それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルンのレビュー・感想・評価
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努力家ばいきんまん
大人も泣いているというので見に行ってみたのだが、確かに感動した。今作の主役はばいきんまんで、彼の諦めない姿と努力家の一面がクローズアップされていた。
絵本の世界に吸い込まれたばいきんまんは、妖精のルルンに請われて、絵本の世界を壊そうとする「すいとるゾウ」をやっつけるために立ち上がる。しかし、生身では全然敵わないとみるや、巨大ロボを作り上げて再び立ち向かう。それでもダメならアンパンマンを呼んで戦ってもらうのだが、この自らの力の限界に自覚的でありながら、それでも諦めない姿勢が素晴らしい。
悪役としてアンパンマンの引き立て役という宿命を背負い、いつも悪さをしてはぶっ飛ばされるばいきんまんだが、思えば彼は何度アンパンマンにやられても諦めずにまた悪さをしようとする。いつもユニークなメカを持ってくるが、あれらも全て自分で発明・開発しているのだ。不屈の精神を持ったばいきんまんはむしろロールモデルに成り得る存在じゃないかと思った。
バイキンマンがいろいろな意味で「すげえなお前」と感心させられる映画
シリーズで珍しいアンパンマンがOP以降しばらく出ず、バイキンマンがずっと活躍する映画。ルルンの願いによって絵本の世界に異世界転移したバイキンマンはスイトルゾウという謎の敵に立ち向かうも生身じゃ一切敵わず言いたい放題言われ初めはやられっぱなしじゃいられないというプライドから打開策を考えるが、途中から泣き虫なルルンを見かねて付き合い、そして最後はルルンのために自然と行動しているのが今までお邪魔キャラ、憎めない悪役とは違うダークヒーロー感があってすごくよかったです。
ていうかこの作品のバイキンマンがすごい。バイキンメカを1からどころか製造に必要な道具など0から作るという発明家の顔を見せ、木材だけでウッドダダンダンを作ったときは素直に感心し、そこから善戦するしやられてもそこからウッドモグリンに変形し一矢報いて、それでもバラバラにされてもクライマックスでそこから即席でウッドバイキンUFOを作って目つぶししアンパンマンの戦いに貢献した際は歓声が上がってしまうくらいエモいシーンでした。劇中でも言っていますがバイキンマンは何度負けても立ち上がるある意味正義の味方と正反対の悪役なのに全く同じ性質を持っていることを示唆する非常に重要な演出に思えました。
しかし子供向け映画というだけあって唐突なシーンは結構あり、なぜバイキンマンの城に絵本が現れて、いつからスイトルゾウ(バイキンマンの失敗作)が絵本の世界で暴れてて
、なんでバイキンマンが絵本の世界で巨大なオブジェになって伝承されていたのは偶然なのか理由があるのかなどが一切説明がない。あとスイトルゾウが倒されて小象に転生するのも突っ込んではいけないのだろうが気になってしまう。子供向け作品だからといえばそれまでだが。あとドキンちゃんもラストでバイキンマンを褒めていましたが、個人的にはドキンちゃん含むバイキンマン勢も駆け付けて助けてくれたらものすごく激熱展開だったのにな~と思ってしまいました。
しかし数あるアンパンマン作品の中でもなかなかなできではないかと思いました。主役はアンパンマンなのは間違いありませんが、バイキンマンもなくてはならない、そして決して弱くないこの世界での上澄みに位置する登場人物なのだと改めて認識させられた作品だと感じました。
王道の子供向け冒険ファンタジー
普段は悪役のバイキンマンが絵本の世界に住む森の妖精・ルルンの願いで悪象「すいとるゾウ」と闘う冒険ファンタジー。
普通、助けを求めるならアンパンマンだろうになぜバイキンマンを呼んだのかな、苦戦するバイキンマン、仕方なくアンパンマンを呼んでとルルンに頼む、アンパンマンや仲間たちも絵本の森に集結、妖精の力を振り絞ったルルンの活躍もあり、すいとるゾウを倒し廃墟となった森も復活、めでたし、めでたし・・。ただ、バイキンマンが心変わりしてしまったら、新たな敵役を創らねばなりませんね、続編に期待。
子供向け冒険ファンタジーとしては、まさに王道の迫力、面白さでした。
子供は子供で、大人は大人で楽しめる作品だった
開幕のダンスシーン以外無駄なシーンもなく
子供向けならではのゆったりしたテンポではなくサクサクと進む物語
大筋は子供向けだが細かい部分は大人向け
ヒーローであるアンパンマンの登場シーンがまずかっこよすぎる
ヒーローとして完璧な登場な上に画も構図も演出も最高だった
登場シーンだけではない
所々の細かいシーンの構図がかっこいい
安心させる構図や立ち向かう構図など
かっこいいツボをわかっている職人達がこだわりを持って仕上げている
構図だけではない
デフォルメされたキャラクターの身体なのにどこに力が入っているかわかるので
とても繊細かつ、キャラクターが生き生きと動いている
腰をいれて作業している姿はキャラクターに生命が吹き込まれているように感じた
大筋も子供向けだが、アンパンマンが登場してワンパンして終わりではない
全員が役割を全うし、チームワークで立ち向かう姿
心折れず立ち向かう姿は真のヒーローの姿だった
昨今のヒーローに足りない要素が1時間という短さの中に凝縮された一品
子供向けだが、子供騙しは絶対にしない大人達の矜持が詰まった作品だった
少し怖いアンパンマン
単純な話、普段当たり前に人の嫌がることや邪魔をするバイキンマンが美化されていることには若干の違和感。
ロングヒットのアンパンマンだから、ネタの捻出的にも仕方ない面もあるように思うが、子供向け映画なだけに、気になる点はやっぱり気になる。
別にバイキンマンは嫌いではない。そういうキャラクターだから。
ただ、あれだけ丁寧で胆力のいる作業工程を行えるバイキンマンが普段はみんなが困ることをしている、というのはかなり問題に思う。重ね重ね言うが、バイキンマンが思いやりのあることをするのが問題なわけじゃない。才能のある人が嫌がらせをするのは道理に思う。できない人や弱い人の気持ちがわからないから。でも不屈の精神で努力ができて、怖い相手にも立ち向かえる、そんな人が普段は自分勝手に立ち振る舞い、人をいじめているのは問題に思う。それはサイコパス的だから。そういう意味では“意図せず”描かれていないところの闇が深すぎるように思う。そう思うくらい良質な作業工程を踏んでたように感じた。
そもそも、すいとる象もバイキンマンの自業自得。気に入らないで物事を進める人を肯定するには少しチープで子供騙しに思う。見た目に騙されるな、と子供たちには思う。これはいい話じゃないぞ、と。
バイキンマン大活躍
「ものつくりをする人が見た方が良い」という評判を聞いて見に行きました。
まず映画の作りがとても丁寧で分かりやすい。冒頭歌とダンスから入って引き込んだり、途中絵本を使ってストーリーのおさらいができたり、とても親切。
問題のバイキンマンのものつくりシーンですが、想像以上に「ガチ」で道具の製作工程を描いていてワクワクしました。
絵本の世界に入ったバイキンマン。
絵本世界を壊す敵が出てきて、それを倒すためにいつものようにメカを作りたい、でもそもそもメカを作るための工具がない、だから工具から作る、工具を作るためには金属を溶かす炉や型が必要、ではまずそこから作って…
「子供向けだから最初っからメカ作っちゃう」みたいな「子供だまし」をしない姿勢がすごい。子供が見るからこそ誠実に作っているんですよね。
そんな頑張るバイキンマンを見ているうちにどんどんバイキンマンが好きになってくる。応援したくなる。
本当に見に行ってよかった…!
バイキンマンが主人公 勇気づけられた
バイキンマンが楽しそうに(だだんだん)ものづくりをしているシーンから高専で実習、機械嫌いだった自分ですが頑張ろうと勇気付けられました。 バイキンマンがものづくりしているシーンのルルンと今までの自分が重なるところがありました。
最初の方ですいとるゾウという敵がでてきたときには希望のハンカチと同じゾウが敵なんだ。ネタ切れかと思いましたが、 なんとすいとるゾウの中身が希望のハンカチのときの暴走する前のバイキンマンがつくったゾウのメカが敵キャラでした!!! 前回暴走してよごすぞうになったときのが強く感じましたがなぜか暴走する前のメカめちゃくちゃつよかった!
クルンの映画らへんから過去作のメカが登場する映画も増えてきて嬉しいです!!
ばいきんまんの俺様が1番失敗しているという言葉に勇気をもらいました。 失敗しても諦めない
ほんとにかっこいいです 愛と勇気の戦士です。
バイキンマンの不屈の精神
未就学児と小学校2年生と鑑賞。上映中暗くならないので安心。後ろで1〜2歳位の子が泣いていたので子供の性格によっては怖がる可能性あり。
良かった点:
・バイキンマンが怒りを原動力に再戦を決意するところ
・ウッドダダンダン開発後の一戦目の戦闘シーン。結構バイオレンスで巨大ロボの戦いはハラハラした
・バイキンマンの「俺様は諦めないのだ〜!」の精神。
・金属溶かしてメカ作ると思いきや、ノコギリや鉋などの工作道具を作成。鉋を叩いて調整するなどの職人的クラフトシーン
・負けそうになったら最後の手段で宿敵のアンパンマンを呼びに行かせるところ。おそらくあのシチュエーションで単に自分の為に戦っていたならプライドのために呼びに行かせることはなかっただろうが、ルルンの為に戦っていたからそうしたのだろう。結局は思い遣りのあるところ。
・アンパンマンがバイキンマンに望みを託すところ。なんとなくアンパンマンって感情なさそうで怖くはあったけど
・味方がミニ象にされまくってるところ。弱すぎ
・アンパンマンが自分の顔を千切って渡した時にルルンがドン引きしてたところ。わかる
・冒頭のオールスター戦闘シーン
気になった点:
・冒頭の先生が弾いてるオルガンからバリバリシンセの音が出てるところ
・冒頭のダンスがCGなのか無表情で怖い
・ミニ象アンパンマンがまあまあ気持ち悪い
総じて良かった
不屈のバイキンマンと無敵のアンパンマン
隣にいた子供の反応が全て
「あぁバイキンマンが…。」とピンチになったバイキンマンを、子供が応援していた。その反応がこの作品の全てなのかと…。
私個人は生粋の善玉派。アンパンマンの作品の中でバイキンマンを気にした事はほとんどない。でもこの映画そんな私に色々な気づきを与えてくれた。悪玉たるもの苦労なんてしない。楽して勝とうとするもんなんだと思っていた。でも今回バイキンマンが汗水垂らしてメカを作るところを見て、「いつもこんな苦労をして色々なメカを…。」と芽生えてはいけない愛着のような感情が湧いてきてしまった。そう思ったら今まで憎たらしくて仕方なかった様々な悪玉たちの顔が浮かんできた。あいつもこいつも見えないとこで苦労してんだなーって感じてしまい、なんだかそいつらにも愛着が湧いてきてしまいそうだった。
何が言いたいかというと悪玉に愛着湧く話ってのは物語の禁じ手なんだと思った。だけど記憶に残るのはいつも禁じ手。この作品はアンパンマンとバイキンマンの関係が続く限り話題に上がるんだろうと映画を見終えて思った。
天才 vs 努力家
3歳息子の映画館デビューに。本編が始まるまでの予告編の長さだけで、「まだ〜?」と駄々をこね始めて、ヒヤヒヤ。「アンパンマン、お顔の準備をしてるんだよ〜」と宥めることで、なんとかじっとしておくことに成功。無事に本編までたどり着く。オープニングでは、アンパンマン体操やアンパンマンマーチが流れて一気に息子の心を掴む。他の方のレビューで子どもたちが歌い出すとあったが、今回の回では誰も歌い出すさなかった。
今回の主人公はバイキンマンらしく、バイキンマンがいつも以上に活躍していた。
「おれは、何度やられても…諦めないんだー!」ってセリフに、今回の特別キャラのルルンが心を動かされる。
そのセリフに、そういえばバイキンマンってアンパンマンに何度でも挑んでいくよなぁと思った。アンパンマンはその純真とパワーだけで何度でもバイキンマンを払いのける。バイキンマンはあれやこれやと策やロボを作っては、アンパンマンに挑む。もはや天才 vs 努力家の構図じゃん! と妙に感心する。
劇中では、バイキンマンが何もないところから一からロボを作っていく過程が描かれるのだけど、バイキンマンの0→1精神がすごい。己がもっている力にかまけているのは、もしかしてアンパンマンの方かもしれない。息子と60分しっかりと映画を見て、劇場をあとにする。映画館を出たなり「つぎのアンパンマンみるー!」と別の劇場に入って行こうとする息子。慌てて止めると「アンパンマン、お顔のじゅんびしてるの?」と言う。ひとまず次も映画館で見られそうだ。
こだわりは感じるが…
バイキンマンの安定した不屈さが再確認できたのがよかったです。ものづくり等の点でこだわりも感じます。
ただ、最初わくわくしてタンバリンを叩いて観ていた我が子は途中から帰りたがり、もうすぐアンパンマン出てくるからね、と励ましましたが、最後の方はずっと自分にしがみ付いて半泣き状態。メルヘンな世界に戻っても怖さが抜けないようで、鑑賞後も泣いているので抱っこでなだめながらスクリーンを出ました。
バトルの迫力や敵の怖さが今作は強めで、怖がりな我が子には向かなかったようでした。
自分個人としては、前半はバイキンマン以外なじみあるキャラが出てこない、ルルンが足を引っ張ったりうじうじする、画面が地味、などの理由で正直観るのが苦痛、後半は話が進んだりで少し楽しめた、という感じです。ウッドだだんだんがもぐりんになったところ、ジャムおじさんがビニール袋をはめた足でパンをこねていたところは好きです。
すいとるゾウは、元はバイキンマンが生み出した機械。バイキンマンには、我が子であるすいとるゾウに対し、倒すだけでなく最後何か思ってほしかったです。
バイキンマンさま〜〜〜💕
かねてからバイキンマンは『理想の男ランキング』上位に食い込む素敵メンズだと思っていたけど、この映画を観て堂々一位に躍り出た〜❤ ❤ ❤
もーね、とにかく凄いの、バイキンマンの活躍と諸々の対応が!
SDGsを意識したDIY男子で頼りになるし、“今時の若者”(と称したら怒られるかもだけど)のルルンを傷付けることなく時に愛の鞭で突き放すことはしても結果的にはヤル気を覚醒させちゃう素敵な中間管理職っぷりを発揮✨✨
あたしもバイキンマン様の下で働きたい〜〜〜(´∀`艸)♡♡
ジャムバタチーズの活躍にも注目!
仔象姿に変えられても自分たちの本分を忘れることなく、仔象姿でもアンパンマンの新しい顔を全力で作るその姿に励まされた!(そのほかのパンヒーロー達は何の役にも立ってなかったよ、ホント😂)
いや〜〜〜いいもの観た💜清々しかった🌀
これまでにアニメ映画作品ってそれなりに観てきたけど、シアター内が真っ暗にならないのはアンパンマンが初めて。薄暗さを残しておかないと泣き出してしまう子どもが対象年齢ってことか………。
異世界転生したバイキンマン
不屈のバイキンマン
絵本の世界に異世界転生でメカ開発スキル使って無双しちゃった俺様のような
バイキンマンが英雄とされる絵本の世界に行くんですが研究所がなくてもメカを作れるバイキンマンの凄さに感心しました
ウッドダダンダンはカッコよかった
オープニングの歌パート以外はほとんどバイキンマンと妖精ルルンの奮闘でアンパンマンや他の仲間たちを観たかった子ども達には少し物足りないかもしれないが
私なんてと落ち込むルルンを鼓舞するバイキンマンは失敗や負け続けだけど諦めない精神の塊でもあるから言葉の重みが違う圧倒的な説得力を持って闘いに挑む姿はカッコよく頼もしかったです
それでも強い吸い取るゾウを前にバイキンマンはアンパンマンを呼んでこいとルルンを元の世界へ飛ばすところ
メチャクチャ痺れましたドラゴンボール観てるのかと錯覚してしまった
ラストはやっぱりアンパンマンさすがの主人公でした
途中ゴゾウに変えられた時はハラハラしましたがジャムおじさんが新しい顔をって言ったときにエッ!?顔の問題なの!?と笑ってしまいましたが
やっぱりアンパンチ強かったです
バイキンマンとアンパンマンの共闘は映画やTVの話でも何度かありましたが
こういう時のバイキンマンカッコよくて良いですね
観に行って良かったです
さて、子供は楽しめたのかと気になった
非常によく考えられている映画。
タイトルの通りです。子供向け映画だしアンパンマンについてはよく知らないで、子供に付き添って視聴しましたが、そのあまりのストーリーの緻密さに驚かされました。
ストーリーについては割愛しますが、要所要所で子供たちにお手本にしてほしいマインドが散見されましたよ。
失敗続きで落ち込むるるんに対して、自分だって何度も失敗してきたぞ、というセリフのあとに「まいったか!」と堂々胸を張るバイキンマン。「成果が実らなくても努力をしてきたことはそれだけで立派である」そんな普遍的な価値観が何気なく伝わる粋なシーンでした。
あと、実は仲間を見殺しにして逃げてきた...そう自分の落ち度を吐露するるるんの背中を物言わず押して、今やるべきことをやることが最優先と思い知らせるバイキンマンはまごうことなき師匠です。だって下手な擁護をする必要はないんです。自分の弱さを思い知ることは成長に不可欠なんですから。なんでも綺麗事で取り繕って穏和な世界をやっているのがアンパンマンの長年のイメージだったので(失礼)、こんなに含蓄のある映画かと驚かされました。また、るるんが「負けたらどうしよう。仲間もバイキンマンもアンパンマンも倒れてしまって、最後には自分一人だけになってしまったらどうしよう」と怯えるシーンでは、アンパンマンが「それでも君の心の中に仲間がいるよ」と言葉少なく諭すので思わず涙腺が緩みました。いつもいつでも上手くいくなんてことはなく、最悪の場合、そうなるでしょう。どんなに現実で希望が持てなくても、心の中に希望を持つことはできる。夜と霧というナチスの収容所について書かれた本では、死を目前にしても想像力を持つものは精神的自由を持ち得て凄惨な生活の中でも心豊かに暮らしていた事実が記録されていました。人は実質的な存在だけを頼りに暮らしているのではなく、想像力を持つ心と共にあります。それさえ忘れなければ、どんな辛い状況でも、私たちは心の中でアンパンマンやバイキンマンと向かい合い語らうことができるのです。
終盤、自分一人だけまだ戦える状況に置かれた絶体絶命のるるん。臆病な気持ちが優って一歩が踏み出せないでいると、小象に変身させられた瀕死の仲間たちがなおも自分を庇って立ち上がるではありませんか。今までは守られるだけの小さい愛らしい存在だった自分。今度は立場が逆転して、アンパンマンたちが自分よりか弱い存在となります。この時初めてるるんは一人で立ち向かうという闘志を燃やします。どんな人間も、生まれた時は小さく守られるべき存在であり、大人たちはいつでも自分を守ってくれる頼れる存在でした。しかし、人間というのは必ず老いるもの。子供たちは、いつしか必ず成長し今まで守ってくれていた家族や仲間を守る側となるのです。それが支え合い共に暮らすということです。思いやりは循環し続けるのです。昨今、政治については年寄りと若者の間で分断が起きています。今のままでは日本の未来は危ういでしょう。どうかアンパンマンの世界のように皆が思いやりあって正しく支え合って暮らしてはくれないか。そう願って止みません。
挑戦とか戦いとかそれだけでない、強かな精神論の視点を持つ良い映画でした。
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