象。エキストラレベルのモブキャラの演技が素人レベルだったことも、安っぽさが増した気が。

すずちゃんは綺麗でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
まだまだぼのぼの

3.0この映画の硬質さに関して‥

2025年6月19日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
komagire23